金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
*レポートページに移動します。
コラム
「きんゆう女子。」では、ミレニアル世代にとって必要な”きんゆう”をテーマに情報を発信しています。「耳にしたことはあるけど、なんだか難しい!」と諦めがちなテーマも、ワカラナイ女子目線でお届けします!少しでも前向きになることを願って。
2023.10.26up!
こんにちは!
きんゆう女子。オフィシャルメンバーのあずです。
この夏から、きんゆう女子。では、トレイダーズ証券さんと外国為替取引(FX)を体験しながら学ぶイベントを開催中です!
「外国為替取引」と聞くと、「なんだか難しそう……」「危ない取引なのでは?」と想像されるかもしれません。中には、NISAやiDeCoで充分!と考えられている方も。
外国為替取引もNISAやiDeCoといった資産運用と同様に、目的や取引方針は自分次第です。
私は新しい投資にチャレンジするために、イベントに参加することに決めました。随時、新たな学びをレポートとして公開しています。今回は2回目のレポート。
外国為替取引を知るきっかけになれたら、嬉しいです!
新しい投資にチャレンジ!といっても、やみくもに取引を始めるのは危険です。まずは、イベントを通して、外国為替取引 を学ぶ目的、方針を立てて、デモトレードからスタートしました。
外国為替取引は、新たな学びのきっかけにすぎません。学ぶ姿勢を大切に、目的や方針を考えました。
参考までに、私が考えた目的・方針をご紹介します!
とはいえ、はじめてのチャレンジは誰しも足踏みしてしまうもの。そのため、トレイダーズ証券さんにデモトレードできるツールを紹介いただきました。
みんなのFX( https://min-fx.jp/start/demotrade/ )では、為替レートや取引画面などリアルな状況で、仮想資金100万円を元手に取引が可能です。
さっそく、みんなのFX(デモトレード)で取引し、お金の動きを観察してみました!内容は下記の通りです。
注文方法
リアルタイムで購入できる「成行(なりゆき)注文」を選択。
その他、自分の希望する価格になったら購入する「指値(さしね)注文」という方法もあります。
通貨ペア
主要な取引通貨である「ドル円」を選択しました。
※取引時点:1ドル=139円台
資金
100万円
※デモトレードでは、仮想資金が固定されています
レバレッジ
25倍
※デモトレードでは、レバレッジが固定されています
取引から2ヶ月ほど経過した時点の変化を確認しました。外国為替取引の損益は、為替差益とスワップ金利で決まります。
為替差益
為替レートの変動によって起こるものです。
たとえば、1ドル140円のときに購入後、為替の動きによって1ドル150円になったときに売ると、10円の利益を得ることができます。
今回、取引した時間の為替は、1ドル139円でした(7月下旬)。約2ヶ月経過した10月初旬には、1ドル149円に。
・取引時 100万円 ≒ 7,194ドル(1ドル139円)
・2ヶ月後 7,194ドル ≒ 107万円(1ドル149円)
100万円分の資金があったので、約7万円の利益を得られた計算です。
スワップ金利(金利差調整分)
取引する2国間の金利の差によって生じる利益です。低金利の国の通貨を売って、高金利の通貨を買うと、スワップポイントという収益を得ることができます。
今回、ドル円の場合は1日あたり220円のスワップポイントが付与されていました。そのため、2ヶ月間で 220×60日=13,200円の利益を得られます。
デモトレードの動きを観察した期間における利益は、為替差益とスワップ金利を合わせて約8万円となりました。
この2ヶ月間でドル円が大きく動きました。為替は、政治・経済・天災など、さまざまな影響を受けます。あらかじめ、為替の動きを予測することはできるのでしょうか。
ファンダメンタルズ分析といって、経済ニュースから分析・予測する手法があります。
初心者のため、まずは「経済指標に絞って観察すればOK!」とトレイダーズ証券さんからアドバイスをいただきました。
次の指標に注目すると良いそうです。
①政策金利
中央銀行が金融政策として定める金利。日本はマイナス金利です。米国や英国では5%を超えています。(2023年8月時点)
②物価指数
世帯が購入するモノ・サービスの価格の変動を把握する指標。
③雇用統計
失業率や雇用数、賃金など雇用情勢を把握する指標。
④GDP(国内総生産)
国内で一定期間に生産されたモノ・サービスの付加価値の合計値。
米国の政策金利は、5%台で推移している一方で、日本銀行から発表された短期金利は、マイナス金利の維持でした。日本の金利はそろそろ上がると期待されているにも関わらず、変わらないまま。ドルを買って、円は売られる傾向です。
10月末、12月中旬には、日米の政策金利、GDPの発表があります。今後も為替の動きを見ていきたいと思います。
為替の動きを予測するためには、多くの情報を把握しなければならないと思われがちです。初心者だからこそ、やみくもに手を出すのではなく、テーマや見るべきポイントを絞ることが大切だということがわかりました。
次回のレポートもお楽しみに!
目的や運用方針の決め方は、別のコラムで紹介しております。考えてみたい方は、ぜひご覧ください!
(参考)
みんなのFX(トレイダーズ証券)
https://min-fx.jp/start/demotrade/
政策金利とは(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB156AB0V10C23A6000000/
消費者物価指数(CPI)(総務省統計局)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/
米国雇用統計とは?(トレイダーズ証券)
https://min-fx.jp/market/main-indicators/employment-statistics/
GDPとGNIの違いについて(内閣府)
https://min-fx.jp/market/main-indicators/employment-statistics/
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