金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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女子会レポート
こんにちは!編集部のまきです。 きんゆう女子。学院の季節がやって参りました♪ 2020年〜春〜に引き続き、今回も全日程オンライン開催。 さて、今回は1日目のレポートです。 1日目は手帳術とお金との上手な付き合い方について学びました。
2020.12.23up!
こんにちは!編集部のまきです。
きんゆう女子。学院の季節がやって参りました♪
2020年〜春〜に引き続き、今回も全日程オンライン開催。
遠方からの参加もできるし、お仕事帰りに電車の中から参加!なんてこともできたり、オンラインの可能性は無限大ですね。
さて、今回は1日目のレポートです。
1日目は手帳術とお金との上手な付き合い方について学びました。
内容が盛り沢山でとっても濃い時間となりました!
写真はイメージです。
前半は、株式会社日本能率協会マネジメントセンターさんをゲストにお迎えして、手帳を使って夢や目標のヒントとなる「自分の「好き」」を記録(ログ)する方法を教えていただきました。
まず、みなさん手帳って使われていますか?
参加者さんは紙の手帳を使っている方が多かったですが、スマホと紙の手帳ハイブリッドの方も増えているようです。
毎年この季節、「来年の手帳はどうしようかな♪」とワクワク用意するのに結局最後まで使いきれなかったり、自分に合った手帳がわからず手帳難民になってしまう〜という方が多いようです。
そこで、まず簡単にいろいろな手帳の種類を教えていただきました。
女性に人気なのはB6サイズ。持ち運びやすく、割と書くところも多いのが特徴。
ただ最近はコロナの影響もあり、持ち運びをしなくなっていたり、日記などをつける人も増えていてA5サイズなど大きめも人気だそうです。
次に中身についてそれぞれの特徴を。
マルチタスク:副業と本業を分けて書いたり、家族の予定を分けて書いたりしたい人に。
レフトタイプ:メモやノートがわりにも使いたいという人にオススメ。
メモタイプ:日記を書いたりタスク管理に。
バーチカルタイプ:時間軸を気にせずやることリストの管理にも。
ブロックタイプ:1日ごとのタスク管理がしやすく、在宅ワークが増えている最近人気のタイプ。
いろいろなタイプの手帳があるけれど、それぞれの特徴ってきちんとわかっていなかったのですごく参考になりました。
お話を聞いてわたしは来年ブロックタイプの手帳にチャレンジしてみたい♪と決めました!
当日のZoom画面より
「夢を叶える手帳」とか「目標達成のための手帳」なんて言葉をよく目にしますが、「夢」とか「目標」といきなり言われてもハードルが高い…と感じている方ってきっと多いですよね。
まずは「夢」や「目標」を見つけるための作業として、「好きなことをメモする」作業から始めてみるのがおすすめとのこと。
例えば日々の気分を記録して、どんなことがあると自分がご機嫌になるのかを発見したり。
食べたものやお出かけした場所、読んだ本などを記録してお気に入りリストを作ってみたり。
1日1つ英単語を書く!と決めて習慣にしてみたり。
1日5分でも毎日手帳を開く時間を作ると、自分の好きなものが手帳にどんどん集まって「開きたくなる手帳」に育っていくようです♪
ここからワークの時間になりました。ワークタイムはPAGEM企画部 中村さんから学びます。
実際に白紙のページにwishリストを作っていく様子を見せていただきながら、みんなでチャレンジ!
やりたいこと、欲しいもの、行きたい場所などを自由に書き出していくのはとってもワクワクする時間でした♪
good wordリストは「好きな映画や本の言葉」や「言われて嬉しかった言葉」を書き出していくもの。
ちょっと気分が落ち込んでしまったり自信がなくなってしまったりしたときに見返すと、元気になる言葉があふれているページってすごく素敵ですよね♪
当日のZoom画面より
様々な質問やお悩みが寄せられて、ヒントをお聞きすることもできました。
絵が苦手で手帳を可愛くできません〜というお悩みには(わたしもそうです…!)、お店でお気に入りのマスキングテープやシールなどを買ってきてデコレーションするのは簡単に可愛くできますよ♪と教えていただきました!
「空白ばかりになってしまう」「毎日何かを埋めないと!」「途中で新しい手帳を買い替えてしまう」など、とにかく「続かない!」というお悩みも多く聞こえました。
でもゲストのPAGEM企画部 宇井さんも「わたしも途中で手帳を変えちゃうこともありますよ」とおっしゃっていてびっくりしました!
「絶対1年間これを使うんだ!」と気負う必要はないし、マイルールも苦しいと感じたら変えてしまえば良い。
空白があっても、絶対毎日何かしら行動しているから落ち込まず、時々自分を褒めてあげて、自分の「大事な種」「興味の種」を探すツールとして手帳タイムを楽しんで欲しいとのことでした。
「手帳が続かない…」とプレッシャーを感じがちだったけれど、「自由に手帳を楽しむ!」ということを改めて再確認できて、何だか解放された気持ちになりました♪
当日のZoom画面より 左から編集部きさ、ケイティ、PAGEM企画部 宇井さん、中村さん
後半は有限会社 アルファアンドアソシエイツ 代表取締役 中村芳子さんをゲストにお迎え。
まずは上手なマネーマネジメントのキーワードからお聞きしました。
1.借金がない
2.ヘルシーに暮らして、ハッピーに使っている
3.貯金している
4.実現したい夢がある
5.お金が見える
6.相談できる専門家がいる
これらの項目について一つずつゆっくりお話いただきました。
当日のZoom画面より
まず「借金がない」ということについて。
奨学金や住宅ローンは除いて、自動車ローンや意外と盲点のスマホの分割払い、クレジットカードの支払いなどは「借金です」ということをおさらいしました。
有事がなく、普段通りであれば難なく支払えるけれど、今回コロナの影響で収入が減ったりボーナスカットなどで普段通りの支出なのに支払いが難しくなってしまったという方も実際におられるとのこと。
また、「リボ払い」についてはなんと金利が15~18%とのこと!!
これでは払っても払っても元金が減らず、貯金を増やしていくことが難しいですよね。
上手に使っている方は別として、基本的には現金管理がおすすめとのことでした。
ただ、そうは言ってもキャッシュレスがどんどん進んでいる現代なので、それならクレジットカードではなくデビットカードを使う方が安全では?と中村さん。
また、借金と聞くと「ギャンブル」「キャッシング」といったような、わたしたちには少し縁遠いことを想像するかもしれないけれど、「自己投資」「資格取得のため」など前向きな理由の借金も存在していることをお忘れなく!とのことでした。
「120歳まで生きてもハッピー!来月死んでしまってもハッピー!」という考え方をして欲しいとのこと。
将来の心配ばかりして、今我慢に我慢を重ねて貯金し続けることが全てではないですよね。
貯金はバランスが大切です。理想的とされる手取り額に対する貯金額の割合は15%とのこと。ところが参加者さんは毎月30%くらい貯金しています!という方が最多でした!!
きんゆう女子。メンバーのお金に対する意識の高さが現れた瞬間に、中村さんも、「えー!!」と驚いていた様子が印象的でした(笑)。
きんゆう女子。世代はもう少し「今を楽しむ」ために趣味や交友関係にお金を使ってみても良いのかもしれませんね♪
次に「貯金」について。
みんなが気になる「老後資金」。中村さんは「老後を考えるのは40歳を過ぎてからで良いのでは?」とのお考えでした。
20~30代は「今を生きること」が大切で、将来の見通しもまだまだ不明瞭です。
結婚するのかな?子供は何人生まれるのかな?ずっと日本で暮らすのだろうか?
まだまだ人生分かりませんよね。
iDeCoや個人年金保険など動かしにくいものを若いうちから始めてしまうより、リスク資産を考えるならつみたてNISAなど縛りの少ないものから選びましょう。
また、投資は「お給料3ヶ月分貯まったらスタートさせる」ことを考えてみるのが良いそうです。
当日のZoom画面より
写真のヨットを運転している中村さん⛵20代にヨットを買いたいと口に出していたら30代にヨットの共同オーナーになることができたんだそうです!
そして「実現したい夢がある」については、前半の手帳術の学びとリンクする部分がたくさんありました。
夢がないと、お金だけあっても楽しく使うことができませんよね。
中村さんは「日本はやりたいことよりも、やらなければいけないことが優先される文化」もあり、やりたいことや好きなことが分からなくなっているように感じているとのこと。
子供の頃を思い出して、自分の立場や役割、周囲からの期待など何も感じなかった頃まで遡って、自分はどんなことに興味があったかななどと思い返してみると夢のヒントが見つかるかもしれませんよ♪と教えていただきました!
このお話には、多くの参加メンバーが共感していました!
キャッシュレスが進んできたことによって「支出」が見えにくくなっているとのこと。
また、口座をたくさん持っている方は全て合わせていくらなのかパッと言えない方も多いのでは?(ドキっとしました!笑)
なので、家計簿アプリを使いこなして見える化していくことがおすすめだそうです。
そして、口座は目的別に4つ用意するのが良いとのこと。
使うお金(生活費)、万一の時のためのお金(お給料3ヶ月分)、取り分けたお金(2~3年で使うことが決まっているお金)、将来のためのお金(収入の15%を積み立てていく)。
とても分かりやすいですね!!
最後に「相談できる専門家がいる」について。
お金のことがとても複雑化している時代に突入しており、折を見て専門家に相談することも必要な時代になっていると中村さん。
FP相談というと、資産家がすること、というイメージもあるかもしれないが、一般的な家庭の家計相談を得意とするFPもいらっしゃるそう。
どうしても保険会社等で紹介される無料FP相談は自社商品を提案することを目的としているので、有料であっても独立系FPを探すのがおすすめとのことでした。
「人と比べない」ということはとても難しく、なかなか自分らしく生きることが出来ないと感じている方は多いですよね。
でもシンプルに「自分が満足できること」を考えてみようと思いました。
私はお話を聞いて、自分の得意なことを社会や人のために生かしたり、やりたいことを達成できる方法を探したり、思考を続ければ道は続くなと感じました。
お金がないことを理由に諦めずに、いつまでも夢を持ち続け、日々自分をアップデートしていけるようになりたいな、そうした切り口からお金の使い方を考えていくこともできるなと、新しい発見がありました。
参加メンバーからは次のような感想がありました。
「夢や目標を言葉にすることで前向きな気持ちになるので、早速今日から実践します!」
「「人間生きていたら何かやっている」という言葉には勇気づけられました。」
「日本人女性はWillがないという言葉が胸に響きました。」
「何が幸せかシンプルに考える、という先生の言葉が胸に響きました。お金の価値観が変わる時間でした!」
「夢」「目標」を手帳に書きながら見つけていき、そのためのお金をマネジメントしていく、前半から後半を通して、改めて人生と向き合いもっと自分のことを知りたくなるような授業でした!
写真はイメージです
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