きんゆう女子。

取材レポート

情報銀行ってどう思う?〜FIN/SUM2019イベントレポート〜

内容は・・・専門的でまだわたしには難しかったです。。。なので一生懸命メモを取りながら聞きました。私は全部で2つのトークセッションを聞きました。そのうち、気になったのはこのテーマ。「プライバシー保護とデータの利活用を実現する​ Data Centric Banking」。つまり「データ中心の銀行」​という意味です。早速、単語が難しい・・・!

2019.9.16up!

きんゆう女子。編集部

こんにちは!

きんゆう女子。編集部のあきです。


9月3日(火)から6日(金)まで東京・丸の内で行われた、

「FIN/SUM 2019 -新しい成長の源泉を求めて-」へ行ってきました!



*FIN/SUMとは…?

日本経済新聞社と金融庁が共催する日本最大のフィンテック&レグテック カンファレンス。

金融業界向けに4日間に渡って、国内外の金融・企業・政府・大学・スタートアップが集結、連携するイベント。

フィンテックの潜在力、レグテックの重要性を広く発信していくことを目的としている。




内容は・・・専門的でまだわたしには難しかったです。。。


なので一生懸命メモを取りながら聞きました。


私は全部で2つのトークセッションを聞きました。


そのうち、気になったのはこのテーマ。


「プライバシー保護とデータの利活用を実現する Data Centric Banking」。

つまり「データ中心の銀行」という意味です。


早速、単語が難しい・・・!



お話を聞く前に、単語のお勉強から♪

「情報銀行」とは?

 

情報銀行というのは消費者が匿名で個人データ(電気代や今月購入した商品など)を預けて提供先の会社に情報を提供することによって個人情報を提供したお礼としてお金やポイント還元などがもらえるシステムです。

この提供先の会社と消費者のやりとりを仲介するのが情報銀行です。

(引用元:NTTデータ 情報銀行とその役割について(概要編))



例えばこんな感じです。


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A子さんは夏休みに旅行でハワイに行きました。

ハワイではビーチや公園や水族館に訪れて、中級クラスのホテルに泊まってたくさん洋服とお土産を買いました。


帰国して数ヶ月後くらいに旅行会社から「次はニューカレドニアに行きませんか?」というメッセージとともにオススメ中級クラスホテルとお土産リストがお得な価格で届きました。


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なぜこんなことができるのかというと、

過去の行動記録や位置情報をデータにして集めてためて活用しているからです。


A子さんがOKをすれば「ビーチや街を歩いた数の合計」、「お買い物履歴や利用した決済ツール」、

「滞在したホテルや日数」など様々なデータを集めることができるのです。


旅行会社にとってはこのデータは宝物ですよね。


そんなお金のように価値がある情報をためておく場所、それが情報銀行ということです。


有効な使い方といえるかは分かりませんが、

私も普段動画を見ている時「あなたにオススメな動画!」と広告が出てくることがあります。


私のインターネット上の行動を元に提案しているということだと思うので

基本的な考え方は情報銀行と同じなのかな?と思いました。


情報銀行のプライバシー問題ってどうなる?


ただ、この情報銀行には気になる点があります。

データ化された情報はどこまで使用されてしまうのか、漠然とした不安があります。


例えば、以前Facebookの個人データ、約数千万人分が流出した報道がありました。

さらにそのデータがアメリカ大統領選挙においてドナルド・トランプ陣営に有利に使われていた可能性があるとの報道もありました。


こういったニュースを聞くとデータの利用・活用が増すごとに、

私たちのプライバシーがいろんな人にさらされてしまうのではないかと不安に感じてしまいます。


どこからどこまでがOKラインなのか、データが活用されることで本当に自分にメリットがあるのか?

提供する人と使う人がお互いに細かいところまで確認しながら進めることが課題なのかなと思います。


すごく怖い表現になってしまうかもしれませんが・・・

そしてそんなことばかりではないかもしれませんが・・・


インターネット上にある自分の情報は、常に誰かに狙われている印象を受けてしまいます。


まとめと感想

 

日本プライバシー認証機構の齋藤さんが日本の今後の課題についてこのようにお話していたことが印象的でした。


「今までの利用規約はレ点チェックで済んでいたが色んなことがオンラインサービスでできるようになり、今後暗証番号やパスワードはユーザーが自己管理を徹底していかなければならない。」



近い将来、情報銀行が存在する社会はくると思います。


便利になることも多いと思いますが、

便利と引き換えにしないといけないことは何か?理解したいと思いました。


望んでいない事業先には個人情報を拒否したり

住所や生年月日など伝えたくないことを自ら判断したりすることも重要です。


そして、この分野について知識をつけることが大事だと思います。


事業者側の皆さんからは、このような私たち消費者側の不安や悩みをできる限り取り除いてもらいたいですし、

プライバシーがどれだけ守られているのかもっと伝えて安心させてほしいなと思いました。



このセッションの登壇者さんのご紹介。

マネーツリー株式会社 最高責任者 宮上大造さん

株式会社TRUSTDOCK 代表取締役 千葉孝浩さん

一般社団法人日本プライバシー認証機構 理事・事務局長 齋藤憲二さん

テクノロジーライター、AssistOnアドバイザー、自称路上写真家 大谷和利さん


マネーツリーは、銀行カードやクレジットカード、電子マネーやポイントカードなど複数の金融サービスを一括管理できる資産管理アプリを提供しています。

Apple StoreでBest of 2013、Best of 2014を2年連続で受賞している便利なアプリ😲


TRUSTDOCKは、スムーズなオンライン取引のためのデジタル身分証アプリを企業向けに提供している会社。


一般社団法人日本プライバシー認証機構は、企業とユーザーの信頼関係構築、個人情報保護の推進をサポートする会社。



登壇者の皆さま、素敵なトークセッションをありがとうございました!!


編集部きんゆう女子。編集部

難しい、わかりにくい「きんゆう」を楽しく学びたい女性たちのためにゆる〜く、情報発信しています♪気になる、面白い、シェアしたい!と思ったことを調べながら勉強しながら、書いています。✏️

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