金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
*レポートページに移動します。
女子会レポート
2022年秋に円安でザワつきましたよね⁈ 海外旅行に行く人にとって為替は身近話題のはず!物価などにも影響してくる為替はなぜ変動するのかをトレイダーズ証券さんにお越しいただき学びました!
2023.3.31up!
=sponsored contents=
きんゆう女子。では、金融や経済を自ら調べたり、体験したり、専門家やサービス提供企業に聞きながら「自分の判断軸」を育てることを大切にしています。このレポートは参加者や読者の金融リテラシーの理解度を上げるために、運営ポリシーに共感いただいているトレイダーズ証券さんのご協賛のもと企画しました。「with き」ページも併せてご覧ください。
こんにちは!
きんゆう女子。ライターの島村です!
「輸出入に関わる仕事をしている!」「海外旅行の予定がある!」という方々にとって、
為替は特に身近な話題ですよね⁇
そうでなくても、物価やお給料などの間接的にわたしたちの生活にかかわるもの。
だけど、為替ってそもそも何で変動するの?
「円安・円高」ってわたしたちにどんな影響があるの?
そんな為替にまつわる疑問を解決し、もっと身近に感じるためのイベント
「2023年、外国為替を学んで、物価高・円安でも海外旅行に賢くいこう!
お金もわたしもアップデートしよう!」が開催されました♪
今回は10名程度が集まり、簡単な自己紹介から始まりました!
参加した人の中にはFX取引の経験者もいましたよ♪
会場は兜町にあるKNAG(ナグ)
店内は天井も高く居心地のよいカフェです!
テラス席もあるので、今からの季節はお仕事やゆったり時間にいいかもしれませんね♪
今回のテーマは、初めての方向け やさしい外国為替入門!
今回の女子会では、
01.外国為替市場とは
02.円高と円安を理解しよう
03.お金を増やすには
という3つステップで学びました!
ゲストスピーカーはトレイダーズ証券株式会社取締役であり、現役為替ディーラーの井口喜雄さん♪
井口さんは20年以上、為替取引を行っている現役のディーラーさんです。
初心者が現役のディーラーさんからこんな間近でお話を聞けるなんてそうそうないから、
とっても貴重な機会になりました!
それでは、
学びを振り返ってみましょう♪
まず、外国為替市場って何?
◇異なる国の2種類の通貨を交換する場所(市場)
例:<日本円⇔アメリカドル> <アメリカドル⇔ユーロ> <ユーロ⇔中華人民元>などなど
◇誰が市場に参加しているの?
輸出入企業、商社、中央銀行、銀行、個人投資家、ヘッジファンド
ちなみに、わたしたちが海外で旅行するのも。外国為替取引のひとつ!
銀行で両替した場合、銀行がわたしたちの代わりに市場に参加して取引したことになります。
続くお話の中でちょっと驚いたのが、外国為替市場の規模。
なんと1日に500兆円~700兆円が動いているのだそう!
日本の国家予算が1年で100兆円規模とすると、その数倍にもなる大きさ。
この市場は、とにかく世界のモノやサービスをやり取りする価格を決めるために欠かせない場所であるし、同時にこの動きを利用して利益を出す!という個人や企業もたくさんいる、
とっても大きな市場であることが分かりました!
◇円高・円安って?
いつもこちらのワードが出てくると思うのですが、一体どっちがどっちだっけ??
悩むこともしばしば...
1ドル100円→150円=円安
1ドル100円→80円=円高
わたしたちが自然に身に着けてきた、安い・高いという感覚を覆す表現。
なぜ・・・?
それは基準が<ドル>だから!
1ドル買うのに必要な円、という発想であるとのこと!
◇日本企業にとってどんな影響があって、結局どっちがいいの?
円高は<輸入企業>がおトク
円安は<輸出企業>がおトク
もちろん、円高・円安がどちらにもメリット・デメリットがあります。
ただし、<輸出企業>が多い日本にとっては円安の方が有利!
円安は株価が上がる要因の一つになるんだそう。
トレイダーズ証券株式会社 提供資料より引用
でも、円安は手放しに喜ばしいことではなく、急に円安が進むと、
物価が上がり過ぎる(インフレ)になってしまう。
その分、わたしたちの給与が上がっていればいいのだけど、そうとは限らないですよね?
わたしたちがもらう給与は増えないのに、モノばかり高くなっていく状況が生まれてしまいます。
さて、どうやったら為替の値動きで利益を出せるのでしょう?
値が動く理由は、例えば、政治や経済指標の変化、災害やテロ・戦争など。
そんな情勢をにらみつつ、値動きがわかればお金を増やすことができるかもしれない。
とはいえ、未来のことは誰にも予測できないですよね?
そんな中、1つ見るべきものがあるそうです!
それが”金利”
各国の金利を見ると為替の動きのヒントになるんだそう。
さっき少し触れていたように、景気が上向きになると、インフレになる。
過剰なインフレを抑えるために、各国が行うのが金利を上げることです。
逆に景気がよさそうな雰囲気はあるけど、金利が上がっていないんだったら、やはり何かの原因があって上げられないと考えられる。
金利はそんな目安になります!
そこで、現在(2023年3月9日現在)の世界の政策金利を見ると
アメリカ 4.75%
カナダ 4.50%
メキシコ 11.00%
ブラジル 13.75%
ロシア 7.50%
中国 4.35%
オーストラリア 3.35%
イギリス 4.00%
トルコ 9.00%
南アフリカ 7.25%
日本は0.00%
ということで、金利が高い、かつ政治や経済が安定している国の通貨が買われやすい!
そして、日本の金利0%ってどうなのだろう??
今後、動きが出てくるかも!?そんな話題でゲストトークは終わりました!
その後、質疑応答が行われました!
Q.「為替の影響で日本企業は儲かっているはずなのに、何で給与は上がらないの?」
A.輸出企業の賃金が上昇し始めているように、他の企業も少しずつ上がってくるはず!
Q.「昨年1ドル150円になったけど、もうならないの?」
A.為替の動きは実態ではなく先読みする癖があるから1ドル150円まで急に変動した。
先のことは誰も分からないけれど、同じことが今すぐに起こることは想像しにくい。
などのやり取りがおこなわれました!
そしてワークの時間へ!
テーマは、「賢く海外旅行に行くならどこ?」
テーブルごとに3~4人で話し合いました!
手元には、中国、アメリカ、シンガポール、香港、台湾、ベトナムなどいろいろな国の通貨の価格と
2020年1月、2023年3月の騰落率などが一覧になった表がありました!
〇レートだけで考えるなら韓国やタイがいい!
〇海外旅行といったらショッピング。たとえば20万円のバッグを買うとして、
2020年と2023年のレート違いを算出。今は海外旅行はおトクじゃないからちょっとガマンの時期
〇レートも大事だけど、旅費も考慮したい。ブラジルはおトク感があるけど旅費はかかる。
燃油料だって高い。だったら近くの韓国や台湾などがいいかも
〇今は旅行ではなくてFX取引で仕込んでおきたい。利益が出たら旅行に行きたい!
〇フランス、特にパリはオリンピック前。きっと盛り上がりを体感できるはず。
直行便ではなく経由便を使うなど工夫しながら、今行きたい国があるなら、今行くのが一番!
そんな答えが出てきました!
みんなで為替をテーマにあれこれ会話し、行きたい旅行先の話で盛り上がりながら会は楽しく終了へ。
ゲストトークや旅行の話題で為替も身近に感じ、もっと知りたい!と思うきっかけになりました♪
💌教えてくださった方
井口喜雄さん
1998年より、ディーリング業務に携わり、2009年からトレイダーズ証券に在籍。
ドル円や欧州通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。認定テクニカルアナリスト
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