撮影：きんゆう女子。

活動拠点、兜町！

日本橋から5分ほどの場所にある、元株屋と呼ばれた町が兜町（かぶとちょう）です。東京証券取引所がある、証券の中心地です。

多くの証券会社が集まり、大手町が銀行の町と言われるのに対して日本橋兜町は証券の町として賑わっていました。しかし、1999年あたりから株券売買がシステム化され証券会社は統合または廃業になり、今やちょっと寂れた町になってしまいました。

昼間に訪れれば、近郊で働くビジネスマンがいるものの、週末はひっそりとした雰囲気で昔からある粋なお店も寂しそう。

オジさまの町。

東京証券取引所があり証券会社があり、イメージは確かにオジさまの町。エリア内にある飲食店も、ニューカヤバという立ち飲み屋やディープな喫茶店が多いです。

でも美味しいご飯屋さんも結構多いようで、アツアツの唐揚げ定食が食べられる、宮川 は兜町記者クラブで働く記者さん御用達だそうです。

FinTechベンチャーを誘致しよう！

兜町を盛り上げる活動は主に、平和不動産 が行っています。寂れた町を2020年に向けて再開発をしているようで、ビルも建て直しを予定しているのだとか！

建て直しまで使われない廃ビルを有効活用するために、FinTechベンチャーを誘致する企画もあるようです。まちづくりは1日にしてならず、ビルを一新するだけでなく、ベンチャー誘致などでコミュニティを形成することも必要ですね。

きんゆう女子。裏コンセプト

実は、「金融街の兜町を盛り上げよう！」という裏コンセプトがあります。

寂しく見える兜町もかつては毎日通っていたという人もいれば、今は兜町を目指している人もいて愛着のある人が多い町です。40年くらい続く飲食店も多く今でも業界の方々が集まる場所になっています。

中には金融マンの激しい仕事を支える為にオープンしたイタリアンレストランもあります。

どのお店にも町への思いやストーリーが詰まっていて、魅力的な町。

今までスポットを当たっていなかったけれど、女子の感性で町の素敵なところを発信できればと思います。

オジさんの町、兜町に女子が集まってきたら華やかになりますよね。「きんゆう女子。」は兜町を拠点に活動していきたいと思っています。