きんゆう女子。

コラム

【後編】“今”つみたてNISAどうしてる?

こんにちは!きんゆう女子。編集部のケイティです。新型コロナウイルスの影響による先行きの見えない不安は、経済にも大きく影響をしています。日経平均やNYダウなども数カ月前と比べて大きく値下がりをしているようです。そんな値下がり続ける市場の中、つみたてNISAを始めているメンバーさんは、どのように向き合っているのかメールマガジンのアンケートを行いました!後編では、きん女。メンバーのもやもやを独立系ファイナンシャルプランナー横田健一さんに聞いてみたいと思います

2020.4.10up!

横田さん&きん女。

こんにちは!きんゆう女子。編集部のケイティです。


新型コロナウイルスの影響による先行きが見えない不安から、日経平均やNYダウなども数カ月前と比べて大きく値下がりをしているようです。


そんな値下がり傾向の市場の中、つみたてNISAを始めているメンバーさんは、どのように向き合っているのか何人かに聞いてみました!


【前編】みんな“今”つみたてNISAどうしてる?


前編では前向きにそして慎重に、こつこつとつみたて投資をしているメンバーさんが多いことがわかりました。


ですが、「プロに相談したいこと」では「先行きがが見えなくて不安・・・」という声が多くあがりました。


そこで後編では、声を届けてくれた13名のきん女。メンバーさんからの疑問を、株式会社ウェルスペント ファイナンシャルプランナーの横田 健一さんに聞いてみました!



Q:この値下がりがずっと続くのかな。先行きが見えなくて不安です。現状をどのように捉えたらいいのでしょうか?

みなさん現在の状況はかなりご不安だと思いますが、現時点で、未来を正確に予測できる人はいません。


ただ、過去の金融危機を振り返ることはできます。


私が運営しているブログ「資産形成ハンドブック」で、過去の事例との比較として、リーマンショック、SARS、MERSと今回の株価の動きを比較しています。


新型コロナウイルスによる株価下落はいつ戻る?~リーマンショック、SARS、MERSとの比較から~

(2020年3月25日更新)


個別株投資ではなく、投資信託などで世界の数千銘柄に分散投資をしていれば、必ず回復してくるタイミングは訪れると考えています
(個別株式(例えば、現在の状況だと航空会社など)の場合は、残念ですが最悪の場合破綻してしまう可能性もあります。)



Q:このままつみたてNISAで投資をしていて大丈夫?今からスタートしてもいいの?それとも実は今が買い時?

実際に投資されている投資信託の銘柄にもよりますが、基本的には積み立て続けて大丈夫でしょう


現在のような状況で積立投資を止めてしまうと、戻った時にリターンが得られなくなってしまいます。


次の記事で説明していますが、ライフイベント的に資金が必要になっていない限りは現状維持でよいと思います。もちろん今から始めるのもOKです。


新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から株価は急落!こんな時に個人投資家として取るべき行動とは?


どの銘柄をどんなタイミングで、とお考えの方はぜひ次の記事に目を通して頂ければと思います。


「趣味としての株式投資」と「資産形成としての株式投資」


資産形成として行う積立投資なら、タイミングを考える必要性はほとんどありません。



Q:資産が増えた日に売り注文をだしたのに決済を確認すると損失が(泣)どうすれば防げるのでしょうか?

投資信託の売り注文を出して、実際にお金が手元に来るまでは最低でも3営業日、長いと5~8営業日となっています。


また、換金する時の値段については、原則申込日もしくは翌営業日の基準価額となります。


投資信託は、短期的に売買するための商品ではないため、売買価格をきちんと指定して行いたい、という方は、ETF(上場投資信託)の方が向いているかと思います。


投資信託の換金について、金融機関さんのサイトでも掲載されているので参考にご覧ください。


投資信託を換金する 投資信託の換金実践 ■ 売ったらいつお金はもらえるの? (モーニングスター株式会社)


投資信託を換金するときの値段は決まっているのでしょうか?いくらで換金できるのか、あらかじめわかるものなのでしょうか? (ニッセイアセットマネジメント株式会社)


Q:今回の新型コロナウイルスをはじめ世界の状況はどこをみるとチェックできる?

新型コロナウイルスに関連して、日々目まぐるしく様々なニュースが流れていると思います。


新しい情報をフォローしていくことも大切ですが、それを追いかけすぎると疲れてしまうと思います。


特に、つみたてNISAなどの20年といった長期での投資を行っている場合は、来週は?来月は?来年は?といった短期の経済見通しはほとんど影響ありません。


もっと長期的なスタンスで取り組んでいきましょう。


また、世界経済の見通しとしては、IMF(国際通貨基金)が出しているものがよいかと思います。


これ以外にも、「世界経済 見通し」などのキーワードで検索すると、金融機関やシンクタンクによる見通しなどの情報が得られます。


経済の仕組みという意味では、次の記事でそもそもGDP(国内総生産)とは何なのか、ということをしっかり理解されておくと、様々なニュースの意味が少しずつ理解できるようになるかと思います。


ブログに掲載していますので、そもそも投資とは何なのか?という意味も含めて、参考にしてみてください。


パン作りで学ぶGDP入門






まとめ

値下がりを見守っていくことは不安になることもありますが、横田さんのブログを見てみると過去に大きな下落をしたときも3年などで下落前の株価に戻っていることがわかりました。


なので今回の新型コロナウイルスの影響による値下がりも、日々の値動きに一喜一憂するのではなくもっと長い目でみようと思いました。


また、横田さんからの回答にあったIMF(国際通貨基金)とはどのような機関なのか調べてみたところ、

次の3つのことに貢献するために、加盟国の為替政策の監視や、もしもの時に加盟国へ融資の実施を行っているそうです。

(1)国際貿易の促進

(2)加盟国の高水準の雇用と国民所得の増大

(3)為替の安定

*日本銀行「IMF(国際通貨基金)とは何ですか?」より


加盟国は189か国(2019年9月時点)あるそうで、世界の経済情報が集まってくる機関だということがわかりました。


そして世界規模で「国民所得の増大」ということを考えられていたことを知り、私たちの見えないところで見守られていることを学びました。


経済ニュースを完璧に理解するには時間がかかりそうですが、GDPをはじめいろいろな単語を学びながら理解を深めていきたいと思います。


横田さんからのアドバイスで、世界規模で各国の経済が見守られていること、改めて積立投資は「長期」的な視野が大切であることを実感することができました。


横田さん、ありがとうございました!





このレポートを書いた人

アドバイザー&編集部横田さん&きん女。

横田 健一さん:ファイナンシャルプランナー。株式会社ウェルスペント 代表取締役。CFP認定者/1級ファイナンシャル・プランニング技能士
大手証券会社にてデリバティブ商品の開発やトレーディング、フィンテックの企画・調査などを経験後、2018年1月に独立。「フツーの人にフツーの資産形成を!」というコンセプトで情報サイト「資産形成ハンドブック(https://shisankeisei.jp/)」を運営。家計相談やライフプラン・シミュレーションの提供を行い、個人の資産形成をサポートしている。
東京大学理学部物理学科卒業。同大学院修士課程修了。マンチェスター・ビジネススクール経営学修士(MBA)

きんゆう女子。編集部:世の中にある金融ワカラナイことを金融に精通した人たちに質問していきます。

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