金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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女子会レポート
コロナの自粛ムードも明け、そろそろ海外旅行に行こうかなと、考えている方も多いはず!でも、今は外貨が高め・・・ということで、きんゆう女子。では、外国為替取引の知識を深め練習や実践を通じて、海外旅行を賢く楽しむコツを学ぶプロジェクトをスタート!12月8日(金)には、プロジェクト最終回イベントとして「為替を予測⁉テクニカル分析って?一緒にやってみよう」を開催しました!
2023.12.26up!
=sponsored contents=
きんゆう女子。では、金融や経済を自ら調べたり、体験したり、専門家やサービス提供企業に聞きながら「自分の判断軸」を育てることを大切にしています。このレポートは参加者や読者の金融リテラシーの理解度を上げるために、運営ポリシーに共感いただいているトレイダーズ証券さんのご協賛のもと企画しました。「withき」ページも併せてご覧ください。
こんにちは!
きんゆう女子。ライターのちーちゃんです!
「外国為替取引チャレンジプロジェクト」の第3回イベント「為替を予測⁉テクニカル分析って?一緒にやってみよう」が開催されました♪
「外国為替取引チャレンジプロジェクト」も佳境をむかえ、イベントの難易度もちょっぴり辛口め♡
カタカナの用語も今回たくさん出ていますが、コツを覚えれば実践にすぐ繋げられる内容ですよ☆
<イベントの流れ>
・講師のご紹介
01 サポートとレジスタンスを理解しよう
02 トレンドとレンジを見極めよう
03 ローソク足の役割を覚えよう
04 テクニカル指標を使って取引してみよう
・ワークタイム
今回のテクニカル分析について、お話いただくのは「きんゆう女子。」ではおなじみになったかもしれません!?トレイダーズ証券株式会社 取締役 井口喜雄さんです!
現役為替ディーラー。
為替ディーラーはチャートというグラフを見たり、ニュースを聞いたりして、世界の情勢を追いながら、為替の売り買いをするお仕事。
毎週火曜日にはラジオのパーソナリティもされています。
YouTubeチャンネル登録者数:3万3000人
X(旧Twitter)フォロワー:6万2000人
マーケットを分析する方法は大きく2つあります。
それは前回お話ししたファンダメンタルズ分析と今回お話しするテクニカル分析です。
ファンダメタルズ分析は経済のニュースから分析して予想していくもので、テクニカル分析は過去の値動きから将来の動向を予測するという分析方法です。
両方できるのがGood!なようですが、どちらが人気があるのかというと、圧倒的にこのテクニカル分析だそうです!
テクニカル分析は、100円で買いなさい、1,000円で買いなさいというのが明確に指示されるものになるので、売り買いに活かしやすいためです!
テクニカル分析ではチャートと言われるものを見て分析します。
現状のドル円は144円(2023/12/8現在)ですが、果たしてその金額が高いのか安いのかパッと判断できないと思います。
その144円の歴史を見る、過去チャートから何があったのかを知るのが、チャートを見て分析する目的です。
ご存知の方も多いと思いますが、改めてチャートの見方をご説明します。
チャートは縦軸が価格を表し、上に行けば価格が上がり、下に行くと下がります。
横軸は期間を表しています。
一番左側が古く、右に行けば行くほど新しくなります。
レジスタンスラインというのは上昇の抵抗になる線のこと、
一方サポートラインというのは下落を支える線と定義されています。
レジスタンスライン、サポートラインという風に呼んでいますが、
要するに、為替額がそれぞれに近づくと跳ね返るラインという意味だそう👀
なぜラインに近づくと跳ね返るのでしょうか??
マーケットの原理原則はシンプルに買いたい人が多ければ為替の金額が上がっていきますし、売りたい人が多ければ下がっていきます。
そのためレジスタンスラインに近いところでは、売りたい人が多く、サポートラインに近いところでは買いたい人が多いということになります。
サポートラインの線の引き方は、超簡単!
安いところと安いところを結ぶ、これだけです!
同様にレジスタンスラインは高いところ同士を結べばOKです。
皆さんも描画ツールを活用して試しにラインを引いてみてくださいね!
トレンドとレンジはマーケットの相場を表す言葉です!
どのマーケットにおいても、相場を示す言葉はトレンドとレンジの2種類しかないのだそうです!
トレンドというのは 一方向を目指して動いているもの。
上に向かっていれば、上昇トレンドと言います。
一方レンジは、上にも下にも行かずに行ったり来たりしている相場のことをさします。
このトレンドとレンジ。
どちらなのかよくわからないというときは、サポートラインとレジスタンスラインをひくことで、
なんと、確認ができます!
もし上昇トレンドであればどこで買えばいいのかを考えればいいですし、
レンジであれば今は取引しなくてもいいかなという風に考えて良いかもしれません。
繰り返しになりますが、マーケットにおいてはトレンドかレンジしかないので、今自分が参加しているマーケットがどちらの状況なのかを把握しておくことは、戦略を考える上で非常に重要となります。
チャートの中の1本の棒のことを、ローソク足という言い方をします🕯️
1本のローソク足同士が繋がるとチャートになるわけです。
ローソク足は始値、高値、安値、終値の4つの価格から構成されています!
ローソク足は「日足」という1日の値動きを表しています。
マーケットがオープンするのは朝の7時ぐらいなのですが、その始まりの価格が始値、その後24時間経って翌7時ごろクローズする時の価格を、終値といいます。
この始値から終値のことを実体と呼びます。
1日の値動きの中で、高い時もあったり、安い時もありますよね。
それらを高値、安値で表し、実体から伸びている棒のことをヒゲと言います。
また、始値よりも終値の方が高い、つまり価格があがれば陽線という呼び方をし、逆に始値が高くて終値が安いと、陰線といいます。
日本では、価格が上がっている時の陽線は赤色で、下がっている時の陰線は青色で色分けをしていることが多いです。
このローソク足1本から得られる情報というのはなかなか多く、優れものなのです!
では、ローソク足の何に注目したら良いのでしょうか。
井口さんはずばり、実体の大きさとヒゲの長さを見ているのだそう。
これからマーケットを勉強していくとテクニカル分析にはヘッドアンドショルダーや抱き線・はらみ線などなど様々な分析方法がでてきますが、それよりも、このローソク足の実体の大きさとヒゲの長さを見た方が良いのだとか。
まず、実体の大きさについてお話すると、チャートに大きな実体が現れると、相場の転換点となることがあります。
たとえば陰線の大きな実体の場合は下落トレンドに転じる傾向が強いです。
実体は、ただ大きければいいというわけではありません。
その前の値動きがあまりない期間が続いた後、大きな実体が現れる、というところがポイントです。
値動きがあまりない状態というのは売りたい人、買いたい人がぶつかり合っていて、トレンドに出ないという状態を示しています。
たとえばそこに大きな陰線の実体がでると、売り手が買い手を完全にノックアウトした状態となります。
買っていた人たちは逃げていって下落トレンドが始まりますよ、ということを示しているわけです。
大きいローソク足が出現した時には何か事件が起き、新しいトレンドが発生したのだと理解しましょう。
もう一つ、トレンドの終焉に出現するヒゲも相場の転換点になります。
上に長いヒゲが出ているときはダウントレンドになりやすく、 下に長いヒゲが出ている時はアップトレンドになりやすい傾向といえます。
長いヒゲはその価格帯をマーケットが否定したことを意味しています。
トレンドにどこまでのっていいのか悩んでいる時に、長いヒゲが出ると、もうトレンドは終わりかな、深追いしないで利益確定の売りを入れておこうかな、と考えるわけです。
もちろん確実にそうなるわけではありませんが、確立は高いため、このようなシグナルを見逃さないようにすることも、テクニカル分析のコツの1つです。
テクニカル指標は、チャート上に現れるシグナルです。
FXの運用画面でチャートを出し、自分が見たいテクニカル指標を押すと、ここで買いなさい、ここで 売りなさい、とチャートが指示してくれる便利な時代になっています。
テクニカル指標にはトレンド系とオシレーター系の大きく分けて2種類あり、トレンド系だけでも移動平均線、一目均衡、MACD、DMIなどあり、オシレーター系も含めるとおそらく数100種類ほどあると思います。
これだけ多くの指標がある中で、みなさんに一番オススメしたいテクニカル指標は、移動平均線です。
移動平均線は一定期間の終値を平均した線のことをさします。
なぜ移動平均線が良いのか。
それは、世界中で最も使用されているテクニカル指標だからです。
簡単に言うと、みんながこの移動平均線を表示させて売り買いしている。
だからこそ優位性があるのです。
みなさんは美人投票って知っていますか?
美人投票は自分が美人だと思う人に投票するのではなく、みんなが美人だと思う人に投票することをいいます。
マーケットの世界で勝負するには、株でも為替でもどの商品でも、この美人投票の考え方が大切になってきます。
つまり、自分の相場間で売り買いをするのではなく、みんなが上がると思うか、下がると思うかで売り買いの決断をするわけです。
世界中で最も使用されている移動平均線だから、この移動平均線をもとにすると、
みんなが買ってくるか、売ってくるかが見えてきます。
移動平均線の使い方はとてもシンプルで移動平均線よりチャートが下にあれば、売りからエントリー。
移動平均線よりチャートが上にあれば買いからエントリーするだけです。
ワークショップでは、学んだことの共有やどの指標を使って分析したいかなどをフィードバックし合いました。
講義を聞く前は横文字が多く難しそうというイメージをもたれていた方も多いようですが、井口さんのお話を聞いた後は、直近のチャートを見て質問が飛び交い、みなさんそれぞれに自分ごと化されていました。
見方のヒントをもらったので後はどんどん実践していきたい、という前向きな言葉もあり、みなさんの学びの意識が強まっていました。
全3回の女子会すべてにご参加されていた方は、プロジェクトを振り返り、距離の遠いFXと少しだけ仲良くなれたような気がするというあたたかい感想を伝えてくれました。
難しいイメージが強いFXですが、教えていただくと意外とシンプルに捉えれば良いことがわかります。
難しいイメージのハードルを超えるとさらに興味も湧いてきますよね。
テクニカル指標には流行りもあり、井口さんのようなプロのディーラーの方もSNSなどで他のディーラーがどの指標を見ているか日々学びながら、売り買いをしているそうです。投資の世界では長く続けていくことがなによりも大切。
無理をせず、継続あるのみです♪
トレイダーズ証券株式会社 取締役 井口喜雄さん
現役の外国為替ディーラーで、ドルやユーロをチャートグラフ、世界中のニュースを見ながら
売り買いをするお仕事をされています。
また、本業の傍ら、YouTubeやTwitterなどで外国為替に関する発信もされています。
井口さん、丁寧に優しく教えてくださりありがとうございました!
トレイダーズ証券の皆さん、女子会・プロジェクトのサポートありがとうござました。
半年間ありがとうございました💕
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