きんゆう女子。

女子会レポート

家族のための資産づくり〜金融商品の基本〜 with東京証券取引所

9月19日(水)に東京証券取引所 金融リテラシーサポート部の岩田さんをお迎えしてマルイファミリー海老名にて女子会を開催しました。 テーマは、「家族のための資産づくり〜金融商品の基本〜」です。 岩田さんから、日本の経済状況や投資のお話まで多くのことを教えていただきました。

2018.9.20up!

こんにちは、きんゆう女子。編集部のとももんです!


先日、9月19日(水)に東京証券取引所 金融リテラシーサポート部の岩田さんをお迎えして

マルイファミリー海老名にてきんゆう女子。会を開きました!


海老名はファミリーでお住いの方が多いということで、

テーマはズバリ『家族のための資産づくり〜金融商品の基本〜』です。


岩田さんから、日本の経済状況や投資のお話まで、多くのことを教えていただいたのでレポートします。



まずは自己紹介から!

普段の女子会と同じく、まずは自己紹介からスタート♪

2グループにわかれて行いました。


ファミリーでお住いの方が多い海老名での開催ということもあり、ママさんが多くいらっしゃいました!


小学2年生のお子様がいらっしゃるママさんや、中には生後3ヶ月のお子さんを連れてきてくださった方も!!

ベビーカーの中で寝ているお子さんにとても癒されました。





ゲストの岩田さんも現在お腹の中に赤ちゃんがいるそうで、塩辛いものから甘いものへの味覚の変化があったと話しされていました✨


主婦業や育児を行いながら金融知識を広めるお仕事をされているなんて・・・感激しました!


日本のこれからの人口推移はどうなるの?

日本は今、超高齢社会に突入しているという岩田さん。

具体的な数字を教えていただきました。


1990年代日本の総人口の0〜19歳までが占める割合は26%に対し、2060年には13%になり、

一方で75歳以上の割合は、1990年代の時点で全体の5%でしたが、2060年には27%に増えるそうです。

(2060年のとき私たちはもう50代・・・!)


私も以前から少子高齢化と聞いていましたが数値をみて大きな変化に驚きました。


65歳以上に支払われる年金は、そのときの20〜60歳の人たちが納めている年金を使っているとのことで、

2060年になると、年金の制度もその時の状況に合わせて変化しているかもしれないなと感じました。




金利を考えるときのメソッド、72の法則

岩田さんから日本の現状を教えていただいた後に、銀行金利の現状を教えていただきました。


日本の1995年〜2016年までの平均金利は0.18%だそうで、

例えば、100万円、5年間お金を預けると100万9,032円になります。


1970年〜1994年の平均金利である5.28%で100万円、5年間お金を預けた場合は129万3,390円と、
金利が0.18%のときと、28万4358円もの差が生まれることを岩田さんから教えていただきました。


現在の預貯金の金利ではなかなか増えないことがわかりますよね。


ここで岩田さんからクイズがありました。


現在の金利を0.01%として手許にある「100万円」を銀行の定期預金に預け、
2倍となる「200万円」になるまでには何年かかるでしょうか?


正解は・・・


7200年です!


流石に7200年*も生きられないと、驚きました∑(゚Д゚)


これを計算するには「72の法則」を使うそうでです。


[72÷金利=元金が約2倍になる年数]というものです。
*72÷0.01% = 7200年


私も初めて学び、覚えておくと便利だなと思いました。


1970年〜1994年の平均金利、5.28%で計算をすると13.6年で預けた金額が2倍になることがわかりました。

72 ÷ 5.28% = 13.6年


当時は銀行に預けているだけで資産形成ができていたのですね。


この72の法則はローンを借りるときの利息の計算にも応用できるとのことです。

いつまでに返済したほうがいいかイメージしやすくなりそうです。
[72 ÷ ローン利息 = 返金額が2倍になる額]





株の始まり

銀行の金利について学び、銀行にお金を預けているだけでは、なかなかお金が増えないことがわかりました。

資産形成の一つに投資があるということで、株式について教えていただきました。



そもそもの株の始まりは、オランダの東インド会社だそうです!

1600年代、欧州の寒い地方では胡椒を栽培することが出来ず東アジア(インドネシア)から仕入れていたそうです。


その際、色んな国を通して欧州に着く頃には金と胡椒の価値が同等になるくらい値上がりしていました。


仲介にかかるお金がもったいないから、「それならインドまで直接船でいってしまおう」

考える人が欧州にでるようになりました。


インドに行くための船の代金を賄うために、商人からお金を集め、

無事に胡椒を手に入れて帰ることができ、儲けが出たら、お金を払ってくれた。


このお金のやりとりが株式の始まりなのだそうです。

株式は縁がないものと感じていましたが、由来を聞いて始まりは胡椒だったことを学び、身近に感じました。


身近に感じた株式を保有すると得られるメリットは次の3つだそうです。

・値上がり益

・配当益

・株主優待

一方で、値動きのリスクがあり、買ったときよりも売る時の価格が安くなってしまうこともあるとのこと。

リスクをしっかり学びたいと思いました。



まとめ



株式のお話のあとには、投資信託の仕組みについても岩田さんから教わりました。

私は初めて女子会に参加したのですが、金融商品には色々な種類があることを学びました。


また、女子会の参加者さんの金融や資産運用の知識の豊富さに驚きました!!


細かいことを一つひとつ丁寧に岩田さんに教えていただいたので

初心者の私でも、日本のお金事情を理解することができました。


また、株式の由来など普段聞けないようなことをたくさん学び楽しいひと時となりました。


岩田さん、お忙しいところ色々な例を交えながらお話いただきましてありがとうございました!



*参考情報


東京証券取引所


マルイファミリー海老名





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