金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
*レポートページに移動します。
イベントレポート
2月3日(土)に日本FP協会東京支部と東京証券取引所の共催イベントが、東証ホールで開催されました。きんゆう女子。の代表 鈴木万梨子もファイナンシャルプランナー(以下、「FP」。)の方とのパネルディスカッションに登壇したので、レポートしたいと思います!
2018.3.12up!
こんにちは!
きんゆう女子。編集部のゆうりです。
2018年が始まり、忘年会、新年会、新春バーゲン、、と気づいたらお金ない!!ε-(´∀`; )
わたし、自分のお金の管理ちゃんとできてるのかな…?と思ってしまった方いませんか?
わたしもそんなひとり…。
そこで、2月3日(土)に『私でも明日からできる!』~AIフィンテック時代の新しい資産形成~というテーマで、日本FP協会東京支部と東京証券取引所の共催のイベントが行われたので参加してきました!
撮影:きんゆう女子。
兜町・茅場町をお散歩しながら行ってきました♪
まず最初に、金融のプロ、山崎俊輔(やまさきしゅんすけ)さんのお話からスタート。
心に刺さるお話がたくさんありました。わたしが特に心に残ったのは4つです。
★寿命の変化に注目!
近年、「人生100年時代」という言葉をよく耳にするようになりました。2016年に出版されたリンダグラットン著「LIFE SHIFT」がベストセラーになり、超高齢化社会の進展を物語っています。
今、私たちが30歳だとすると、一般会社員定年65歳であと35年働きます。その後100歳まで生きるとすると退職後も35年生き続ける、、これから働く年数=セカンドライフ年数が同じなんです。仕事を辞めても年金は死ぬまでもらえます。でも、年金は基礎生活を保障するものであって、趣味や生きがい活動などに使うプラスαの部分は含まれていません。
…セカンドライフを充実させる為には、どう生きていけば良いのでしょうか?
★資産形成の第一歩は「稼ぐ」こと。
まず、私たちに出来ることはお金を「稼ぐ」ことです。
そのために高い能力をつけるか、長い時間を費やし働くということが第一歩ですね。ここに関してはすでに実行されている方も多いのではないでしょうか。
★次は、目的を持って「使う」そして「貯める」こと。
「使う」という点に関しては手取り年収−支出の差が大きい方がもちろん貯まります。
ただ我慢してお金を貯めるのではなく、「むだを削って無理なくお金を貯めること」を目指すというところに共感をえました。例えば、何気なく食べているお菓子を食べる機会を減らす(これは我慢も必要かも?!)、金融とITの融合、"フィンテック*"の力を使って家計簿をつけてむだを明らかにしてみるなど、すぐに出来ることはたくさんありますよね!
*フィンテック(FinTech)=ファイナンスとテクノロジーの造語で、新しい金融ITサービスのこと。ネット銀行や電子マネー、家計簿アプリ、仮想通貨などが例によく出てきます。
★最後に無理なく「ふやす」。
最後はやっぱり、やはり、投資にも目を向けていきたいですよね。
投資ってマネーゲームみたい、怖いっていう要素が特に女性には強いようですが、つみたててゆっくり正しく運用をするとしないとでは、未来に経済格差が生じます。すくない金額からでもスタート出来る"つみたてNISA"や"iDeCo"という制度もできたので、少しづつ取り組んでいきたいですね!
わたしの場合は、その前にまずは、"年金ネット"を確認して自分の未来の受け取る年金額のイメージをつかむところからかな。
撮影:きんゆう女子。
きんゆう女子。×FPの山崎俊輔氏×日経WOMANの藤川氏のパネルディスカッションスタート
★日経WOMANさんの読者(平均年齢38−39歳)のアンケート結果からどんなことが見えてくる?
○読者は独身半数、既婚半数。
○子供はいない人が74%、いる人が26%。
○手取り年収は「300万−500万円未満」が約3割いる。
○自身の貯蓄・投資総額が「300万円未満」が27%、一方で14%は「1500万円以上」。
○働く女性の人生の中で、一番気になるお金は「老後の生活費」。
○60~64歳まで働きたい人が約3割、65歳以上まで働きたい人が約25%。
回答にばらつきはありましたが、わたしは中でも60−65歳以上まで働きたいと感じている女性が多いことに驚きました。やはり、将来の生活費を稼ぎたい!と働く女性は思うのでしょうか。とてもたくましいです…。(*^^*)
FPの山崎さんは、将来のためにリーマン・ショック前から、世界中に分散して投資する投資信託を買い、ずっと持っていたそうです。
売ったり買ったりはほとんどしていないのに、年9%以上で増やせているそう!世界の経済が元気がないときも投資をしていると、景気が回復すると大きな利回りになるんですね!すごい…!!
もちろん、働くということにはやりがいや生きがいといった要素もあり大事ですが、運用を上手に取り入れて、少しでもお金の安心感を得る事も大切だと思います。何事も長期で考えることが重要です。
年金については、女性の方が実はお得なケースが多いそうです。平均的に男性より長生きするので、男性たちがかけてきた分も、もらってしまいましょう!?(*^^*)
次は、「きんゆう女子。」のアンケート結果です。
提供:東京証券取引所
★「きんゆう女子。」(平均年齢33歳)のアンケート結果
そもそも、何していいかワカラナイ!という女子たちは、「お金について話せる、信頼できる友人や仲間が欲しい」と思う方が88%もいました。一人で勉強や経験するには大変だということで、女子会を通して一緒に学んだり情報交換をしたいという気持ちがあるようですね。
でも「きんゆう女子。」内では仕事を頑張りたいから、株の値動きなんか見てられない、口座開設の手続きを一気にやらないといけない、、とアクションする時間がない!と思ってしまうのが悩みの方が多いようです。
でも、実際にはWEBで口座開設ができる金融機関もありますし、時間があるときに思いきって証券会社さんの店舗に行ってみるのもいいかもしれません。
またつみたて投資であれば、ずっと値動きを追う必要もないので時間があまりない方でもチャレンジすることができます。
引用元:きんゆう女子。より
★既にアクションをしている、日経WOMANさんのアンケート結果…
○お金の増やし方は、貯蓄と投資を組み合わせてが約44%、定期貯金など元本保証金融商品のみが約30%。
○使用する制度は、30%がNISA、個人型確定拠出年金(iDeCo)が約16%。
○投資を現在しているが約半数、していないも約半数。
○投資をしている人の投資先は、投資信託が6割以上、次いで日本株、外貨預金。
○100万円の投資信託を持っていて一時的な元本割れに耐えられる金額は「-10万円」が16%と最多。
この結果から、読者の皆さんはすでに自分の軸をもって、資産運用をされている方も多いようです。
投資信託は少額からでも始められるし、分散させればリスクも減るので人気が高いんですね!NISA、つみたてNISA、iDeCoの制度を利用して投資信託を購入してみるのも良いかもしれません。
それぞれの制度の詳しい情報は、こちらの公式ホームページから得ることができます。
引用元:日経WOMANアンケートより
ここで、心配なのが…。
こういったイベントや勉強会で知識を得たとしても、帰宅するとやっぱり何していいかワカラナイ。
もっと詳しく聞きたいのになぁ。でもそんなとき、誰を頼ったらいいのでしょう。
★投資・運用の話において誰や何を信頼すれば良いのか?
山崎さんは、まずは誰かを頼ることを考えるのではなく、「自分のリテラシーを上げることが大切」だと語りました。
ごもっともです…。涙。甘えている場合じゃない。。
本を読んだりイベントにして自分で知識を入れ、自分である程度の判断できるようになってから、顧客本位の姿勢をとっているFPさんたちに相談するのが良いそうです。また、ロボットアドバイザーを頼るという方法もあります。自動で売買をしてくれる点、少しのお金からでも始められる点で、投資とはどういうものかということを知るには良いツールですね。手数料が高いという見方もあるので、どこまでロボットに頼るかも、やっぱり自分で決めないといけません。
最後の話題は、やはり気になる、恋愛・結婚とお金について。
まず、「きんゆう女子。」のアンケートを見て行きましょう!お金じゃない基準でパートナーを選びたいと答えた方が81%です。ただ、パートナーとの収入の理想バランスは相手が上の方がいいと考えた方も72%。収入はあるに越したことがないということですね。
これからの時代、仕事も育児も二人で一緒にやっていくというスタンスが増えそうですね。家事の負担を減らすために、山崎さんも「きんゆう女子。」コミュニティーマネージャーのけいてぃさんも掃除機ロボットや食洗機を買ったと言っていました。
結婚においては、今は稼ぎが少なくてもいいので、それよりも貯金ができるタイプ。結婚した後は家事を分担できて、イクメンになってくれる男性を選んだほうが良い。
そんな旦那さんに選ばれる自分でもいたいものです…。( ´ ▽ ` )
恋愛とお金についてもっと気になる方はこちらも!
バレンタインとお金。先日行った女子会のイベントレポートです。
撮影:きんゆう女子。
東京証券取引所 東証ホール
あっという間の2時間半。前半はお勉強、後半はパネルディスカッションを聞きながら、これからの自分の人生を考えるよい時間となりました。
①人生とお金を考えるチャンスは現役時代の今!
②一歩踏み出す時に大事なことは、小さな積み重ね
③テクノロジーの力を使ってお金を整えよう
④恋愛観・結婚観とお金について、自分の軸を持つ
小さなことからでも「明日から私にもできる!」と思えることがたくさんありました。
わたしは、最近できていなかった家計簿について見直し、アプリを活用して行きたいなと思いました。自分のライフプランについても、どんなパートナーとどうやって資産を作って行きたいか考えていきたいです。
アンケート結果のリアルな数字に触れ、もっとしっかりしなくては!自分の金融リテラシーも高めよう!と感じました。
東京証券取引所のJPXアカデミーでもたくさんの勉強会があるようなので、チェックしてみたいと思います。
ちょっとステップアップした内容もありそうですが、チャレンジしたいです。
それから、山崎さんの"読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方"もチェックしたいと思います!
撮影:きんゆう女子。
株式投資体験ができるブース♪ 平日16:00までは、誰でも体験することができます。
*関連情報
山崎 俊輔 (著) " 読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方"
発行(売)元:日経BP社
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