こんにちは！編集部のまりこです。

元々旅行会社に勤めていた経験もあって、海外との距離は近い私。

ここ数年はフランスによく行ったり、先月はシンガポールに行く機会があり、日本と海外の文化を知ることで感じることがあります。

その中でも特に意識する機会が増えたテーマが「ジェンダーギャップ」。

きんゆう女子。のコミュニティの活動も、国連の「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」の「5：ジェンダー平等と女性のエンパワーメント」にも合致していることから、もちろんかねてより意識しているテーマですが、海外に行くと「日本の女性としてどう思うのか？」とよく聞かれるのです。

いつも答えに少し困るこの質問。もちろん、ギャップは感じているけれど、日本という国は好き。

課題について語り出したら、結構な課題が出てくる...。

では、どんな姿勢でこの「ジェンダーギャップ」と向き合ったらいいのかな。

いろいろ考えてみて、「私たち自らが当事者意識を持ち、理想に向かって前向きな行動をすること。」をしたいな、と感じました。

小さなことでも、何か前向きな働きかけができたら。

そんな気持ちが出てきました。

✏️SDGsの目標に対する日本の現在地をちょっと調べてみました！

前向きな働きかけをするためにも、まずは調べるところから。

ジェンダーギャップの現状と、SDGsの目標に対しての私たちの現在地についても気になりました。

豊かな社会のために、SDGsの目標が掲げられ、ジェンダーギャップ指数が開示されていますよね。

私たち日本の現在地について、調べてみましたよ！

全世界が一丸となり目指している国連の「持続可能な開発目標（SDGs）」の達成に向けてた進捗レポート*2 によると、日本の達成度は世界167カ国中、18位。

比較的上位であるものの、「ジェンダー平等を実現しよう」、「つくる責任、つかう責任」、「気候変動に具体的な対策を」、「海の豊かさを守ろう」、「陸の豊かさも守ろう」という項目に関しては、【深刻な課題がある】と判定されました。

*2 朝日新聞SDGs ACTION!及び*Sustainable Development Report 2024より

その中でも、グローバル・ジェンダー・ギャップ指数（The Global Gender Gap Index：GGGI）*3 において、日本の2024年の指数では、先進7カ国（G7）のなかでも最下位とのこと。

146カ国中118位と大変低い状況です。

*3 WEF,「Global Gender Gap Report 2024」

小さなアクション、してみよう！

海外に行った時、「日本の女性たちは生きづらそう、大丈夫？」と聞かれることもしばしば。

それに、簡単に「そうなのよ、大変でね。」とただ答えるのは憚られます。

私たち自身が、当事者であると思ったからです。

日々の仕事の中で、家庭で、SNSで、ジェンダーギャップの課題を感じたら、前向きな働きかけをしてみようと思いました。

早速、きん女。としては、「ESG WOMEN's AWARD」プロジェクトを立ち上げ、日本の誇らしい企業がたくさんある中で、特に女性や地球環境、社会にやさしい、お手本になるような会社を応援しようという企画を作ってみました。

また、そんな日本企業から、私たちも学び、一緒に成長していこうという企画です。

課題意識のある、企業さんも一緒に。

まずこの企画では、メンバーさんと有識者の方々と壁打ちもしながら、30社選び、2025年国際女性デーにちなんで、表彰・応援したいと思っています！

表彰式・イベント当日では、どなたでも参加できるよう、2月になりましたらイベント参加フォームをオープンする予定です。

責任ある女性投資家として、企業を応援しつつ、私たちの学びの場にしましょう♪

「ESG WOMEN's AWARD」公式ページもよかったら見てみてくださいね✏️