こんにちは！

きんゆう女子。名証IR EXPOアンバサダーの真紀です。

IRのイベントが、私の地元愛知県で開催ということで、「愛知や東海地方を拠点とする企業さんの事を色々知りたい！」と思い、2022年9月1０日に開催された、名古屋証券取引所さん主催の名証ＩＲ EXPO 2022 に、アンバサダーとして参加しました。

当日のＩＲミニ説明会で、美濃窯業株式会社さんの説明会に参加しましたので、レポートいたします。

会社概要

会社名：美濃窯業株式会社（MINO CERAMIC CO.,LTD.）

事業内容：耐火物および耐火材料の製造販売 工業窯炉および付帯品の設計･製作･施工･販売

熱処理･自動化プラントの設計･建設 建築材料および舗装用材の製造･施工･販売

工業用セラミックス製品の製造販売 ほか

設立：1918（大正7年）8月14日

単元株数：100株

本社：岐阜県瑞浪市寺河戸町719番地

本社事務所：愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目17番28号

従業員数： 連結：336名、単体：260名（2022年3月期）

資本金：8億7,700万円

どんな会社？

岐阜県に本社のある美濃窯業さんは、1918年に前身である瑞浪耐火煉瓦合資会社を継承し、設立されました。

現在は、

・耐火物事業（セメント・石灰・ガラスなど各メーカーの使用条件に応じた耐火物の提供、高温での焼成に必要な素材の提供）

・プラント事業（熱処理の工業炉の設計や製造）

・建材および舗装用材事業（道路の舗装材、駅ホームのレンガなど機能性を持たせた舗装など）

・研究開発（これまでの技術を基に、オンリーワン技術の開発、研究）

を中心に行っているそうです。

耐火物事業では焼成炉などの事はもちろん、電子部品や半導体製作の工程で熱処理などをする際に必要な部品や容器を提供している会社。

生産ラインの設計・生産をしている企業はほかにもありますが、元々高温に耐えられる材料を得意としているため、炉内の耐火・耐熱材まで全てできるのは、美濃窯業さんだけだそうです。自社で一貫してできるのはすごいです。

建材・舗装用材事業では、グループ会社の美州興産とともに、滑りにくい・耐久性・耐衝撃性のある建材の開発をされており、道路・駅・施設や工場など、色々私たちの知らない場面で縁の下から支えてくれている企業さんなんだなぁと感じました。

原材料費の高騰の影響は？

また、説明の中で「セラミックス」「焼成」「建築材料」というワードを聞き、ここ数年いわれている材料費や燃料・電気代の値上げが経営に影響しているのかが気になったので質問をしてみました。

ここ数年の高騰で美濃窯業さんもやはり影響があり、2021年までは売り上げも落ちていたそうですが、今年2022年は価格転嫁にも成功しているそうで、株価もグッと戻っているそうです。

今回の説明を聞いていて意外だと思ったのが、材料費の高騰以外に、豪雨や大雪などの異常気象も売り上げに影響してくる、ということでした。

道路の塗装や補修の予定されていた予算が、除雪費用や豪雨被害の費用に充てられてしまうためだそうです。

多角的にリスクを知っておくことも大切だと思いました。

一緒に参加したアンバサダーからはこんな声が♪

一歩踏み込んだ質問にも真摯にお話し頂き、また株価に関しては純資産や純利益についても触れ、投資家に対して誠実にお話しをしてくださる姿に好感を持てました。

今期の年間配当は前期比＋6円増の21円に増配とのことで、今後の動向を注目したい企業さんとなりました。

まとめ

「窯業」という単語を初めて聞いたとき、恥ずかしながら業務内容がいまいちピンときませんでした。

今回のIR説明会で教えて頂き、セラミックス製品や耐火物製品の製作・販売だけでなく、他企業の要望に応じ生産設備の販売を行っているということ、今ある技術にとどまらず、常に新しい技術開発のために２歩３歩と前を目指しているという印象を受けました。

生活する上では会社名やロゴを目にする機会は少ないですが、今後は「これ美濃窯業さん作かな？」と感じながら生活できたら…と思います。

美濃窯業の皆さん、ありがとうございました！

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取材ご協力：美濃窯業株式会社

企業公式ホームページ：https://www.mino-ceramic.co.jp...