金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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コラム
「お金にとらわれず、自由で等身大に生きたい。」金融ワカラナイ女子のためのコミュニティきんゆう女子。のミッションは、一人でも多くの女性たちのお金の不安やもやもやから解放していくこと。お金から解放されるためには、正しく等身大に向き合うこと。でも、なぜ私たちは金融と向き合う必要があるのでしょうか?
2020.3.7up!
「お金にとらわれず、自由で等身大に生きたい。」金融ワカラナイ女子のためのコミュニティきんゆう女子。のミッションは、一人でも多くの女性たちのお金の不安やもやもやから解放していくこと。
お金から解放されるためには、正しく等身大に向き合うこと。💭☺️
でも、なぜ私たちは金融と向き合う必要があるのでしょうか?
コミュニティを立ち上げた頃に感じたこと、そしてその後、もやもやを裏付けるデータをいくつか見つけたので「国際女性デー」にちなんで、少しご紹介します。
気づいたらお金のことでモヤモヤすることが増えていました。なぜ?を考える余裕もなかった。
29才の私は、キャリアアップに転職、独立、結婚、出産、様々なライフイベントを一気に考えるタイミングでした。
会社で配られてきた持株案内や確定拠出年金キット、年末調整に源泉徴収票、雇用保険。
どれもどんな意味があるか、ワカラナイまま大人になってしまいました。
そもそも、このままお給料は増えるのだろうか?
10年後、今の働き方を続けられるのだろうか?
もっと挑戦したい!でもお金のことネックになるかも。そんな風に感じていました。
なんとかしなければ!と思い立ち勉強できそうな場所を探しました。
でも、話せる人もいないし、勉強する場はちょっとピリリとしている。。。しかも保険や不動産を提案されてしまった。提案されたことを検討をする以前に、まだ年金やお給与明細の見方も分かっていませんでした。
本も読んだりもしましたが、苦手意識のあった私にとって一番学びになったのは、紹介された金融業界の方とのランチタイムでした。
このくらいカジュアルにオープンにお金のこと話せる駆け込み場所があるといいな。そんなことがきっかけで今の女子会スタイルの勉強会が始まりました。
そして、徐々に漠然としたお金のワカラナイ、モヤモヤ、不安には原因があることがデータから見えてきました。
不安を感じていたのは自分だけではなかったのだと感じました。
最初に、このデータをみて文化的な理由があると思いました。
*日本では、約56%の家計を女性が握り、ほか17カ国平均14%と比べて高い。
女性の金融リテラシーに家計資産が影響を受けるともいえますね。
*家族で共同でお金の管理をしている割合は逆。
日本は11.2%と17カ国平均の52.1%を大きく下回っています。
家族でもお金の話は、はばかられます。私の家庭もそうでした。
引用元:世界と日本の家計管理の実態と動向 ――国際社会調査データを用いたパネル分析および多項ロジット分析
http://kakeiken.org/journal/jj...
次に、所得のジェンダーギャップについてのデータです。
女性のための資産運用アドバイスサービス「ELLEVEST」のホームページで見つけました。
*女性の所得ピークは30代であるのにもかかわらず寿命が長いということ。
特に日本は世界的な長寿国。健康で長生きする傾向にあります。
*働く女性は収入が増えている。でも、適切に資産運用する方法は難しいこともあります。
金融商品の多くは男性を中心に考えられているからです。
引用元:ELLEVEST
https://www.ellevest.com/perso...
3つ目のデータは、「女性のキャリアと金融リテラシー」について研究されている西尾亜希子先生の論文です。
*社会の変化に加えて、ライフイベントが多く経済的に困窮するリスクを持っている女性たちは漠然とした不安を抱えている。
私たちが抱えるリスクについても具体的に書かれています。
(1)長寿であること
(2)稼ぎが少ないこと
(3)転職を繰り返す傾向にあること
(4)仕事をしたり、しなかったりと変化が激しいこと
(5) 退職金が少ないこと
(6)出産・育児などの理由により退職する傾向があること
(7)配偶者 の転勤によって仕事(および福利厚生)をあきらめ る側になりやすいこと
(8)退職後の計画を立てる上でのロールモデルを持っていない ことなど
参考:女性のキャリアと金融リテラシー -スミス・カレッジの金融教育からの示唆- 西尾 亜希子
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~k...
最後に、このデータを見て少し悲しくなりました。
*他の国に比べて日本では経済状況が改善しないだろうと想像している女性が多いという事実。
引用元:データで見る 世界の女性市場・ ビジネス ジェトロ海外調査部国際経済研究課 吾郷 伊都子
https://www.jetro.go.jp/ext_im...
色々なデータを調べてみて、不安やもやもやを解消するにはこの3つが必要だと思いました。
・幸せになるために金融と向き合うこと。
・安定した経済基盤を自ら築くこと。
・上手にお金を使い、運用すること。
私の考える金融との向き合い方の例はこちら。学びになった本は別のコラムで紹介しますね。
<甘口>
・お金に関する良い本や映画に触れて楽しみながら学ぶ(メルカリでもYouTubeでもOK!)
・お給与明細の見方を勉強する
・SNSで情報発信している立場の違う人をフォロー(金融機関・一般の声・独立系のプロなど)
<中辛>
・モチベーションは仲間と作る。継続するには励ましあえる、情報シェアできる友達がいるといい
・主催者の目的には注意をしつつイベントや勉強会などてに参加して学ぶ
・家計簿をつける、シミュレーションができるサービスで実践して学ぶ
<辛口>
・簿記、ファイナンシャルプランナーの資格を目指して勉強してみる(3級くらいで十分!)
・官公庁の公式サイトや研究レポート、企業のプレスリリースなどを難しいけれど読んでみる
<番外編>
・自分でビジネスをやってみてお金の流れを体験する
・死ぬ時までの理想の人生を書き出していくらかかるか計算してみる(一生分の旅行代金など)
向き合う時に大事なことはこの2つ。
・大前提!お金のことを学ぶために必要以上のお金をかけないこと。それをするなら投資や貯金を回そう。
・多くの金融のプロが言っているのでたぶん間違っていないと思いますが、人の話を鵜呑みにしないこと。それから、自分を過信するのは一番気をつけて。(笑)
ちなみに私のお金に関する軸はこちら。
・日々の取引を「何目的」でおこなったか記録する!
=家計簿、超大事!ずっと拒否していたけれど...やっぱり大事。自分の人生を構成しているものだと思うようになってきた。
・数字のルールを決める。**%になったら、***というアクションをする。という風に
・「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEYから学んだことを実践する
(経験・人・時間に使う。先に払ってあとで楽しむ、ご褒美にする。)
・やめないこと。もちろん、損切りという価値観はあると思いますが、本当に大事ならば無理ない範囲で続けるべきだと思います。でも自分をすり減らすほどな状態だったり、価値がないと思うならスッパリと諦める!
私は会社を作ることで、強制的に自分の人生やお金と向き合い痛い思いもしながらこのような軸に出会いました(笑)金融と向き合うって上手に自分の人生を経営するということで会社の経営と基本的には同じ考え方なんだと思います。
ここに書いたことが全てではありません。
絶対や正解がないのが金融の世界。
いろんな価値観があるから考え方を共有し認め合いアウトプットしながら、自分の軸を見つけていきましょう。
みなさんの考え方もぜひ教えてくださいね♪
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