きんゆう女子。

女子会レポート

花嫁前の君たちへ!結婚式のお金「ざっくり」教えます

一生に一度?!結婚式って、何回もできないからこそこだわりたい・・・でもいざいろいろ希望を叶えようとするとすごく高くつくイメージがあります。親にサポートしてもらった、ローンしたなんて声も・・・。 冷静なうちに、式やドレスにかかる費用の裏側を勉強しておきましょう。また、本人ではなくても結婚式に参加する人も必見!大人になって今更聞けないご祝儀のあれこれ、参加できない時のプレゼントの予算って?など情報シェアします。

2017.2.10up!

きんゆう女子。会、兜町で開催しました!

おいしい麦チョコとおいしいカフェで癒されながらお金の情報シェアしました。きんゆう女子。メンバーは、勉強会中ビジネスサロンの利用代金が無料になり、ドリンクと麦チョコや柿の種、バナナチップスがつまめます。(麦チョコが一番人気です)


さて、今日の先生は、ウェディング系雑誌の編集をしていたY先生です!



突然ですがクイズです。


結婚式っていくらかかるかご存知ですか?

平均300万とか言われていますが・・・?


→答えは「正直、時と場合による」です。


100万円で済む人もいれば600万円以上かける人も(それぞれ10%弱)ゼクシィが毎年行っているトレンド調査によると昨年のデータで全国平均の費用総額は約352.7万円、招待人数は約72.5人。でも「みんなもっと払っている」ようです。

首都圏でいうと370万円。


一番のボリュームゾーンを見ると400~ 450万円。仏滅ではない休日に、親戚や上司や友達も呼んでボロボロでもない超豪華でもないフツーの披露宴をするだけで首都圏に住む女子は400万円以上はかかると思って間違いないです。


結婚式にかかるお金は何がある?

■挙式費代
■披露宴会場代
■衣装代
■飲食代
■ギフト代など



見積もり例:

ジャックスのブライダルローンサイトより


この見積もりはサイトに載っていた例なのですが、間違いなく当日までにここから上がるケースがほとんどです。

「余興で使うスクリーン」「マイク」やランクアップをせざるを得ない「食事」、「お花」、「衣装代」が原因になります。


後から、予算オーバー!ってことにならないためには、最初にMAXのお見積もりを出してもらうことです。だいたい3回お見積りのタイミングがあります。1回目は会場下見、2回目は会場を決定してだいたいの概要が決まったころ、そして最終見積りです。この会場下見の第1回目の時に「MAXの状態」で出してもらうことがポイントです。


そして、同じ条件、項目で複数の会場に見積もりをもらい、比較検討してください。


ただ、お見積りを出してもらうにも、「ふわっと」した希望だと見積りも出しにくいので、MAXで出してもらうコツは、「自分の希望」をしっかりと持っていることです。

こんな場所で、こんな挙式がしたい!予算はここまで。譲れない点はここ。などです。


そして、ウェディングプランナーさんと関係を築くことも重要です。


安くしようとしすぎて、せっかく良い提案をしようとしてくれているプランナーさんに対して、色々わがままを言いすぎて嫌厭されないよう、言い方や態度など配慮も必要です。当日まで最大限サポートしてもらうプランナーさんは味方につけましょう!


撮影:きんゆう女子。



総額を左右するのは?


■スタイル(ハコ)
■規模(ゲスト人数)


つまりどんなスタイルで、いつどこでやるかで数百万の差が出ます!


【どんなスタイルがあるでしょう?】
・結婚式(挙式+披露宴)+二次会
・親族のみ挙式+食事会+お披露目パーティ
・会費制披露宴(1.5次会)
・国内リゾートウェディング
・海外リゾートウェディング


最近は、海外ウェディング、帰国後参加費制度のパーティや、軽井沢などの国内近場のウェディングが人気のようです。



【いつがリーズナブルでしょう?】
・春秋>>>>夏冬
・土日>平日
・昼>夜
・大安>友引>>>仏滅


ジューンブライドが憧れの方が多いと思いますがが、これは欧米の気候から来た言葉で、日本の6月は梅雨のため、実は安価なんです。

意外にも、メンバーのほとんどが知らない事実でした!



【どこが高いか、安いか?】
・都心>郊外>田舎

やはり、都心・アクセスがいいところは高額です。


・人気ゲストハウス 小規模ゲストハウス レストラン
・高級ホテル >> 中堅ホテル >> 庶民的ホテル
・大手結婚式場 互助会式場


以外と狙い目は、互助会式場。外観こそ一般的な建物でも会場のデコレーション・工夫次第で素敵なパーティにすることも可能です。


春や秋の大安の休日に都内のゲストハウスで70人規模の結婚式(お色直し有)をしたら
400万円以上は覚悟を。一方で冬の仏滅の平日にレストランで行う少人数パーティであれば200万円以下で行うことも夢ではありません。



ちりもつもれば・・・意外と圧迫する衣装やアイテムの値段


会場費などハード面以外でかさむのが・・・


■新郎新婦のための衣装代
■ゲストのためのギフトやお礼代



<衣装代>
ドレス1着で15~30万円ほど。カラードレスや和装にお色直しすると単純計算で50万円はかかり、ヘアチェンジ代などもついてくるので、お色直しの回数によって総額は膨らんでいきます。
なお、会場によっては提携しているドレスショップ以外から持ち込むと「持ち込み料」といって数万円の保管代をとられることがあるので注意が必要です!



<ゲストへのギフトやお礼>
なるべくケチってはいけないのはゲストに関わるお金です!お金よりも大事な人の縁を失ってしまう危険性があります。(某誌の元編集長は「結婚式は最大の友人を失う機会」と言っていたそうです・・・)



【お礼の相場】
主賓に包むお金・・・5万円
余興や受付をしてくれた友人へ・・・3~5000円程度
地方から来る親戚や友人・・・交通費全額~半額負担(場合によって宿泊費も)


【ギフト】
引き出物の価格は「もらえそうなご祝儀の額」によって決まります。
5万円以上くれそうな親族&上司など→5000~7000円
3万円程度だろうなという友達や同僚→3000円程度


撮影:きんゆう女子。

・・・で!!つまり削りどころ&節約術は??

・お金の支払い方を工夫する
大半は式の1週間~2週間前に前払いです。おススメは支払いを1枚のカードにまとめること!
実はクレジットカードには結婚式費用の支払いのために一時的に限度額をあげられる場合が多いです。ポイントやマイルをためているカードで支払い、そのポイントで家具を買ったりハネムーンの飛行機を予約する夫婦もいます。



・少人数より大人数で
総額は人数が増えるほど膨れ上がりますが「ご祝儀」があるので結果的に大勢のゲストを呼ぶと「黒字」になる場合も!?もしまとまったお金が支払える人(貯金や親の援助などで)ゲストをなるべく多めに呼び、大規模なパーティにする手も。そしてゲストの内訳を年配客多め(親族や上司など目上の人)にするとご祝儀額が・・・上がる?なんてことを考える花嫁もいるそうです。苦笑

分かっていても荒技をせず、本当に呼びたい人がいて、大人数なら結果的に良いですね。



・人気のない日取りと時間を選ぶ
大安や仏滅は本来中国の農業に関する迷信と言われ、もともとは結婚式に全く関連の無い概念です。そして平日のナイトウェディングなども徐々に浸透してきています。
こまかいこだわりが無ければ、スマ婚をはじめとする格安プランを持つコーディネート会社を通して直前であいている会場&日取りで行う方法もGOOD!ただし細かいオーダーには向かないです。

旅行の格安ツアー同様、決められた内容に乗っかるというやり方です。面倒くさがりやにはいいですね。



・招待状などのペーパーアイテムなど小物を会場任せにせずに自分で用意する
ただし時間と体力は使うので、コスパの良い業者を探してオーダーするのも手です。
会場に丸投げ、が一番高くつきますが、「持ち込み料」を会場から請求される場合も多いので先に確認すべし。クリエイターの友人が多いとみんなにお願いして業者にお願いするよりも愛情がこもっていて素敵な場合もありますね。



・その時期に安い花で会場装飾する
意外と会場費の中でかさむのがお花・装花代です。写真映えを考えると全くゼロにもできないので、その場合は「季節の花」を使ってもらうと安く済むんです。(クリスマス前後であればリースで使われるような木の実や葉を利用したり、梅雨にはあじさいなど)逆にバラの少ない季節にバラのブーケをオーダーしたりすると高くなります。お花は記憶に残らないけれど食事はゲストにダイレクトに印象に残るのでお花よりお食事に予算をつけましょう!



・ゲストの旅費をお得に調達する
主賓や余興をやってくれた友人へのお礼、遠方からのゲストの交通費などは削れないです。
しかし!方法はあります。例えば友人へのちょっとしたお礼ならハネムーンのお土産(ちょっといいもの)で代用する、交通費や宿泊費は前割や新幹線の回数券にするなど、心も込めた上で節約をする方法はあります。



・ココが一番大事!すべては会場と契約する前に交渉を
会場を決める際には「ブライダルフェア」という見学イベントがあるので、なるべくそこに参加しましょう。

特別な割引が受けられることが多いです。そして、仮予約で抑えつつも即決しないことがポイント!見学の際にもらう見積もりはほとんど「大事なものが抜けている」状態・・・。そこから100万円、下手をすると200万円はUPするものと思って臨むべし!

見学前にゼクシィやさまざまなサイト、結婚式を挙げた人の見積もり(たまにブログにUPしている人も)を見てリストアップし、その項目をすべて入れてもらった見積もりを会場に出してもらうのがポイントです。あらかじめやりたいことが決まっている場合は、必ず伝えましょう。(お色直しを複数回やりたい、アイテムを外から持ち込みたい、バンドの余興が入るので音響にこだわりたいなど)

正式契約のサインをする前に値切れそうなところは値切ってみましょう!

やっぱり、やりすぎるとプランナーさんに嫌われちゃうのでほどほどに。


彼らは味方につけておくべし!


・・・さ、これで結婚式のお金のことは完璧ですかね!?


撮影:きんゆう女子。

おまけ・・・結婚式の予算シュミレーション


こんな計算式があります。


彼の貯金+自分の貯金+彼の親より援助+自分の親より援助+(呼びたいゲスト数×3.5万円)

=使えるお金



まだ結婚なんて先だな〜って思っていましたが、人生で一番のイベントとも言えるウェディング。


急遽プロポーズされても、困らないようにちゃんと勉強しておきましょう♡


Y先生、楽しい授業をありがとうございました!




撮影:きんゆう女子。

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