きんゆう女子。

取材レポート

株式投資の教科書「会社四季報」を攻略!

前回、四季報ってなあに?という内容をUPさせていただきましたが、その続きを...。

2016.8.9up!

日本全国の上場企業3000社以上のお財布事情、現状、将来性などを1冊で読み取れるスゴイ本!というお話はしましたが、眺めているだけで隠れた優良企業を発掘できるほど甘くないのがこの世の中。


ひとりでイチから読み込む勉強していたら...

「きんゆう女子」ならぬ「きんゆうおばあちゃん」になってしまうかも!(@_@;)


と言うわけで教えてプロの方♡

日本で一番四季報を読み込み、分析しているという、複眼経済観測所・渡部清二先生のワークショップへ参加してきました。



まずは、会場へ!

渡部先生は野村証券に23年勤務、会社四季報を19年間、全て読破して徹底分析してきたスペシャリスト(*^^)v

▼四季報オンラインでもコラムを連載されています。

http://shikiho.jp/tk/news/list/skhreadthrough


会場に着くとすでに20人弱の投資家のみなさんが。

4人1組になってのワークショップは、株式投資経験アリの経営者の方やサラリーマン男性3名、そしてド素人の私というメンバーでスタートしました。(皆さん優しくて知識豊富で大変勉強になりました)


いざ、ワークショップへ!

まずはそれぞれ、「最近買ったもの、お金を支払ったこと」を付箋に書き出す作業から。


そしてそれらの付箋を4人分テーブルに並べて、そこから連想する会社名をさらに小さい付箋に書いて貼り合います。


▼例えばこんな感じ。

・家庭脱毛器→ヤーマン、RVH、ノジマ

・コンビニカフェ→富士電気、ドトール、スターバックス

・食べログ→バルニバービ、ぐるなび、クックパッド、鳥貴族


「バルニバービって何ですか?○○の経営会社?! おととい行ったんですけどめっちゃ美味しかったです。」

「あのコンビニのコーヒーマシンって富士電機ってところが作ってるんですか?毎日買ってるんですけど知らなかった~(T_T)」

みなさん、良くご存じでビックリしました。

ワークショップ開始20分で思わぬ大発見(☆△☆)


気づきポイント①

身近なサービス、商品の隠れた、いきつけのお店のにも注目するべし。


そして、ワークショップ後半戦へ!


後半は細かい四季報の読み方、さらに渡部さん独自にあみ出された、企業と株価の真価を測る数字の計算方法を伝授されました!(ここは企業秘密♡)


冒頭のワークショップで出てきた銘柄の中から一番気になる会社を1社ピックアップし、そのライバル会社2社を探し、計3社のデータを徹底分析。

使うのは四季報1冊と電卓、以上。

複雑なシステムはおろかパソコンもアプリも不要です(^_^)v


「きんゆう女子」としては美容関係も気になるところ。

私は美容機器を発売しているヤーマンと言う銘柄を中心にパナソニック、そしてドクターシーラボでおなじみ株式会社シーズ・ホールディングスを分析比較してみることに。


<分析ポイント>

◆四季報の記者のコメントから「ポジティブな内容」が多いかそれとも「ネガティブな内容」が多いか

◆自己資本率は高いか

◆資金繰りの状況は?(キャッシュフロー、バランスシート)

◆株価チャートの形

(↑このあたりまではキホン?かもしれません。)


☆同業他社の平均値との比較(売上など)

☆これからの成長性、稼ぐ力


気づきポイント②

業界・業種によって市場の大きさや利益率なども変わってくるので、そこを見ずに「この株は割高・割安」は判断しきれないのですね。


まとめ

実際に四季報に出ている数字・情報からパチパチ計算して3社を分析してみたら、結構如実に差が出て面白かったです。

午前11時から始まったワークショップが終了したのは夕方5時。


でも、本当にあっという間でした。


なんとなく商品が好きだから、大手企業だから、割安そうだから。

そんな理由だけで株を買ってしまうと「こんなはずでは・・・」ということもあり得ます。


数字を計算したりするのは超文系なワタクシには不慣れな作業でしたが、大事な大事な自分のお金を投資、つまり応援するに値する企業なのか。


これからきちんと成長しそうな企業なのかを多方面から見ておくことは必要不可欠だなと思いました。


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