金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
*レポートページに移動します。
コラム
環境関連ニュースなどで「SDGs」という言葉を聞くことが最近増えてきました。「ESG」は、以前からよくテレビや学校で取り上げられてきており、かなり知られてきています。SDGsとはいったい何でしょうか? ESGとの関係はどうなっているのでしょうか?今後詳しくお話ししていきますが、SDGsは投資と大切な関係があります。それでは、SDGsと投資を考えるジャーニーを始めましょう。
2022.11.18up!
=sponsored contents=
きんゆう女子。では、金融や経済を自ら調べたり、体験したり、専門家やサービス提供企業に聞きながら「自分の判断軸」を育てることを大切にしています。このレポートは参加者や読者の金融リテラシーの理解度を上げるために、運営ポリシーに共感いただいている企業のご協賛のもと企画しました。
***
〜Life with E Project〜
*Life with Eとは?
SDGsとESG投資に関する基本的なことに加えて、今の状況を学んで良い未来にしていくために何ができる?を一緒に考え、金融について理解を深めます。
【プロジェクト名の由来】
E= Economy (経済)
Environment (環境)
Ethical (倫理的)
Education (教育)
SDGsと金融は、実は、身近にあって生活に密接したもの。
今まで学ぶきっかけがなかったり、何からアクションすれば良いか分からないという方にも
気軽に参加していただけるプロジェクトになるように、という想いが込められています。😌
気軽に、時にはちょっと本気に!
金融や経済、環境。私たちの生活に密着した「E」を学び、よりよい未来をつくる投資家になりましょう♪
さて、今回はプロジェクトレポートの第一弾!
アクサ・インベストメント・マネージャーズ、Life with Eチームによるレポートをお届けします♪
環境関連ニュースなどで「SDGs」・「ESG」という言葉を聞くことがより増えてきましたね。
以前からよくテレビや学校で取り上げられてきており、かなり知られてきています。
それではSDGsとはいったい何でしょうか?
ESGとの関係や違いはどんなところでしょうか?
そして、今後詳しくお話ししていきますが、SDGsは投資と大切な関係があります。
投資の世界とSDGsがどのようにつながっているのでしょうか?
私たちは、より良い未来をつくるためにどんな行動をとると良いのでしょうか?
それでは、一緒にSDGsと投資を考えるジャーニーを始めましょう!
「SDGs」という単語は、国連が採択した「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。
地球上で「誰一人取り残さない」ことを誓った、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指す国際目標です。
2030年を年限とし、17のゴールと、ゴールを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
一つ一つのゴールは、下の表の通り分かりやすいものです。
出所:国連。説明のみを目的にしています。
気候変動問題をはじめ、社会問題や、生態系問題を追求する生物多様性関連や、性別、人種などのジェンダー(多様性)関連など幅広くカバーされています。
SDGsでは、政府、企業、地域や個人の取り組みが期待されています。
SDGsが注目されるようになったのは、2017年に世界のリーダーが集まったダボス会議でした。
SDGsを達成した場合、2030年までに12兆ドル(約1,700兆円)以上の経済効果と最大3億8,000万人の雇用創出の可能性が唱えられたため、企業の成長機会として急速に関心を集めるようになりました。
SDGsのゴールやターゲットは明確ですね。
2030年という年限があるため、それを対象にした事業や投資がうまくマッチするということもあります。
「ESG」という単語は、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(企業統治、Governance)の頭文字を合わせた言葉で、企業や投資家(含む金融機関)が長期的に持続可能な成長を遂げるために重要な観点です。
SDGsが、具体的な目標を示しているのに対して、ESGは企業が事業を運営する上で目標を達成するために必要な姿勢のことだとも言えると思います。
「ESG投資」とした場合には、単に従来の財務情報だけでなく、環境、社会、ガバナンス要素を考慮した投資を指します。
つまり企業や金融機関にとっては、
ESGに配慮した行動を展開する上での具体的な目的・目標がSDGsにつながってきます。
これまでの説明から、「SDGsは、私個人とはなかなか紐付きにくい、もっと大きな規模で動くもの」と考える人も多いと思います。
もちろん企業単位で動いた方がインパクトは大きく見えます。
でも、環境問題では、個人ひとりひとりがゴミをできるだけ減らし、リサイクルに励み、なるべくエコな生活を送って、力を合わせると企業単位よりももっと「大きな力」になります。
もう少し具体的な例を出してみます。
日本におけるPETボトルの販売本数は2020年度に233億本にのぼり、一人当たり年間で約200本消費していることになります(PETボトルリサイクル推進協議会調べ)。
PETボトルはリサイクルできますが、それでも一人ひとりがマイボトルなどを使ってPETボトル利用を減らせば、全体としては大きな数字となり、プラスチック削減にかなり貢献できます。
きん女。コメント:マイボトルを持っていると、飲食店などでお水を汲めるサービスもあるようです。
それから、SDGsの課題に熱心に取り組んでいる企業の製品を購入したり、SDGs問題への取り組みが今一つの企業の製品は購入しない、ということでも間接的に貢献できます。
そして、一人ひとりの力を合わせていく上で注目されるのが「投資」です。
「SDGsやESG関連投資なんて、政府や企業や富裕層が行うもので、普通の個人は関係ない」と思われがちですが、そうではありません。
SDGsに積極的に取り組んでいる企業の株式や債券を購入することで、企業への支持を直接表明できます。
個別銘柄が高額な場合は、SDGsやESG関連テーマの投資信託などの投資商品を少額から購入することができます。
そういった投資信託などを扱うのが資産運用会社です。
投資家からお金を預かり、投資家に代わって資産運用を行います。
資産運用会社は、大規模に株式や債券を購入することができ、株主総会などで経営陣に対して意見を表明できます。
きん女。コメント:資産運用会社だからこそできるSDGsの取り組み。個人とは違う規模感!
仏アクサグループの資産運用会社であるアクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサIM)は、欧州で早期からESG投資に取り組み、投資先企業との対話を続けてきました。
アクサIMのパーパス(存在意義)は「すべての人々のより良い未来のために、大切なものに投資する」であり、アクサIMのあらゆる事業の柱となっています。
そして、SDGsについても、投資を通じた企業への働きかけを積極的に展開しています。
これから、数本に分けて私たちアクサIMの取り組みや、現在のSDGsの社会状況、単語の解説をレポートにして、書いていきます。
少し、難しく感じることもあるかもしれませんが、なるべく分かりやすいようお届けしたいと思います。
一緒にSDGsと投資を考えるジャーニーを続けていきましょう。
今回のレポート内で出てきたキーワードをおさらいしましょう♪
✔︎SDGs
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の国際目標です。
2030年を年限とし、17の具体的なあるべき姿と169の具体的な目標、232の目標が達成されたかを測る指標で構成されています。地球上で「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
気候変動問題をはじめ、社会問題や、生態系問題を追求する生物多様性関連や、性別、人種などのジェンダー(多様性)関連など幅広くカバーされています。
SDGsでは、政府、企業、地域や個人の取り組みが期待されています。
✔︎ESG
環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(企業統治、Governance)の頭文字を合わせた言葉です。
ガバナンスとは、企業の透明性や健全性を高め、それを適切に自己管理する体制のことです。基本的には、企業や投資家(含む金融機関)が長期的に持続可能な成長を遂げるために重要な観点です。
「ESG投資」とした場合には、単に従来の財務情報だけでなく、環境、社会、ガバナンス要素を考慮した投資の姿勢といえます。
✔︎資産運用会社
資産運用会社は、投資家からお金を預かり、投資家に代わって投資信託などの資産運用を行います。資産運用会社は、大規模に株式や債券を購入することができ、株主総会などで経営陣に対して意見を表明できます。
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レポート作成協力:アクサ・インベストメント・マネージャーズ株式会社
グローバルで長期的視野を持った、アクティブ運用の資産運用会社。
『気候変動、生物多様性の損失、人口動態の変化、公正で安全な社会の実現など、世界最大級の課題の解決策を生み出すビジネスやプロジェクトに投資資金を振り分けることで、資産運用会社はこうした移行において主導的役割を果たすことができる 』 との考えから、金融業界の中でも積極的にSDGsに取り組まれている。
・公式ホームページ:https://www.axa-im.co.jp/
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