金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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女子会レポート
2月8日に、第2回きんゆう女子。学院の2日目の授業を開催いたしました。今回は校長の青沼先生からはリスクについて、金融庁さんからはつみたてNISAについて教えていただきました。
2018.3.19up!
こんにちは。
きんゆう女子。編集部のけいとです。
2月8日に、第2回きんゆう女子。学院の2日目の授業を開催いたしました。1月25日に入学式を東証さんで行ってから今日で2回目の授業です。
今回は後半には、金融庁さんをゲストにお迎えしています。
場所は、活動拠点のCAFE SALVADOR BUSINESS SALONです。
一日目の授業の様子はこちらからご覧いただけます。
撮影:きんゆう女子。
お仕事帰りにみんなできんゆうのことをお勉強♪
受付で1日目の授業の感想を、編集部からメンバーにお戻し。
交換日記のように、きんゆう女子。学院の校長青沼先生と、私たち編集部からのコメントを書いています。
「金融リテラシーを上げるとともに、お金について話せる友達ができたらいいな♪」などという前向きな意見が多く見られて私たち編集部も嬉しくなりました。(*´▽`*)
一緒にお勉強をしておかねのもやもやを解消していきましょう。
撮影:きんゆう女子。
フジテレビみんなのNEWS WEEKENDさんが取材に来ていました!
いよいよ、授業スタートです。
みなさん、準備はいいですか??まずは「リスク」について勉強しましょう。
撮影:きんゆう女子。
教頭のアローズくんとともに・・・♡
投資のお勉強で必ず出てくるキーワード"リスク"。
「そもそもリスクって?」「リスクとどう向き合うの?」「やっぱり、損したくない・・・」
こんな風に思う方もたくさんいると思います。
金融の世界において「リスク」とは、お金の動きの"振れ幅"のこと。値上がり額が高い金融商品は、値下がりするときも、大きく下がるということを指しています。
購入した株価が購入時より高くなると聞くと嬉しいですが、一方で値下がりする時の値下がり幅がも大きくなることを忘れてはいけないですね。。私も、肝に銘じたいと思います!
撮影:きんゆう女子。
リスクやこれからのお金の向き合い方についてテーブルごとに話し合いました。
お話を聞く前は「リスク」と聞くと”なんだか怖い”、"危険なもの"と身を構えてしまい、資産作りのための一歩は怖いものと感じていました。
「リスクは金額の振れ幅」と理解できると、私もリスクと向き合って、リスクをどこまでとるか考えてみようと思いました。
リスクについて学んだあとは、実践に向けての心構えについて。青沼先生からは、投資において大切なことは「自分の選択を後悔しないこと」「自分を責めないこと」であると教えていただきました。
当時の判断を後悔するのではなく、「今後より自分らしい投資スタイルにするにはどうしたらいいか」と未来のために振り返ることが大切だそうです。
このお話について、感想シートに書いてくださった学院生徒さんが多く、皆さんとても励まされたようです。
「おかねのこと以外でも自分の選択を後悔しないようにしたい」という意見も多く寄せられました。
撮影:きんゆう女子。
金融庁さんにお勤めの田口さん。分かりやすく教えていただきました。
今回のゲストである金融庁 総務企画局 政策課 田口明日香さんより、金融庁さんのお仕事や、つみたてNISAについてお話いただきました!
つみたてNISAの制度については、以前朝日新聞デジタルのコラム&wに書かせていただきました。
ぜひ、お読みください。
<10>金融庁に行ってみた(前編)
<11>金融庁に行ってみた(後編)~つみたてNISAって、なに?
金融庁さんのお仕事の話を聞いて学院メンバーさんから「金融庁さんにも女性の方がいて、身近に感じた」「普段お会いできない金融庁さんから直接教えてもらえてわかりやすかった!」など、声があり、金融庁さんが親しみやすい存在になったようです。
金融庁さんを身近な存在に感じられるようになったところで、「つみたてNISA」の生まれた理由が話題になりました。
田口さん:
「既にある、NISA制度よりも初心者の方に向けて作り直した仕組みです。実は、みんなの金融資産を増やすために、今のNISAは、口座を作ったけれど際に運用をはじめられないという方が約4割もいて、せっかくNISA制度を作ったけれど勿体無い状況でした。なぜなのか、原因を探ると、その大きな原因一つがまとまった金額からしか投資ができないという先入観にありました。」
学院生徒さんからは、
「私もそのうちの4割だ・・・」「NISA口座を利用しているけれど、4割が利用しているなんて勿体ない!利用可能枠を分けて欲しいくらい(笑)」「そんな前から投資しましょう!という世の中の流れだったのね。」という声が聞こえてきました。
撮影:きんゆう女子。
つみたてNISAの生まれた理由についてデータを見ながらご説明いただきました。
実際に、「運用を始められない・・・」という方々に金融庁さんがアンケートをとった結果、
「投資をするためのまとまったお金がないから」「どのように有価証券購入したらいいのか分からないから」できない、と思っている人が多いことが分かったそうです。
金融庁さんは投資は少額から始められるのに、そのことが知れ渡っていない!ということに気付き、少額でスタートできる「つみたてNISA」の仕組みを考えました。
また、商品も「金融庁さんが選んだ投資信託のみ」を買うことができるようにすることで、"投資はじめましてさん"でも選びやすくする工夫をしたと教えていただきました。
ちなみに、投資信託はいろんな投資先が混ざっている、お弁当のようなもの。いろんな栄養がバランスよく入っているので、長い目で資産を作ることを考えると良い金融商品なのです。ただ、悪い素材を含む投資信託も多く、世の中には6000種類くらい存在しているので金融庁さんのプロ中のプロの目で、比較的良い投資信託をあらかじめ選んでもらえると、安心ですね。
このように「つみたてNISA」は、投資のハードルを低くして、これまで資産運用や資産づくりを考えていなかった方に向けた制度だったのですね。
つみたてNISAの仕組みや、生まれた理由やストーリーを金融庁さんから直接聞くことで、
「私のための制度かも?(^^)」「つみたてNISAなら今の資金でも始められそう!」「それでもやっぱり、株式投資に興味があるから、今のNISAチャレンジしたい」
など、つみたてNISAに対して前向きな声が挙がりました。
撮影:きんゆう女子。
左が田口さん、右が岡崎さん。
ここからは金融庁の岡崎さんも加わり、質問タイム♪
生徒さんA:
「ゲストのお二人のお金のお話を聞きたいです!」
岡崎さん:
「実は、私自身、投資つまり資産運用を考えはじめたのは最近のことです。なかなか自分の軸をもって判断できるようになるのは、難しいことだなと実感しています。」
田口さん:
「私も、こういったお仕事をするようになってから考えるようになりました。私は実はちょっと冒険家です。」
田口さんのちょっと冒険家なところ、興味があります。
( ^∀^)
生徒さんB:
「つみたてNISAの限度額は何故、年40万円なのでしょうか。毎月3万円と割り切れない・・・涙。」
岡崎さん・田口さん:
「そうですよね、わかりにくいですよね。ただ、今は予算的な兼ね合いもあって年間40万円までの枠になっていますが、今後、つみたてNISAを利用する方が増えて、金額を上げてほしいといった要望が多くあれば、増額を求めていくということもあると思います。」
なるほど!まずはつみたてNISAを始めてみて、限度額が自分にピッタリか確認することが大切ですね。
その他、ワカラナイ女子からの沢山の質問に、丁寧に答えていただきありがとうございました。
金融庁さんにたっぷりお話伺ったところで、最後にみんなの感想をシェアしました。
1. 今日の学院に参加した理由は?♪
引用:きん女。リアルタイムアンケートより
一番多いのが、「つみたてNISAが気になる!」でした!
学院メンバーの多くの方が、金融庁さんからのつみたてNISAのお話を楽しみにしていたことが分かります。
2.金融庁さんが、どんなお仕事をしているか、みなさん知っていましたか?
引用:きん女。リアルタイムアンケートより
金融庁さん、実はTwitterのアカウントもあるんです。Twitterでは、金融や投資に関わる注意事項や勉強会のお知らせなども。ちなみに最近は、「つみたてNISA」のキャラクターを募集しているそうです。(´ω`*)
3.ワカラナイ・気になる単語はどんなもの?
自由回答で皆さんに"ワカラナイ・気になる単語"投稿いただきました。
多かった単語は次の通り!
金融業界の皆様、、、ぜひ、「単語」から分かりやすくしてください!!という声が多数。。
いっそのこと、ローマ字とカタカナを使わないというルールができたらいいのに♪
引用:きん女。リアルタイムアンケート
日常では見慣れないカタカナ・アルファベットの単語が並びます。
中には、「難しすぎて、スルーしました。。。」という回答も!
自由回答には、漢字・カタカナの変換が分からず、耳で拾った音を入れた投稿もあります。聞き慣れない単語は、正しく聞き取るのも難しかいことも分かりました。
英語と同じで、ワカラナイ単語に慣れていけるように一緒にまず耳慣れするところから初めていきましょう。
4.これから、どんなアクションにチャレンジ!してみたいですか?
引用:きん女。リアルタイムアンケートより
意外にも、一番多い回答が「勉強より、さくっと経験をしてみたい!」でした。
経験に勝る知識なし。と考えている人が多いようです。
どんな投資が自分に向いているかどうか、やってみて、初めてわかることもありそうですよね。
きんゆう女子。学院感想レポートより
きんゆう女子。学院感想レポートより
今日の時間が生徒さんにとってお勉強をしながら、「私にできることは何かな?」と考える時間になっていたようです。
きんゆう女子。では「ちいさなアクションの積み重ね」を大切にいているので、一歩ずつ進んでいくことを応援します!
きんゆう女子。学院感想レポートより
きんゆう女子。学院感想レポートより
生徒さんのおかねに対するもやもやがちょっと減ってきているようで、編集部も嬉しいです。
きんゆう女子。学院は、学校スタイルなので先生と生徒との距離が近くて深め。
信頼関係があるからこそ、ワカラナイことを沢山質問できるのだと思いました。
青沼先生、ゲストの田口さん、岡崎さんありがとうございました!
撮影:きんゆう女子。
左が田口さん、右が青沼先生。素敵なお二人です。
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