きんゆう女子。

コラム

金融リテラシー向上のために。外国為替取引(FX)を体験して学ぼう!

「きんゆう女子。」では、ミレニアル世代にとって必要な”きんゆう”をテーマに情報を発信しています。「耳にしたことはあるけど、なんだか難しい!」と諦めがちなテーマも、ワカラナイ女子目線でお届けします!少しでも前向きになることを願って。

2023.12.21up!

あず

こんにちは!


きんゆう女子。オフィシャルメンバーのあずです。


物価上昇、円安などの影響を受けて、資産運用の必要性を感じている方が多いのではないでしょうか。


2024年からスタートする新しいNISA制度などが後押しになり、資産運用のはじめの一歩として、NISAやiDeCoにチャレンジする人が増えてきています。日本証券業協会によると、NISA総口座数は1,290万口座です(2023年6月末現在)。


きんゆう女子。では、新しい投資へのチャレンジとして、トレイダーズ証券さんと外国為替取引(FX)を体験しながら学ぶイベントを半年にわたり開催しました!


「外国為替取引」と聞くと、「金融ワカラナイ女子にはハードルが高いのでは……」と想像されるかもしれません。中には、「NISAやiDeCoで充分なのでは?」と考えられる方も。


外国為替取引もNISAやiDeCoといった資産運用と同様に、目的や取引方針の設定をすること、為替が変動する仕組みを理解することが大切です。


ぜひこの機会に、外国為替取引を知っていただけたら、嬉しいです!

デモトレードチャレンジの振り返り

初めてチャレンジする外国為替取引。やみくもにはじめるのではなく、「なぜ外国為替取引を学ぶのか」「どのように取引するのか」といった、目的や方針を考えることからはじめました。


そして、本格的な取引をする前に、みんなのFX(デモトレード)で練習しました。 


今回は、10月〜12月の2ヶ月間のデモトレード状況を振り返ります。あえて円安が進んだときに購入し、その後の資産を見ることにしました。


注文時の条件
・資金 1,000,000円(デモトレードでは固定されています)
・為替 1ドル=149円
・レバレッジ 25倍(デモトレードでは固定されています)


2ヶ月後
・資産 952,000円(▲48,000円)
・為替 1ドル=142円
・スワップ金利 15,800円


※スワップ金利とは
取引する2国間の金利の差によって生じる利益です。低金利の国の通貨を売って、高金利の通貨を買うと、スワップポイントという収益を得ることができます。


今回、ドル円の場合は1日あたり約225円のスワップポイントが付与されていました。そのため、2ヶ月間で約225×70日≒15,800円の利益を得たことになります。


単に通貨を保有しているときは、為替の差で損失が決まります。外国為替取引の場合、為替の差以外で収益を得ることができるのです。


円を保有する立場として、不利なタイミングで購入すると、どの程度資産に影響するのか。減少幅を理解することができました。


本来であれば、極力損失は避けたいもの。そのためには、為替の動向を予測することが大切です。

為替を予測できる?テクニカル分析について

外国為替取引において、「価格や値動きは過去のパターンが繰り返される可能性が高い」という考え方が根づいています。


過去の値動きを価格や時間を軸にグラフ化したものを「チャート」といいます。


チャートで過去の値動きをたどることで、取引のタイミングを見極める「テクニカル分析」という手法があります。


さらに、テクニカル分析には、さまざまな指標があります。初めて取引される方は、最もポピュラーな指標を使うことがポイントとのこと。外国為替取引のセオリーを紹介いただきました。

■代表的な指標である「移動平均線」

移動平均線とは、一定期間の終値(1日のうちで、最後に取引された価格)を平均した線のことです。



※みんなのFX(トレイダーズ証券):デモ取引画面から引用

※表中の緑色の線が、移動平均線です


では、移動平均線をどのように読み取ればよいのでしょうか。


移動平均線よりも、チャートが下にあるときは、「売り」



移動平均線よりも、チャートが上にあるときは、「買い」



このように、テクニカル分析は「売り」「買い」を決めるひとつの指標として活用することができます。チャートを見ると苦手意識を抱かれがちですが、市場に参加している人たちの歴史が詰まっていると思うと、捉え方が変わってくるかもしれませんね。


前回のコラムで紹介した「ファンダメンタルズ分析」とあわせて活用することで、より解像度を上げることができます。


※ファンダメンタルズ分析とは
経済ニュースから為替を分析・予測する手法です。主に、政策金利や消費物価指数、GDPといった指標があります。

何ごとも「ワカラナイ」からスタート!

外国為替取引を始めるまでは、NISAやiDeCoさえやっていれば充分だと思っていた私。


体験したことのないことをやってみることで、為替取引との距離感を縮めることができました。「知らない」「やったことない」から「知りたい」「やってみたい」に切り替えることで、世界が広がります。


きんゆうワカラナイ女子のみなさんにとって、新たなことにチャレンジするきっかけとなったら幸いです。


外国為替をおさらいしたい方は、過去のコラム・イベントレポートもご覧ください。


初めてでも大丈夫!?外国為替取引をはじめよう〜準備編〜

外国為替取引(FX)を体験して学ぼう!〜練習編〜
外国為替取引(FX)チャレンジ・プロジェクト、キックオフ!イベントレポート

為替を予測⁉ファンダメンタルズ分析って?一緒にやってみよう

(参考)
みんなのFX(トレイダーズ証券)
 https://min-fx.jp/start/demotrade/ 

NISA口座開設・利用状況調査結果(2023年6月30日現在)について(日本証券業教会)
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/files/nisajoukyou/nisaall.pdf

オフィシャルメンバー/ライターあず

「きんゆう女子。」の女子会に参加したことをきっかけに、マイペースに楽しくお金に向き合うことができました。そのおかげで、漠然としたお金の不安が少しずつ解消されてます。「お金は人生の選択肢を広げるツール」をモットーに、読んでくれるみなさんの"お金のモヤモヤ"が少しでも軽くなるような記事をお届けします。

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