きんゆう女子。

女子会レポート

【後編】日本の未来を考えてみよう♪〜国のお金の理解〜​

みなさん、こんにちは。きんゆう女子。編集部りさとゆうきです。8月22日(木)の女子会は、国立印刷局さんと関東財務局さんをゲストにお招きし今の国の財政について学びました。

2019.9.21up!

きんゆう女子。編集部


みなさん、こんにちは。
きんゆう女子。編集部のりさとゆうきです。


10月1日(火)から、消費税が2%UPする予定ですがみなさん心の準備は大丈夫でしょうか?


国税庁ホームページに消費税について詳細が記載されています。


増税する理由は、なんとなく分かるような、分からないような?

でも、具体的にどう使われるのかワカラナイ・・・。


そもそも、税金ってなんだろう?


そんなもやもやを感じる今日この頃。

8月22日(木)の女子会は、そんなもやもやを少しでも解決するべく

国立印刷局さんと関東財務局さんをゲストにお招きし今の国の財政について学びました。

テーマは「甘口シリーズ!関東財務局さんと日本の未来を考えてみよう♪〜国のお金の理解〜」です。


レポートは前編・後編に分けて書いていきます。


後半のゲストは、関東財務局さん✨



関東財務局さんは、昭和24年6月1日、大蔵省の総合出先機関として発足しました。


関東財務局さんの役割は主に3つ。


・銀行や証券会社、保険など金融機関がきちんと運営しているか監督をすること

・経済が今どういう状況かを調べたり地域の人々へ国の方針を伝えたりする

・国の財産の管理(公園などの公共の土地は国の持ち物だったりします)


国の地域をつなぐ伝達役のようなお仕事。


まちづくりや地域活性化にも貢献しています。



日本の財政について学ぼう


後半はまず、財政について教えていただきました。


財政の基本は、歳入と歳出の"バランス"を取ることから。

これは、家計管理と同じですね。


収入と支出のバランス。


でも私たちの国はグラフを見てわかるようにアンバランス。つまり、いびつなんです。


歳入の3分の1は新たな借金(国債)に依存しているので、歳入と歳出を引くとマイナス。

毎年赤字なんです。


他の国と比べてみると少し理由が分かります。


手厚いサービスのわりに、歳入が少ないんです。


日本は「みんなのために使うお金」>「みんなから集めるお金」という状況なんです。




赤字をどうしていく?財務大臣になって予算を作ってみよう!


日本の現状が分かったところで、グループにわかれて国の予算をどう作っていくか考えました。


最初にどのような国を作りたいかを決めた後にそのために財政をどうするかを考え、予算案を決める流れです。


関東財務局さんからは、みんなから集めたお金がどんなところで使われているかヒントを教えてもらいました。

具体的には道路、年金、水道などです。




3つのグループでいろんな意見が出ました


掲げた国のイメージを実現するためには、

どの歳出・歳入項目を増やしたり減らしたりするべきか話し合いました。


私たちのグループでは、教育やこども・子育てに関する社会保障を充実させたいという方針にしたので、

その項目の予算を増額することにしました。


そして、年金や生活保護に関する社会保障などを調整することによって

その分の予算をなんとか得られるように工夫をしました。


そういった調整をしながら予算を増やしたいけれど、上限は決まっているんだなぁと感じました。




他のグループでは、子育て・教育の予算を大胆に増額していたり、

民間企業に注目を置いていたりとそれぞれ違う視点から日本の財政を見ていると感じました。


国の借金を増やさないようにするため調整が必要で難しかったのですが、

最終的にはできるだけ借金を減らすことができみんなの満足できる予算案ができました。



実際に消費税が上がったら何に使われるの?


最後に、消費税が上がることについて改めてお話を聞きました。


2019年10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げられます。


消費税の増収分は、全てが足りていない社会保障に充てられるそうです。


また、待機児童の解消や幼児教育・保育の無償化など子育て世代のためにも使われ、

全世代型の社会保障制度に転換するそうです。


これからもニュースなどをこまめにチェックしたいですね。


まとめ♪


このように関東財務局さんと一緒に

日本の財政について学び、考え、みんなで意見を共有することは大切なことだと思いました。


ワカラナイことはまだまだ多いけれど、

1人1人がどう国のお金を使っていくと理想の社会を作ることが出来るのか?とても考えさせられた女子会でした。


長いレポートでしたが最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

答えがあるわけではないけれど、引き続き日本の未来を一緒に考えていきましょう♪




編集部きんゆう女子。編集部

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