こんにちは！

きんゆう女子。名証IR EXPOアンバサダーirohaです。

2022年9月10日（土）に名古屋証券取引所で名証IR EXPO2022が開催されました！

私は、IRイベントに訪問したことはなく、さらに初心者が訪問するには少し行きづらいイベントだと感じていましたが、様々な企業さんの思いを直接伺いたいと思い、今回参加致しました。

そもそも『IRとは？？』という私と同じように疑問に思った方もいらっしゃるかもしれないので、補足説明致します。

IRとは企業が株主や投資家向けに経営状態や業績、今後の見通しなどを広報するための活動を言います。

名証IR EXPOでは上場企業の方と直接話せる日本最大級のイベントとなっています。

当日のIRでは6社のミニ説明会に参加しましたが、そのうちの１社である、ケイティケイ株式会社さんについてレポート致します。

会社概要

会社名：ケイティケイ株式会社

市場区分：東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所メイン市場 (3035)

事業内容：リサイクルトナー、リサイクルリボンなどのリサイクル商品の製造販売

印字装置を中心としたOA機器に使用する消耗品、文具事務用品、環境衛生商品などの販売

DX推進のためのITソリューション商品の販売

インターネット、カタログによる通信販売を利用した商品等の販売

本社：愛知県名古屋市東区泉二丁目３番３号

社員数；303名（連結：2022年8月20日現在）

決算期：8月

設立年月日：1971年6月29日（昨年設立50周年を迎えた会社さんです）

資本金：2億9,467万円

ケイティケイさんってどんな会社？

ケイティケイ株式会社さんは紙を中心としたオフィスサプライヤー事業から始まりオフィスでのプリンターの設置増加とともに成長されてきました。

2012年からグループ経営を開始し、現在では北海道から九州まで19の営業拠点と2つの生産工場、2つの物流拠点をもち、5社のグループ会社とともに事業展開をされています。

『Change the office mirai』というグループビジョンを掲げ、循環型社会形成に、お客様とともに貢献、多様化する働き方に最適なオフィス環境を提案されています。

基盤事業であるサプライ事業（リサイクルトナーなどのリサイクル製品、文具・事務用品・環境衛生など）と成長事業であるITソリューション事業（複合機・ドキュメント、PC・サーバー、セキュリティーネットワークなど）が主な事業内容になります。

またデジタルマーケティング技術を持つ株式会社イコリスさんと資本提携を行い、

ケイティケイ株式会社さんのリアル営業力と株式会社イコリスさんのデジタルマーケティングの両社の強みを生かし、成長事業であるITソリューション事業を伸ばしていくとのことでした。

業績の説明では、売り上げは横ばいですが、利益は向上し、利益体質に転換し、

ROE(自己資本利益率)も改善しているとのことです！

ケイティケイさんの魅力について

まず、事業内容自体がサスティナブルであること、そしてオフィスに関する総合提案を行っていることが魅力だと感じました！

ケイティケイ株式会社さんは自社にて主力であるリサイクルトナー製品を生産しており、

トナーについているQRコードを読み取ると、そのトナーがどのような経路を辿ってどのように出荷・回収されたかが分かるようになっています。

近年、多くの企業ではSDGsの12番目の項目である「つくる責任 つかう責任」の観点からリサイクルトナーの需要が高まっているとのことでした！

またプリンターは事業所のPCに接続していることもあり、お客様からPCのセキュリティーやDX推進についての相談が増えたこともあり、ITソリューション事業も伸びているとのことです。

さらに、オフィスで必要なほとんどの文具事務用品やオフィス家具、またOA機器も取り扱っているため、オフィスに関する総合提案が行えるというのもとても魅力的だと感じました。

2006年に現在の東証スタンダードに上場後、今年4月に名証メインにも重複上場したケイティケイ株式会社さん。

「上場に尽くした労力よりも社会から信頼を得ることができ、スタートアップとの資本提携を結ぶことができた。」という上場をした理由、よかった点についてのお話が印象に残りました。

代表取締役　青山社長からもお話しを頂きました。

一緒に参加したアンバサダーからはこんな声が♪

利益率が上がっているため、安定して配当も出せるという点で、配当性向30%に向け今後の成長が楽しみという人が多かったです。

また、現在注力しているITやDX分野での活躍に期待したいという声もあがりました。

まとめ

今回名証IR EXPOに参加しなければ、知ることがなかったかもしれない企業さんにお会いすることができ、とても興味深かったです。

ケイティケイ株式会社さんをはじめ、社長直々にご説明をしていただける企業さんも多く、事業に関する熱い思いを伝えていただきました。

この熱い思いに答えることが投資という仕組みであるということを強く感じるとともに、このようなイベントに女性や若年層の参加者が増えることで、より多様な考え方をもつ会社さんが増えるといいなと感じました！

ケイティケイの皆さん、ありがとうございました！

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取材ご協力：ケイティケイ株式会社

企業公式ホームページ：https://www.ktk.gr.jp/

公式Twitterアカウント：@ktk__ir