きんゆう女子。

コラム

【2】32歳女子、仕事の都合によりニューヨーカーになりました。

「世界のきん女。」からの連載コラムを担当していた、知子さんから新しいコラムのスタートです!ニューヨークでの生活はいかに...?

2019.12.20up!

知子

こんにちは。
きんゆう女子。海外編集部の知子です。


今まで世界のきん女。からの連載を担当していましたが、この度新しい生活が始まりましたのでニューヨークでの生活や日々考えていることをお届けしたいと思います。


引用元:Pixabay


【1】32歳女子、仕事の都合によりニューヨーカーになりました。はこちらから。



難儀な家探しの次は労働許可証問題に直面

次に、さらに大きな問題となったのが、アメリカでの労働許可証の取得。


アメリカで働くには労働ができるビザと労働許可証が必要です。


ビザの方は、F1という学生ビザを延長できるOPT (Optional Practical Training)という制度を使えたので、私の場合は卒業後一年間は問題ありません(そのビザが来年の夏に切れるため、アメリカでそのまま働き続けるには別のビザを取得しなければならず、それはまた別問題です…)。


一方、労働許可証の方は、卒業する日の90日前からしか取得申請ができないにも関わらず、そのプロセスを担当するアメリカの政府機関の内部で手続きの進め方が変わったらしいのです。

(トランプ政権の政策の影響を受けていると言われています)


去年は90日程度と言われていましたが、今年は申請してから労働許可証が手元に届くまで平均120日程度かかるようになっているとのこと。


加えて、そのカード取得までにかかる時間は本当に人それぞれなので(なぜかは不明…)、中には4月に申請して10月になった今でもカードを待ち続けているクラスメートもいると聞きました。


これはアメリカの大学に通う留学生の間では結構な問題になっています。


・・・というのも、労働許可証が予定していた時期に届かなかったことにより、インターンシップやでフルタイムの仕事を失った人が少なからずいるからです。



引用元:Pixabay


私の周りにも、仕事の開始日を数ヶ月遅らせる人はたくさんいました。


私も同じく、7月に働き始める予定だったものの労働許可証がなかなか届かず、8月第2週までそれを待ち続けていました。


待っている間、アメリカ国外に行くと持っている学生ビザでアメリカに再入国できなくなる可能性=アメリカで働けなくなるかもということで、アメリカ国内に幽閉状態。


なんて理不尽なんだ、と思いながら、働けもせず、無為徒食の日々を送っておりました。



住所不定無職になりました


ということで、家も決まらず仕事も始められなかった7月前半、私は住所不定無職となったのです。


ここでなにか事件に巻き込まれたら、日本では「住所不定無職の…」と報道され、なんとも無謀な奴がいたものだとお茶の間から白い目を向けられていたかもしれません。


そうなっていたら、なりたくてなったわけじゃないんです、自分のコントロールが及ばないことが多すぎるんです!と言い返していたところですが(笑)。


まさに自分がコントロールできない要因が重なってその状況に陥ったということがあり、イライラと不安とが募る毎日でした。


このまま家が決まらなかったらどうしよう、内定が取り消しになったらどうしよう、そうなったらまた職探しして、東京に帰る準備もして…とダウンサイドシナリオ妄想スパイラルに陥ったこともありました。


でも、同じように労働許可証を待っている友達と電話でブラックジョークを飛ばしたり、緑あふれる公園を一人でお散歩したりして自分を慰め、最悪期は数日で脱出。


その後一週間程度でやっと住む家が決まって引っ越しができ、ただの無職になりました(笑)。



【3】に続く。

このレポートを書いた人

海外編集部知子

ボストンでMBA留学後、ニューヨークで働き始めた知子です。留学前は日系・外資系の資産運用会社で働いていたアラサー金融女子。ネコとリスク・リターンのバランスがとれた(いわゆるコスパの良い)レストランが好きで、色々な場所をお散歩して回っています。なにか世の中に対して良いことをしたい!というアスピレーションを原動力に、しなやかに自分らしく生きるのが目標です。

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