きんゆう女子。

取材レポート

つみたてNISAフェス2018に参加してきました

4月21日(土)に金融庁主催のつみたてNISAフェスティバル2018に参加してきました。 つみたてNISAについてのお話から、投資を始めるための心構えなど沢山のことを学びました! そんな充実したフェスティバルの様子をレポートいたします。

2018.5.20up!

こんにちは。

きんゆう女子。編集部ケイティです。


先日、金融庁さん主催のつみたてNISAフェスティバル2018に参加してきました(*´▽`*)


撮影:きんゆう女子。
会場である赤坂インターシティーコンファレンスの待合場所。天井が広くとてもオシャレ♡



撮影:きんゆう女子。
会場の受付にて。服装は「長期投資の旅」をサポートする意味を込め、キャビンアテンダントをイメージされたそうです。


おススメの本や、つみたてNISAができるまでのお話を教えていただき、あっという間の3時間でした。

そんなフェスティバルの様子をレポートいたします。



撮影:きんゆう女子。


ちなみに...この日は「春」「新しいことをスタート」をテーマに、「something pink」のドレスコードが指定されていました。ピンクのものを身に着けられている方が多かったので会場もとても華やかでした♪



人生の目的は「幸せ持ち」


まず、I-O ウェルス・アドバイザーズ株式会社 代表取締役社長・ファイナンシャル・ヒーラーの岡本和久さんによる基調講演からスタート。


岡本さんは「投資と癒しを与える存在」になりたいと「ファイナンシャル・ヒーラー」という肩書きを考案されたそうです。

「癒し」を大切にされている岡本さんのお話は、「お金の増やし方」のノウハウではなく、お金を学ぶことで生き方を考えるという深い内容でした。


中でも私は、人生の目的は「幸せ持ち」になることであり、

投資とは時間の使い方であり、「生き方」というお話が心に残りました。


撮影:きんゆう女子。
岡本さんの「幸せ持ち」の考え方に、参加されたみなさま大きく頷かれていました。


また、長期投資は人の一生だけでなく、次の世代へ繋ぐものでもあることを聞き、

長期投資というと20~30年くらいのイメージでしたが、50年~100年などもっと長い目でみる心のゆとりや、

どこかで早く利益がでると嬉しいなと目先のことを考えている自分に気が付きました。


岡本さんのお話を聞いて、幸せのためにお金をどう使うかを考えながら生活したいと思います!


つみたてNISA 誕生秘話を教えていただきました

インデックス投資アドバイザー のカン・チュンドさんのファシリテートにより、

R&I ファンド情報 編集長の岡田篤さん、金融庁政策課・参事官の油布志行さんに

つみたてNISAの誕生についてパネルディスカッション形式で教えていただきました。


撮影:きんゆう女子。
左からカンさん、岡田さん、油布さん



つみたてNISAは"長期投資の足かせはコスト"ということで、

対象とする投資信託の手数料に決まりを設けたというお話や、

アクティブファンドの対象基準についても多くの方の意見をくみ取りながら決定したことをお伺いしました。


初心者でも安心して投資を行えるようにと、様々な専門家が話し合って仕組みが出来上がったことを知り、

つみたてNISAに対する熱い想いを受け取ることができました。


最後にお2人からこれからつみたてNISAを始める人へエールをいただきました。


岡田さんはつみたてNISAを始めた後は、「買ったら続けること」ということの重要性を強調されていました。

商品を買う時の選び方の1つとして日本に住んでいるから海外に投資している投資信託を購入する。というように

「自分から遠い存在」の商品を買うことだそうです。


油布さんからは「お金が貯まってから投資を始めるのではなく、今から出来る額を始めること」というエールをいただきました。


投資に対して、お金について詳しい人が行うもの。というイメージがありましたが、

気軽な金額から、ゆるりと長く続けるという身近なイメージに変わりました。


個人投資家の投票によるおススメ本の紹介


「お金の勉強のために、本を買おう!」と思っても、いざ本屋さんに行くと、

「何を読んだらいいのかワカラナイ・・・」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。



撮影:きんゆう女子。



そんな金融ワカラナイ女子の心を読んだように、つみたてNISAフェスティバルでは、

個人投資家の投票により選ばれた「オススメの一冊」がランキング形式で発表されました!!

当日発表された、本はこちらからご覧いただけます。


「初めての投資!おススメの一冊ベスト10」


私が気になったのは、「臆病な人でもうまくいく投資法」(著者:竹川美奈子さん)という本です。

11人の投資家のお話が載っているということで、多くの方の投資スタイルを参考にしながら

自分軸を見つけられそう・・・と思いました。


今度、読んでみようと思います!



いよいよ、つみたてNISA公式キャラクターの発表♡選ばれたのは・・・


つみたてNISAを普及させるために、公式キャラクターの募集を金融庁さんで行っていました。

343件の応募があったそうです!


実はきんゆう女子。でもメンバーさんと一緒に考えたキャラクターを応募していました(//▽//)

残念ながら予選に残ることはできませんでしたが、ちょこっと紹介していただくことができました。


撮影:きんゆう女子。
きんゆう女子。メンバーと考案した「つーみん」が会場で紹介されました。



また、4才のお子さんも応募をしていたとのこと!


撮影:きんゆう女子。
4才のお子さんが描かれたニーサ姫。可愛らしいです♡


絵を描いているところを想像するととても和みました。

私もいつか、自分の子供が生まれたら、遊びと勉強をセットにお金のことを伝えたい!と思いました。



そして選ばれたのは・・・


つみたてワニーサ!

撮影:きんゆう女子。
背中に小鳥がいるので、ワニーサは温和な性格なのかなと想像しました。


イラストも可愛らしいですし、「積立はNISA」の音と同じになるとネーミングセンスが光るキャラクターです。

すでにTwitterに公式アカウント(@Wa_nisa_FSA)もあり、今後のつみたてワニーサの活躍が楽しみです♡



参加者の率直な質問にお金のプロが回答!


最後に「投資信託事情」編集長の島田知保さん、経済評論家の山崎元さん、日本経済新聞社編集委員の田村正之さん、金融庁政策課・政策監理官の八幡道典さんによるパネルディスカッションが行われました。

Twitterで参加者から募集した質問に回答をいただく形で進みました。


撮影:きんゆう女子。
左から、島田さん、山崎さん、田村さん、八幡さん


「合コンやショッピングでお金がないのですがどうしたらいいですか?」

「妻から投資を止められているのでどうしたらいいでしょうか。」

「親族が明らかなぼったくり金融商品を買おうとしていて止めるにはどうしたらいいか?」


など、切実な声から


「ファンドが繰上償還となった場合、スイッチングできないの?」

「つみたてNISAとNISAが一本化されることもあるの?」

「今ニュースになっている職場つみたてNISAについてどう思ってる?」


など専門的な質問まで取り上げられていました。


私がお話の中で心に残ったのは山崎さんの

「お金の使い過ぎの原因の1つとして、"周囲に遅れを取らないようにしよう"と他人の生活と比べること。」というお話です。

人と比較をするのではなく、「私を知る」ことがお金の使い過ぎを防ぐ1つだと思いました。

自分に合うものを選ぶヒントを”私を知る”に掲載していますのでぜひご覧ください。


また、プロジェクターにはTwitterが映し出されていて、参加者の感想をリアルタイムで見ることができました。

お話を聞くのも勿論ですが、参加者の声にも共感することが多く、より学びになりました。


撮影:きんゆう女子。
Twitterでパネルディスカッションの感想がリアルタイムに投稿され、臨場感がありました。

まとめ

3時間のフェスティバルで様々な方のお話を沢山聞くことができ、つみたてNISAについての知識が広がりました!


講義を聴くのではなく、"会話"を聴く内容が多く、ワカラナイ女子でも楽しく学ぶことができました。

1日を通して、投資を始めるためには、以下の2つの心構えが大切だと思いました。


「”お金が貯まってから”と言っていたら投資を始められない。」

「投資を始めたら長く続けること」


この2つの心構えを後押ししてくれる制度がつみたてNISAだと思いました。

金融庁さん、素敵な機会をありがとうございました!


撮影:きんゆう女子。
休憩時間はプチきんゆう女子。会に♡



*関連情報


金融庁


つみたてNISA Meetup(つみップ)

金融庁さんが2017年4月より開催されている意見交換会です。

「つみたてNISAフェスティバル2018」はこのMeetupの一環で開催されました。

サイト内でフェスティバル当日の資料も公開されていますのでぜひご覧ください。

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