金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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取材レポート
女子なら、誰もが知っているポーラやオルビス等の化粧品ブランドを保有する(株)ポーラ・オルビスホールディングスさん。わたしたち、女性の個人投資家(または個人投資家のたまご)に向けても素敵な取り組みをされていると伺い、直接取材に行ってまいりました!素敵な商品はもちろんのこと、企業そのものの魅力にも迫ってみました。
2017.3.15up!
撮影:きんゆう女子。ポーラ・オルビスホールディングス本社の前で(銀座) 2009年秋に創業80周年を記念して建てられたアート・文化の情報発信基地『ポーラ ミュージアム アネックス』も併設
女子なら、誰もが知っているポーラやオルビス等の化粧品ブランドを保有する(株)ポーラ・オルビスホールディングスさん。
わたしたち、女性の個人投資家(または個人投資家のたまご)に向けても素敵な取り組みをされていると伺い、直接取材に行ってまいりました!
素敵な商品はもちろんのこと、企業そのものの魅力にも迫ってみました。
こんにちは!
きんゆう女子。編集部のゆりこです。
今日は、個人的にもファンであるポーラ・オルビスホールディングスさんにお伺いして、わたしたち、投資家のたまごである「きんゆう女子。」に会社のこと、株主優待制度のことを取材させていただきました。
2017年1月1日に発売した「リンクルショット メディカル セラム」が美容ライターの間でも話題になっていたり、2月14日に新しいグループ理念を発表されたり魅力が増していく会社さん。新商品のことだけでなく、会社そのものの魅力にも迫ってきました。
取材に応じてくださったのは、取締役の藤井彰さん。(以下、藤井さん)
スーツの似合う素敵な方です。さすが化粧品会社にお勤めの男性という印象です。
財務・法務総務・広報・IR、さらにはCSRも兼任されていらっしゃって大変お忙しい中、貴重なお時間をいただきました。
緊張の中、インタビューが始まります。
ゆりこ:創業から今に至るまでのお話を聞いてみたいと思っています。訪問販売から始まって、店舗での販売スタイルに変化した今でも、訪問販売の基盤が生かされていると思う点はありますか?
藤井さん:まず、創業のお話ですが、当社は1929年、創業者である鈴木忍が妻の手荒れに心痛めて、独学でクリームをつくったところから始まりました。つまりは妻への愛からスタートした事業なんです。
当時は、このクリームを自転車にのせ、自ら出向いてはお客さま一人ひとりと向き合って説明し、お客さまのご要望に応じて必要な分だけを量り売りでお届けしていました。
ポーラにおいては、今ではポーラ ザ ビューティーという店舗や百貨店での販売が主となりましたが、個別にお肌の相談にのり、丁寧にカウンセリングを行う販売スタイルは変わりません。今もずっと、担当スタッフはお客さまの肌を一生見守る、サポートする気持ちで働いているんですよ。
また、オルビスはネット販売中心のブランドではありますが、例えばtwitterでのお客さまとのやりとりなど、オンライン上であっても人との温もりを感じられるような交流を心がけています。
時代が変わってもわたしたちはスキンケアを中心に、自社で研究開発・生産をし、直接お客さまにお届けすることにこだわりを持っています。
撮影:きんゆう女子。 気になる、アペックスシリーズは、256万通りのスキンケア、3600通りのメークがあり、その人にぴったりのアイテムが提案されるそうです。創業時から丁寧に蓄積してきたお客さまの肌データがあるからこそ、こういった商品の開発にも役立っているんですね。
ゆりこ:お客さまに丁寧に向き合ってくれる社員・スタッフの方々がたくさんいらっしゃると思います。海外にも多くの社員さんがいるグループ会社ならではの理念や社員・スタッフさんに向けたメッセージはありますか?
藤井さん:はい。実は2月14日、全グループの社員に発表した新しいグループ理念があります。ミッションは、「感受性のスイッチを全開にする」です。
商品、社員、ブランド、サービスを通してお客さまの感受性を刺激する、そんな体験をご提供したいと考えています。
そうしたことが出来る社員になるために、社員の価値観、行動指針(WAY)については、まず、「美意識が高く、チャーミングな人であれ」と伝えています。
<グループの理念>
新しいグループ理念。 引用元:ポーラ・オルビスホールディングスホームページより
ゆりこ:口にするとちょっと照れてしまうような、でも素敵なフレーズですね!いかに、みなさん一人一人が美意識・アンテナを高くしてお仕事をしているかが分かります。
藤井さん:はい、2029年の創業100周年を迎えるにあたり、改めてわたしたちは人々の人生を変えるほどのきっかけを与える存在になりたいと思っています。だから社員一人一人がより感受性と個性を磨き発揮する必要があるのです。
ゆりこ:わたしたちも、その理念にはとても共感します。そう言った立ち振る舞いのできる女性になれたらとても素敵です!
撮影:きんゆう女子。インタビューに協力していただいた、取締役の藤井さん。
ゆりこ:そのグループ理念のもとに、複数のブランドを展開されていると思うのです
が、具体的にどんなブランドがあるのか教えてください。
藤井さん:代表的なブランドはこの7つです。
・POLA
・ORBIS
・THREE
・DECENCIA
・ORLANE
・Jurlique
・H20 PLUS
特に注目して欲しいのは、「THREE」です。ナチュラルさとスタイリッシュの一見アンバランスな2つを融合して1つの魅力にまとめたブランドです。日本に原生する植物や成分からつくったスキンケアはナチュラルなもので海外バイヤーからも引き合いがあります。タイ、台湾、インドネシア、マレーシア、香港に加え、最近は韓国にも出店。今後もアジア中心に広げていく予定です。
メーキャップラインは、NYを拠点に活躍するメイクアップアーティストのRIE OMOTOプロデュース
画像提供:THREE
まりこ:国内、海外に多くの店舗展開をしていると、スタッフさんの採用は大変ではないでしょうか?女性が多く働いている会社のイメージもありますが、ライフスタイルが変わっても働き易いのでしょうか?
藤井さん:昨年、ポーラでは「この国は、女性にとって発展途上国だ」という働く女性に向けたキャッチコピーを用いたテレビCMを放映し、リクルート・フォーラムを行ったところ、話題になり起業家精神のある多くの女性に集まって頂きました。
ビューティーディレクターの約65%は子育てママさんなので、そうした方々が安心して働ける環境作りに力を入れています。また、そうした環境を活かしながら頑張った結果、複数のショップをまとめ、月商1000万以上を達成される方々もいます。
まりこ:すごいですね!女性が活躍する場、働きやすい環境が共存しているのですね。ブランドの個性も、社員・スタッフさんの個性も大事にしている会社だと感じました。
◆関連情報
◆東証主催!株主優待フェア2017
・開催期間
大阪:2017(平成29)年2月12日~2月24日
東京:2017(平成29)年3月5日~3月24日
・会場
大阪:大阪証券取引所ビル1階 アトリウム
東京:東京証券取引所 東証アローズ内特設フロア
・共催
野村インベスター・リレーションズ株式会社
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