きんゆう女子。

取材レポート

[withき]きん女。の「き」になる会社♪ 東京証券信用組合 八尾理事長にお会いしてきました!

このコーナーでは、編集部がきん女。の「き」になる会社さんについて書いていきます。今回は、跡見学園女子大学からのインターン生3名(みづきち・かなきち・ちょみ)が東京証券信用組合 理事長 八尾和夫さんに普段は聞けない!?日本銀行の役割から八尾さんのキャリアにまつわるお話までアレコレを聞いてきました!!

2021.9.25up!

きんゆう女子。インターン

こんにちは♪
きんゆう女子。編集部 インターン生チームです!


このコーナーでは、編集部がきん女。の「き」になる会社さんについて書いていきます。


跡見学園女子大学からのインターン生3名(みづきち・かなきち・ちょみ)が、きんゆう女子。のまりことともに、東京証券信用組合 理事長 八尾和夫さんに普段は聞けない!?日本銀行の役割から八尾さんのキャリアにまつわるお話までアレコレを聞いてきました!!


手前左がきんゆう女子。のまりこ、右が八尾さん。インターン期間中に訪問してきましたよ♪

東京証券信用組合ってどんな会社さん?

東京証券信用組合は1955年(昭和30年)5月に、証券界にいる人のために設立された信用組合です。


証券会社、証券会社役職員、一般投資家の方など、証券界に関わる方々を対象に融資や預金を取り扱っています。


設立以来60有余年にわたり、「証券界の発展に貢献する金融機関」としての使命を果たすべく、証券会社やその関連会社および役職員を対象に、法人・個人に関わらず、預金・貸出・内国為替などの業務を行っています。


つまり、証券会社でお勤めの皆さんには身近な金融機関ということですね。


ちなみに証券界ではなくとも中央区の会社にお勤めの方や中央区にお住まいの方も組合員になれるそうです!

気になった方は、東京証券信用組合さんのホームページもよかったらチェックしてみてくださいね♪


理事長の八尾さんは、優しくて朗らかな方!

昭和50年に日本銀行に入り、以来平成17年に全国信用協同組合連合会の専務理事になるまでの30年間、様々な部署での業務を経験されました。途中で香港や中国で3年ほど語学留学やお仕事もされたそうです。


平成23年から4年ほど中央労働金庫に常勤監事として勤務し、平成27年から東京証券信用組合の理事長に就任されました。


訪問する前とイメージが違って、朗らかな印象でした。跡見学園女子大学との共通点を話してくださったり、使えなくなったお札の裁断された紙がたくさん入った袋を見せてくれて、緊張していた私たちを和ませてくれました。


これって元はといえば、全部1万円札とか千円札なんだそうです!可燃ゴミに分類されてしまうのだとか...!なんだかもったいない?



八尾さんについては、兜LIVE!(兜町・茅場町のポータルサイト)のレポートでも知ることができます。

ぜひチェックしてみてくださいね。


兜LIVE!かぶかやヒューマン #12「東京証券信用組合 理事長 八尾和夫さん」


日本銀行ってどんな役割をしているの?

八尾さんからは、「日本銀行」の役割についても教えていただきましたよ!






主な役割:「物価の安定」と「金融システムの安定」を通じて国民経済の発展に貢献している

つまり最終的に、お金がちゃんと世の中を回るようにすること!なんだそう。


それを3つの機能を通じて実現しているとのことです。


①銀行の銀行…銀行が日本銀行に口座を持ってお金を預けたり、引き出したりするので「銀行の銀行」としての機能


②発券銀行…日本で唯一、銀行券を発行する機能


③政府の銀行…政府が日本銀行に口座を持っていて、税金の受け入れや年金の支払いなど政府のお金の出し入れの管理などをする



傷んでいるお札と新しいお札の交換や、交通反則金の支払いも日銀で受け付けてくれるそうですよ。

私たちも日銀を使うことができるのですね!


日銀の金融政策についてもこれまでの歩みをおさらいいたしました。今はコロナの影響もあって、先がより見えなくなっている状況とのこと。私たちも日銀さんの発表する今後の経済を良くするためのプランをニュースなどからチェックしましょう!


インターン生からの「き」になる質問!

Q:なぜ、東京証券信用組合の理事長さんを務めることになったのですか?


A :簡単に言うと前任の理事長から声を掛けられたからです。

これまで日本銀行や全国信用協同組合連合会で働いていたキャリアが活かされると思って証券信用組合に移りました。



Q:お仕事をされている中で、原動力となることや考え方などがありましたら教えていただきたいです。


A:日本銀行にいた時は、公正に、中立にということを一番考えていました。

今はお客さんがいて、利益を出すことも必要です。ビジネスとして戦略を練って、それが当たって伸びた時は嬉しいですね。

日本銀行にいた時も今も共通していることは、金融機関として常にだれにでも説明できることをするという、説明責任を果たすことです。



Q:コロナ禍での金融政策はどうすればよいかとお考えですか?


A:金融政策はこれまでも経済情勢の変化に応じていろいろな手法を編み出してきました。しかし、こうすればよいという決まったものがあるわけでなく、これからも今の状況や日々の経済の動き方をみながらいろいろ考えていくしかないですね。金融政策はちょっとしたことで経済に大きな影響を与えますので、そう簡単にはいきません。

人々のニーズも考えながら私たちも一緒に、この実態をどうしていくのか、いかによい方向に向かうのか考えていくという気持ちを持つことが大切です。


取材を終えて

みづきち:

金融に関してほとんどわからない状態でしたが、八尾さんの話を通して学ばせて頂きました。特に日本銀行と信用組合の役割は勉強になりました。

普段は金融に関しては目を向けていませんでしたが今回の貴重な体験を機に関心を持ちました。

この経験を大切にしていきたいです。


かなきち:

取材にあたり、私たちが理解しやすいよう参考資料を作成し配布してくださりそのお優しさに感銘を受けました。また、実際に金融機関で働いている方にお話をじっくり伺ったのは初めてで、大変貴重な経験となりました。

私たちも一緒に政策について考えていく力をつける必要があると感じました。
 

ちょみ:

今回多岐にわたってご活躍されている八尾さんのお話を聞く機会をいただけて貴重な経験ができました。取材を通じて、日本銀行の役割や信用金庫と信用組合の違いなどを改めて学ぶことができました。

また、説明責任のお話が印象に残っています。

これから本格的に社会に出て働く人として、常に心に留めておくべき考え方だと強く感じました。


インターンシップの中でとても印象にのこった時間でした。



いつまで続くかわからないコロナ禍でも、生活する上で食事のためや欲しいもののために使う「お金」。

そんな「お金」について新しい切り口で興味関心を持つことができました!


信用組合や日本銀行についても、日常でなかなか触れ合う機会がないのでとても貴重な時間となりました。


八尾さん、質問にもオープンに答えてくださりありがとうございました♪

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