金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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イベントレポート
「きんゆう女子。学院」は「私立きんゆう女子。学院」の姉妹校で、もっと基本的な金融について学びたいワカラナイ女子を対象に、各回ごとにお金にまつわるカリキュラムを設けて行うイベントです。第2回は、金融庁さんにおじゃましてお勉強しました!
2017.10.2up!
こんにちは!
きんゆう女子。編集部のまりこです。
第2回の「きんゆう女子。学院」は、金融庁さんで行いました(*^^*)
このレポートでは、授業を受けた学院メンバーからの感想文を中心にご紹介します。
当日のお勉強内容については、朝日新聞デジタルのコラム&wに書かせていただきました。
ぜひ、お読みください。
<10>金融庁に行ってみた(前編)
<11>金融庁に行ってみた(後編)~つみたてNISAって、なに?
撮影:きんゆう女子。
このマイクでお話するのはちょっと緊張しました。
きんゆう女子。として、はじめての金融庁さん訪問だったので、ドキドキ・ワクワクしていました。
霞ヶ関をおりると、なかなか見たことのないたくさんの庁舎が並んでいてこのエリアに国の機関が集まっているんだなぁ…と実感。
そして、時間厳守で集合しエレベーターで会議室へ。
エレベーターをおりるとちゃんと「きんゆう女子。学院」の案内の矢印が!
撮影:きんゆう女子。
夜の金融庁さん、どきどき…。
嬉しいです♪( ´ ▽ ` )ノお勉強がんばるぞ。
茶色いとびらをあけて、会議室に入った瞬間、東京タワーが見えて広々とした会議室に圧巻です。
なんとこちら、大臣などが出席し、制度について会議をとりおこなう場所なんだそうです!
一人一人の席にマイクが設置されてボタンをおすと話すことができます。
撮影:きんゆう女子。
ふかふかで座りごごちの良い椅子。
今回のメインテーマは、いろいろな金融商品とつみたてNISAについてです。
前半は参加者同士の自己紹介と1回目の振り返り、校長先生の青沼さんによる金利や利子、金融商品の種類についてお話いただきました。
後半は金融庁のお仕事と、2018年からスタートする「つみたてNISA」について制度を作られた総務企画局政策課のご担当の方にお話いただきました。
いままで聞いたことのある単語が、商品名なのか制度なのか、それとも方法なのか混乱していましたが今回の授業で見えてきました。
例えば、フルーツでも、いちごなのか梨なのか、とちおとめなのか幸水なのか…。
フルーツオーナー制度なのか産地直送なのか。そういう単語の意味から整理したいです。
撮影:きんゆう女子。
一覧で見るとわかる、いろんな金融商品。
金融の場合はこれがとっても見えにくいため、青沼さんに教えてもらいました。
ただ、これは一般的な表なので、例えば株式でも5%の利回りつまりリスク=振れ幅の大きいものもあるとのこと。
投資の世界には、こういう一般的な表や一般的に言えることはあるけれど色んなイレギュラーがあるんですね。
日本取引所グループさんや投資信託協会さんのホームページよりいろんな金融商品の一覧を見ることができます。
・日本取引所グループ:商品一覧
・投資信託協会:どんな種類があるの?
▼2回目のテーマ:
・資産運用を始める前に考えてみよう(リスク許容度について)
・金融商品について(いろいろな金融商品とリスク内容:株、債券、投信)
・一歩進んだ金融リテラシー(前回のおさらいと分散について)
・2018年から始まる、つみたてNISAについて(金融庁さんより:基本のおさらいと実践)
▼ワーク:
・自分の取れるリスクについて考えよう
・質問や感想を考えてみよう
撮影:きんゆう女子。
金融庁さんに聞いてみたいことは?
生徒さんアンケートより
撮影:きんゆう女子。
2回目の授業でメンバーの印象に残ったところは、こんなことでした。
利子と利息は(ほぼ)同意義
いつもよくわからなくなっていた、「利子」と「利息」の違い。貸している人が払う「利子」と借りている人がもらう「利息」という、どちらの人(機関)の立場かによって言葉が使い分けられていることが分かりました。銀行側がお金を貸すことを「融資」といい、借りる人が「借金」と言葉が変わるけれど立場を変えたら同じ意味になるとも聞いて、納得しました。「金利」は利息のもとになるものということも今まで曖昧でした。
金融庁さんがNISAの制度をつくっていること
NISAは、各銀行などの金融機関がつくっているものだとばかり思っていました。ですが、思えばおおもとの決まりを作るのはいわれてみれば行政であり国であり、金融庁なのだといまさらながらに思いました。これからは誰が制度や仕組みを作っているのか、売り手だけでなくて売り手より前の段階も意識したいです。新しいつみたてNISAは40年という期限付きということで、現行のNISAより長い。さらには40年後もまた制度の延長をかけていきたいとおっしゃっていました。NISAによって国にお金が集まり、経済を活性化し、個人にも還元されるという考え方なのかなと思ったのですが、実際のところはどのような意図でNISAという制度が作られたのかももっと知りたかったです。
金融庁さんのイメージについて
省庁はどうしても「おじさま」というイメージがありますが、同年代の女性もたくさんお話されていて、説明してくださった方も、硬い印象はまったくなく、とてもわかりやすい楽しい説明でした。金融庁で働くってどんな感じだろう・・・と、興味がわきました!
つみたてNISAは、投資が初めての方に優しい
つみたてNISAの仕組み自体が、知識も経験もない初心者が短期的にリスクを取って大損したりしないように、特に老後に向けて安定して資産を作っていけるように、わかりやすく誘導してくれている。投資できる商品も手数料が安く、比較的リスクが低いものに絞られている。銘柄も50程度に絞られるというから、優柔不断な私にも始められそう。10月の申し込み開始が楽しみになった。
撮影:きんゆう女子。
金融庁さんで、記念撮影!
メンバーレポートより
「中立的な立場で、自分の資産を一緒に考えてくれるサービスがあったらいいな」と思いました。
講義を通して、様々な情報を教えていただきましたが、どれもまずは試してみないと話を聞いているだけでは分からないな、と思いました。まずは1歩踏み出して、話についていけるようにするところから始めたいな、と思いました。また、業界や企業の方のお話はどこまで信用ができるのかわからない…という話を聞きます。そういっていたらきりがないですが、本当に信頼できる方と直接お話しができたら良いと思いました。
個別に誰かに相談をしたいですか?
生徒さんアンケートより(42名参加、うち18名が回答)
撮影:きんゆう女子。
金融庁さんありがとうございました!
つみたてNISAについて金融庁さんから直接説明を聞くことができ、一足お先に勉強することができました。
金融庁さんにお伺いすることができてとても貴重な体験になりました!
▼秋以降に開講予定、2期生事前予約はこちら
10月2日(月)から、つみたてNISAの受付が開始しているようです。
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