金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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イベントレポート
去年に引き続き、きんゆう女子。IRアンバサダーのメンバーと一緒に「はじめてのIRミニ説明会」に参加いたしました。 今回選んだ6社はどの会社も名古屋にゆかりのある会社ばかり。集成材を利用した住宅部材の製造販売を行っている「セブン工業(証券コード:7896)」のミニ説明会をレポートします♪
2019.9.5up!
こんにちは!
きんゆう女子。編集部のさきです。
7月20日(土)名古屋証券取引所主催で開催された"名証IR EXPO 2019"に参加してきました。
名証IR EXPOは、投資家が直接上場企業の方からお話を聞ける日本最大級のイベント。
IR EXPOは様々な都市で開催されていますが、名古屋証券取引所主催のEXPOはもっとも歴史がEXPOなんです。
東海地方に本社を置く企業を中心に94の上場企業ブースが出展していました。
私はその中で、集成材を利用した住宅部材の製造販売を行っている「セブン工業」のミニ説明会をレポートします♪
セブン工業のブースは自社で手掛ける木質建材が置かれていて
温かみがありリラックスしながらお話聞くことが出来ました。
セブン工業は「集成材」の総合メーカーなのですが、
みなさん、「集成材(しゅうせいざい)」って知っていますか?
「集成材(しゅうせいざい)」という言葉、私はこの説明会で初めて知りました!
木の欠点(フシ、ワレなど)を取り除いた良質なピース状の木材を組み合わせることで、
強度を高めることができたり、自由なサイズを作ることができ、色々な可能性を秘めた素材なんです。
また、木材は水分が結構含まれているので、湿気などで膨らんだりします。
そうすると家や家具がきしむ原因となってしまいます。
集成材は加工により水分量をコントロールして一番いい状態にしているので
きしみなども少なくなり住宅用の木材として優秀な働きをしてくれるのです!
さらに鉄やコンクリートより軽いのに強い素材に加工できると聞いてびっくりしました。
日本は地震が多いので軽くて強度の高い素材が向いています。
木の風合いをそのまま残したり自由に加工できるので
丸い形にしたりお客様の希望に応じてカスタマイズしたりできるのでデザインの幅も広がります。
別の視点では、冬は暖かく夏は涼しいことから「エコ建材」としても注目されています。
家の中でもダイニングやキッチンカウンターなど、
人が集まる場所に使う家具にはぴったりの素材ですね。
セブン工業が生まれた年は1961年。
太平洋戦争後、住宅ニーズが高まる中でヒノキの生産が盛んになったことから
製材業をスタートしたことがセブン工業の最初のはじまり。
今では集成材製造のパイオニアとして、階段・カウンターを始めとした内装建材事業、
プレカット加工などの木構造建材事業を手掛けて国内生産量トップの会社になりました。
会社概要は以下の通りです。
<会社概要>
会社名:セブン工業株式会社
事業内容:集成材等を利用した住宅部材の製造販売及び付帯業
設立:1961年2月2日
単元株数:100株
*2019年8月現在で約13万円〜株式を買うことができる
本社:岐阜県美濃加茂市牧野1006番地
社員数:387名(2019年3月31日現在)
資本金:24億7347万円
この「セブン」という会社名の由来は、7人の創業者からとられているそうです。
本社は岐阜県美濃加茂市にありますが、販売を担う営業所は東北から九州まで網羅しています。
特に階段やキッチンカウンターはスタイリッシュなデザインが人気!
ニッチな領域でお客様の希望に細やかに対応し売上を伸ばしています。
2008年リーマンショックから大変な時期もありましたが
3年前から配当を出すことができるようになり、売上高も着実に上がってきています。
株主に還元する配当を復活させることを「復配」といいます。
しかし、消費税の増税や少子高齢化の影響で住宅関係は縮小傾向になるため、
今後は個人向け住宅マーケット以外にも事業を拡大していきたいと話されていました。
少しずつ成長が見えてきたセブン工業の海外企業との連携についてもお聞きしました。
2017年3月にベトナムにある「S.E.V.E.N-VIET INDUSTRIES JOINT STOCK COMPANY」の株式取得をしました。
この会社の主な事業はCAD設計積算をすること。
つまりオーダーを受けた住宅などの図面を書くお仕事。
webサイトでいうとお客様の要望を形に書き起こしていくデザイナーのような存在です。
ベトナムから技能実習生を数年にわたって受け入れ、
技術研修を行うことで安定した業務連携ができると判断し出資にいたりました。
これにより今後国内の市場開拓ができる体制が作れたようです。
また材料仕入れ先の1つがベトナムにあることも連携強化の理由のようで、
現地でアカシアの木を調達し輸入、セブン工業で加工しています。
最後にメンバーにセブン工業さんからお土産が♪
まずはヒノキで作られた犬の形の「カップ麺の蓋をとめるホルダー」
カップ麺の上にちょこんとのせたら、カップ麺の待ち時間もちょっと癒される時間に♡
そして、カラフルなひのきのコースター!
私が頂いたのは青でしたが、全部で6色。
今日はこの色を使おうかな?なんて楽しくなっちゃいますね。
いい香りでインスタ映えもします!(笑)
こちらのコースターや木製ブロックはインターネットでも販売しているそうです。
先ほどお話していた、個人へのサービス提供や認知度向上の一環ですね。
色々なブースをまわった後、一番のお気に入り企業を一人ずつ発表する時間を作った時に
セブン工業を一番のお気に入りに挙げたメンバーがこんなことを話していました。
「IR EXPOで様々な企業のブースに行きましたが
セブン工業さんはとても謙虚な姿勢が印象に残りました。
女性は家事とのむすびつきが強いので、家にいることが多ので
カウンターなど住宅環境に対して女性のニーズにも応えてくれるところが気に入りました。
小物の販売も売上を意識しないで
カスタマーとの関係性作りを大事にしているところが素敵だなと思いました。」
応援したくなる会社、というのはこういうことなのかもしれませんね。
私も、会社の大変だった時代のお話を聞いて、そんな時代を乗り越えても
なお残っている社員がいるということは「思い」を持った人たちの集まりなのかな?と感じて応援したくなりました。
「人と環境に優しい生活空間の創造」をビジョンとして掲げているセブン工業。
ブースに入った時にもお客様との関係性作りを大切にされているのかなと心配りが感じられました。
小さいことでも、そういった細やかさはお家作りに欠かせない感性なのかもしれません。
SNSでのお客様との関係性作りにも力を入れているということだったので、
みなさんもセブン工業のインスタグラムのアカウントをポチッとしてみて下さい♪
木を生かした素敵な内装デザインが楽しめるアカウントです。
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