金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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女子会レポート
=企業協力 Contents= きんゆう女子。では、女子会参加を通じて金融や経済をプロやサービス提供者からインプットした後、アウトプットをすることで自分の判断軸を育てていくことを目指しています。この女子会は読者や参加者の金融リテラシー・家計簿アプリなどの理解度を上げるために、コミュニティからお声かけし、運営ポリシーに共感いただいている講師のご協力のもと企画しました。 今回は株式会社Zaimさんに、メンバーの家計簿のお悩み解決のためにご協力をいただき実施しました。
2021.6.1up!
こんにちは。
きんゆう女子。編集部のケイティです。
5月18日に「自分らしい家計簿のつけかたを探そう♡」を開催しました。
当日はゲストに家計簿アプリサービスを提供されている、
株式会社Zaim 執行役員経営企画担当 綿島さんをお迎えして、家計簿の付け方について学びました。
その時の様子をレポートします!
当日は11人のメンバーさんと一緒にお勉強をしました。
自己紹介では次のようなお話になりました。
カード払いや、QRコード決済など支払い方法が増えたため、支出の把握がむずかしくなりました。
思ったよりお金が足りない…ということも。
家計簿は前からつけていましたが、最近家計簿アプリに切り替えました!
安心するくらいまでお金が貯まったら投資に回していきたいと思います。
特に支払い方法が増えて、管理が大変という声には多くのメンバーさんが共感されていたようです。
参加メンバーのみなさんと自己紹介で盛り上がったところで、綿島さんから家計簿についてお話をいただきました。
綿島さんは、もともとZaimのユーザーさんから社員になられたそうです。
家計簿アプリを使い始めてから、家計簿の印象は、
・面倒、あまり向き合いたくないもの
・夜にレシートや電卓を持って頑張っているようなネガティブなイメージ
から
・いつでもどこでも気軽に入力でき負担がない
・客観的な分析結果を見ることでポジティブに捉えられる
というように変わったのだそうです。
そんな綿島さんは家計簿を記録することは「健康診断」に似た効果があるとお話されていました。
ダイエットを例にすると、やみくもにダイエットを始めるのではなく、「まずは体重計にのること」で今の自分の体のことを理解しますよね。
そうすることではじめて、「理想的な体型とのギャップはどこか」など
考え始めることができます。
同じように、「お金のことが何となく不安」と漠然と家計簿を始めるのではなく、
まずは家計簿を通してお金の状況を理解することが大切です。
そして、家計のどこが問題かな?と考えられるとのことです。
実は「収入が増えてもお金の不安はなくならない」というアンケート結果があるそうです。
お金の不安は「節約」や「収入」の改善から着手しても消えないので、まずは「現状や自分の理想を理解する」ことが大切なんですね。
家計簿をつける目的をしっかりと理解したところで、綿島さんがメンバーからの質問に答えてくださいました!
コツなどありますか?
A.レシートを読み込むために、画像の細かい部分まで分析をしています。
そのためテーブルの木目なども認識してしまうことがあるので、白紙の紙を敷くなど無地の背景で撮影するとスムーズに読み込めることが多いです。
A.よく使う項目を自分で名前を付けて見える化すると、意識して支出を減らすようになります。
例えばZaimのユーザーさんの中でコンビニでよくお買い物をしてしまう方は「コンビニ」という項目を作り、見える化しているそうです。
その他に「ダイエットをする」という目標のために、お菓子を買う、タクシーに乗るなど太る行動に紐づく支払いを「ブタさん費」というオリジナル項目に入力されるユーザーさんもいました。名前にインパクトがありますよね。
A.続かなくてもOK! 一カ月、一週間でも続けられたらまずはOKと自分をほめてあげましょう。
もっと楽にするなら、例えば「外食だけ」とか、気になる部分・把握したいところだけ家計簿に書き込むのもありです。
主に使っている銀行口座だけ記帳したり、アプリに自動連携して結果を確認するだけでも効果的です。
毎月同じ日に前月と比較してお金が増えているのか減っているのかを把握するだけでも、自分の暮らしの見え方に変化があらわれるはずです。
家計簿が続かないという方は、Zaimのユーザーさんでも真面目な方に多くいらっしゃいます。
正確に継続しないと、と肩ひじ張らずに、ゆったりと家計簿と向き合ってくださいね。
綿島さんから家計簿の活かし方を聞いたあと、みなさんから次のような感想をいただきました。
ざっくりの分類ならできそうな気がしました!クレジットカードや銀行の連携もやってみようと思います。
早速アプリをインストールしてみました。
自分に合った家計簿を選んでもう一度頑張ろうと思います。
クレジットカードや銀行だけでなく、ECサイトも家計簿アプリと連携できることを初めて知りました!
金融機関の連携はためらうけれど、ECサイトは早速連携してみたいと思います。
みなさん、家計簿について新しい気づきがあったようです。
ちなみに、綿島さんからZaimの生まれたきっかけをお伺いすると、代表の方が、
「自分のお母さんならどんなアプリを使うかな?」と考えたときに浮かんだのが「家計簿のアプリ」だったそうです。
私は、女性の気持ちに寄り添った優しい家計簿アプリという印象を受けました。
綿島さん、心に残るお話をありがとうございました!
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