金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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取材レポート
きんゆう女子。[Life with E Project] は、世の中を良くする投資や、ものごとの「価値」について考える場として誕生した、アクサ・インベストメント・マネージャーズとのコラボプロジェクトです。私たちが出したお金は、世の中が良くなるために使われているのだろうか・・・?一歩引いた視点で考えてみると、損得やリスクの大きさだけではない、本当に自分が大切にしたい価値が見えてくるかもしれません。先日、その第一弾の活動として、ESGの中でも特に環境についてピックアップし、座談会を行いました。今回は、その内容をまとめたレポートを、前編と後編に分けてお届けします。
2023.1.4up!
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きんゆう女子。[Life with E Project] は、世の中を良くする投資や、ものごとの「価値」について考える場として誕生した、アクサ・インベストメント・マネージャーズとのコラボプロジェクトです。
私たちが出したお金は、世の中が良くなるために使われているのだろうか・・・?
一歩引いた視点で考えてみると、損得やリスクの大きさだけではない、本当に自分が大切にしたい価値が見えてくるかもしれません。
先日、その第一弾の活動として、ESGの中でも特に環境についてピックアップし、座談会を行いました。
今回は、その内容をまとめたレポートを、前編と後編に分けてお届けします。
こんにちは!
きんゆう女子。ライターの松尾千尋です。
11月18日(金)、アクサ・インベストメント・マネージャーズ(以下、アクサIM)と、[Life with E Project] 初の座談会を開催しました。
ゲストはアクサIMの斎藤さん。コア部門の営業責任者です。
会場は、アクサグループの白金本社の会議室。
白を基調としたピカピカの会場で、眺めが抜群によいのが印象的です!
今回は、ESGの「E(Environment)」に特に着目。
より良い未来に向けて、責任ある投資家になるためには?ということで、斎藤さんにお話を伺いながら、ワカラナイことはどんどん質問をぶつけ、楽しく、でも本気で!!学びます。
それでは早速、お話を伺っていきましょう。
Q:まず、アクサIMって、どんな会社なのでしょうか?
斎藤さん
A:アクサグループは、フランスを本拠地とする保険会社グループです。保険会社はお客様から保険料をお預かりしていますが、そのお金は株、債券、不動産など、様々なもので運用されています。アクサIMは、その運用を担当する会社で、120兆円くらいの資産を運用しています。
・・・120兆円!全然イメージが湧きません(汗)。
本拠地であるフランスは、欧州でもSDGsに対する意識が高い国として知られ、アクサIMも、SDGsに積極的に取り組まれていると伺いました。
Q:どういったことを行っていらっしゃるのでしょうか?
斎藤さん
A:まず、投資先に対する取り組みです。私達は、長期にわたって投資先とお付き合いするので、持続可能な社会・環境を作ってくれるような投資先を選ぶことが大切です。
投資先企業に出向いて、実態をヒアリングすることもあります。
また、投資先にそういうことを求めるのであれば、自分達もきちんと取り組まないといけませんので、社員に対しても相応のことを求めます。
たとえば、環境に関する理解を深める勉強会を行ったり、タクシーを使わないで歩きや自転車を推奨したり、些細なことから取り組んでいます。あと、ノベルティを作るのもやめることにしました。
・・・ノベルティをやめるって、企業として勇気ある決断だと思います。すごい!
Q:アクサIMの、責任ある投資という姿勢について、運用会社としての価値観をもう少し伺わせてください!
斎藤さん
A:我々運用側としては、ESGそれぞれの項目にこだわって投資するプロを「責任ある投資家」と考えています。みなさんには、「お金を預けている先が、責任ある投資をしているのか」という視点をぜひ持っていただきたいですね。
Q:責任ある投資・・・
どういう部分を見れば、責任ある投資をしているかどうかが判断できるのでしょうか?
斎藤さん
A:難しいですね!実は、一般的なESGのガイドライン*はまだ決まっていなくて、日本では金融庁が検討中です。
ですので、すぐに実践できる判断基準というのは、まだないのですが・・・
例えば、今ある動きだと、投資信託全体のCO2排出量などを開示しようという流れになってきています。
こうなると、開示していないところは取り組みに積極的でないのかな、という判断ができるようになってくると思います。
・・・ガイドライン*がないって、初めて知りました。基準はこれからできてくるんですね。
*ガイドラインについて 〜編集後記〜
アクサIMとしては、ESG投資や責任投資の基準を確立しており、投資環境や規制環境の変化に応じて更新、充実させています。
Q:たまに見かける、環境債について。
投資家からみると、利回りが低いし、あまり魅力がないかなと感じてしまいます。
アクサIMのお考えはどうでしょうか?
斎藤さん
A:グリーンボンド*とも言いますね。
環境のために使います、と言って発行する債券ですが、目的が環境だったらお金を出す人も多いだろうということで、金利は低く設定されています。
*グリーンボンド(環境債)とは? 〜編集後記〜
グリーンボンドとは、2007年に初めて発行され、グローバルな低炭素経済への移行を促す動きを受けて、市場が大きく拡大しています。また、資産の脱炭素化を目指す投資家にとって魅力的な投資対象となっています。
個人的には、本来、企業活動でお金を使うなら、全てSDGsに配慮することが理想ですので、わざわざ「環境債」とうたわなくても、調達した資金は当然、未来の地球・社会にとって良いことに使われる世の中になるのがベストだと思っています。
Q:ヨーロッパは、環境に対する意識が高いイメージです。
フランスで実際に感じたことを教えてください。
斎藤さん
A:パリのスーパーにはレジ袋がありません。お願いしてもらう場合も、紙袋が普通です。
最近は量り売りなど、容器の使用を減らす取り組みも増えています。
あと、フランス人からすると、日本はなぜこんなにペットボトルが多いんだろう、と思うみたいですね。全体的に、日本よりも意識が高いと感じます。
斎藤さんのお話、「環境や社会に配慮することが当たり前になって、環境債のような特別な概念自体がなくなることがベスト」とおっしゃっていたことが、印象に残っています。
より良い「当たり前」を作るために、真摯に活動をされていることがとても伝わってきました。
さて後半は、気候変動と経済活動について、ディスカッション。気候変動を食い止めながら、経済活動を行うって、可能なのでしょうか?
そんなテーマに、全員が全力で挑みます!!
🌎SDGsとESG投資に関する基本的なことに加えて、今の状況を学んで良い未来にしていくために何ができる?を一緒に考え、金融について理解を深めます。
【プロジェクト名の由来】
E= Economy (経済)
Environment (環境)
Ethical (倫理的)
Education (教育)
SDGsと金融は、実は、身近にあって生活に密接したもの。
今まで学ぶきっかけがなかったり、何からアクションすれば良いか分からないという方にも気軽に参加していただけるプロジェクトになるように、という想いが込められています。😌
気軽に、時にはちょっと本気に!金融や経済、環境。私たちの生活に密着した「E」を学び、よりよい未来をつくる投資家になりましょう♪
アクサ・インベストメント・マネージャーズは責任投資やESG投資で定評があるグローバルな資産運用会社で、パリ、ロンドンを中心に世界18カ国23拠点で事業を展開しています。同社は、世界最大級の保険および資産運用グループであるアクサ・グループの一員です。
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