きんゆう女子。

女子会レポート

<前編>〜温泉リート〜 まちと繋がる金融の世界♨︎

金融のお勉強をしていると、ちょっと一息つきたくなりませんか?ムズカシイ単語や、数字がいっぱい・・・!そんなとき、温泉でほっとして”ゆるり”とお勉強しませんか。今回のテーマは、金融界の中でも街とつながっている金融「温泉リート」についてです。温泉施設の大家さんになる感覚を持つことができる「温泉リート」の世界をのぞいてみましょう。

2018.7.10up!

こんにちは!

きんゆう女子。編集部のえりです。


金融の勉強をしていると、ちょっと一息つきたくなりませんか?


ムズカシイ単語や、数字がいっぱい・・・!


そんなとき、温泉でほっとして"ゆる〜く"お金の勉強ができたらいいな。


今回は、そんな編集部のかねてからの希望を「大江戸温泉アセットマネジメント」さんが一緒に叶えてくれました。


2回にわたって開催したこの女子会。


前編ではCAFE SALVADOR BUSINESS SALONで行なった温泉とリートについて、後編では施設見学とホテル支配人さんへのアイディア発表会についてレポートします♪


٩(๑❛ᴗ❛๑)۶



<当日の様子ダイジェスト♪>

撮影:きんゆう女子。編集部




◆女子会テーマ
金融界の中でもまちとつながっている金融の仕組み、”REIT(リート)”について。大家さんになる感覚を持つことができるリートを一緒に勉強。リートと併せて知っておきたい、”投資信託”についてもふれる。


◆癒されポイント

女子会形式で勉強後、温泉リートの要素で欠かせない、物件=宿泊温泉施設を実際に見にいって温泉にも入って楽しい宴会を。


◆学びポイント

ただ勉強や施設見学、宴会をするだけでなく、オーナーになったつもりでどのような工夫があれば、より施設の売り上げが上がるか?つまり家賃収入が上がってリートの分配金に還元されるか?を考える。



今日の参加メンバーはちょっとワカル女子・・・?


いつも通り、自己紹介タイムからスタート♪


今回の参加者さんは旅行好きや温泉好きな方がたくさん。


でも、テーマが「温泉リート」ということもあって金融の中でも「投資」について興味があって、単語もなんとなく分かってきたのでもう少し踏み込んで勉強したいというメンバーです。


「結構、わかってきました!」というワカル女子&ワカッタつもり(?)さんもチラホラ。


(こういう時期こそ、気をつけましょう)



みなさんの、きんゆうワカラナイ度はこちら。



引用元:きんゆう女子。リアルタイムアンケート「教えてきん女。」より



今回も女子大生からフリーランスの方、企業にお勤めになられている方まで様々な女性が集まりました。


どんなお仕事をしている女子にとっても関心が高いライフスタイルテーマは「副業や起業、フリーランスな仕事」。


_φ(・_・


働き方改革の影響もあって「副業OK!」の会社になったけど、何をすればいいのだろう?と思っている方が多いようです。



お仕事帰りに集まっていただいたみなさん。



そして今回のゲストには、「大江戸温泉アセットマネジメント」さんより3名の方にお越しいただきました。


アセットマネジメントとは、日本語で資産運用のこと。


不動産にかかわる財務分析、資産価値の評価なども行って、経営全般、総合的な管理のための良い方法を提案することを言います。


お金を動かす方針を決める司令塔のような役割です。



とてもお話しやすいみなさん♪ 例え話を交えながら丁寧に教えてくれます。
信頼関係ができているとちょっと踏み込んだ質問もしやすくなります。



ゲストの3名は、大江戸温泉アセットマネジメントさん内の財務・企画管理を担当されています。


まさに会社のお財布をコントロールするお仕事。また、投資主さんからのお問い合わせにも対応したり、分配金を決めたりするのも財務部、企画管理部で行うのだそう。


大事なお金をコントロールをする会社だからこそ、お金を直接預かることはせず、お金を集め、預かるお財布係は「大江戸温泉リート」が担当。


お金が関わる業界だからこそ、お財布係とコントロール係はちゃんと住み分けされているのですね。



ゲストのみなさんからも自己紹介していただきました♪



数字がテキパキ読めて、会社や投資主さんから集めたお金の管理をされているみなさん。

とてもかっこよくて大変なお仕事だな、と思いました。


会社からも投資主さんからも信頼されているからできるお仕事ですよね。(๑˃̵ᴗ˂̵)


さて、そんな素敵なゲストと、前向きなメンバーでゆるりとした女子会が始まります。


温泉の定義は、バブ5個分?!♨︎

前半は温泉ソムリエを勉強中の財務部長本多さんから、温泉のお話をお聞きしました。


わたしも温泉は大好きですが、奥深い温泉の世界、知らないことがたくさんありました。


本多さん、きんゆう女子。編集部のリクエストで温泉ソムリエの資格勉強中!



温泉のキホンは3つ!おさえておきましょう。


*「温泉法」という法律で規定されている

・・・環境省のホームページでも温泉の定義が明確になっている


*温度と成分のいずれかの条件を満たした湧き水であればOK

・・・25度以上か、温泉法にかかれた物質がひとつでも入っていればOK


*温泉分析書をチェック

・・・温泉施設なら必ずある、温泉分析書

金融でいう目論見書のように、その温泉の質や特徴がまとまっている



つまり、温泉に入っている成分量をわたしたちのお家のお風呂で例えると、バブ5個くらいなんだとか!

(温泉の成分量は、バスタブ(200kg)にバブ5個分(200g=40g×5個)以上とされています。)

(๑•﹏•)♨︎


それだけ、温泉には体に良い成分が含まれていることが想像できます。


もうすでに温泉に入りたい気分〜♪



温泉分析書には、みなさん興味津々。


細かい数字がたくさん書かれていますが、ひとつひとつ読み解いていくと結構面白い。


私が気になったのは、「泉質」。

どんな成分かによって効果も変わるので、温泉に入るときはこの「泉質」を必ずチェックしようと思いました。



次回行く、伊東ホテルニュー岡部は、塩化物温泉。角質を落とす効果とトリートメント効果のいいとこ取り!



ちなみに日本の3大美人泉質は、「炭酸水素塩泉」、「硫酸塩泉」、「硫黄泉」。


日本には、2万8000通りの温泉があると言われているので、お湯の成分を知ることで湯巡りの順番も見えてくるんだとか。


例えば、肌の角質を落とす効果のある「炭酸水素塩泉」に入った後に、トリートメント効果のある「塩化物泉」でお肌をしっとりさせる・・・なんて入り方もあるのです。


♨︎(。・_・。)♨︎


お土産にバブが♪


まちとつながる金融、リートってなんだろう?

温泉の話で盛り上がった後は、そんな温泉施設を投資先として選び、投資主さんと地域(宿泊施設)をつなぎ、お金の流れを作っている「リート」について学びました。


投資信託協会のホームページより、「リート」の説明を抜粋:


「リート」=「REIT」=「Real Estate Investment Trust」

アメリカで生まれた不動産に特化した投資信託のこと


つまり、いろんな不動産の「大家さん」になる権利をシェアする仕組み。



例えば、伊東ホテルニュー岡部は、約28億円相当の価値の物件でそれを1人で買うことは、なかなか難しいですよね。


でも、リートの仕組みを活用して28億円を何口にも分ければ、誰でも少ない金額で買うことができます。


ちなみに大江戸温泉リート[証券コード:3472]では、一番小さい単位では10万弱からオーナーの権利を買うことができます♪(2018年7月現在)


1口だったら、私もチャレンジできる金額です。




◆覚えておくと良い「きんゆう単語!」

不動産投資の世界においても間接と直接がある


・直接投資・・・投資として、不動産を直接買うこと

・間接投資・・・リート(投資信託)を買うこと



以前、「きんゆう女子。学院」でも勉強した、直接投資と間接投資。


わたしたちに馴染みのある銀行でお金を貯めておくことは間接投資で、証券口座で自分で選んだ上場会社の株式を買うことは直接投資になります。


銀行に預けているお金も、実は銀行さんが融資や出資をしてお金を少しだけ動かしているので、私たちの預貯金は間接的に運用されているので、間接投資になるのですね。



<リートの仕組み>






間接的に投資を行うと、知識があってもなくても、お任せすることになります。


直接的に投資を行うと、自分で動かすことになります。

相当の知識やお金が必要だったり、予期せぬ景気や災害などに左右されたり、管理が大変です。


これは、不動産を買っても株式を買っても同じことです。



Q&Aでおさらいしましょう。






リートの場合は、小さいお金で複数の不動産に関わることになり、温泉リートだけでなくオフィスやショッピングセンターなどいろんな不動産が投資対象です。


世界には、アウトレットや倉庫、電波塔などもリートの投資先になっているようです。


リートも投資信託も中身が見えている、透明性の高い「福袋」のような感じですね。


「福袋」の中身の方針を決めるのが、アセットマネジメント会社

「福袋」が売れたり仕入れたりする時のお財布係が投資法人



◆覚えておくと良い「きんゆう単語!」

・投資法人(とうしほうじん)・・・リートにおいて投資法人とは、株式会社みたいなもの。

お金を集めるお財布係。





「福袋」にいろんな種類があるように、リートにもアウトレットや倉庫、医療施設に温泉施設いろいろあります。


その中でも、年代問わず人気の温泉施設は、投資する不動産として魅力的ということがイメージできてきました。


さらに温泉施設のなかでも、大江戸温泉物語グループは、古い運営スタイルの旅館を買取り、大江戸温泉物語グループが持つノウハウで人気温泉旅館に再生して、多くの観光客を誘致しています。

地域や施設オーナーの抱えている悩みを解決し安定的に利益が出るビジネスモデルなんですね。


そこに目をつけたから、「大江戸温泉リート」という商品が出来上がったのですね。


金融商品が出来上がるまでの流れがちょっとだけ見えた気がします。


お金の流れに敏感になろう!

リートそのものの仕組みと、自分とリートの関係図は見えてきました。


次に、リートに関わる会社やお金の流れを知っておきましょう。

間接的にお金を動かす場合でもお金の流れには敏感になっておきましょう。



そのためには、登場する会社のそれぞれの役割に注目すると、お金の流れも見えてきます。





〜施設を持っているオーナーから見た不動産(権利)の流れ〜


1)施設を持っているオーナーが後継者がいないなどの理由で大江戸温泉物語グループへ売る

2)大江戸温泉物語グループが施設を再生

3)大江戸温泉リートへ売る

4)大江戸温泉リートが持って、リートという商品に変える。

5)沢山の人でシェアして保有してもらう。



〜投資主から見たお金の流れ〜


1)大江戸温泉リートからリートを1口(ひとくち)単位で買う

2)大江戸温泉リートは投資されたお金で大江戸温泉グループから施設を買う。

3)大江戸温泉物語グループがオーナーから施設を買う



〜投資・再生後、運用する時のお金の流れ〜


1)大江戸温泉物語グループは、たくさんのお客様に泊まってもらい売り上げをつくる

2)宿泊施設の家賃を大江戸温泉リートへ売り上げから支払う

3)大江戸温泉リートが、投資主さんへ分配金としてお礼を払う(優待付♪)



このように、お金や不動産(権利)が、投資主や大家さん、施設や観光客、地域などを巡って動くことで利益が生まれているのです。


ホテルに泊まる人が増えると地域も潤うので、温泉リートは、まちとつながる金融だと思いました。




化粧品もいろんな成分が融合されて、研究されつくして完成し百貨店に並ぶように、金融商品もいろいろな素材が組み合わされプロにより研究されつくして出来上がり、取引所に上場するのですね。



温泉施設の投資先を選ぶところから、リートという商品にして取引所へ上場させるところまで時間がかかるのも納得!(◍•ᴗ•◍)です。



次は、温泉リートの投資先へ行ってみよう!

1回目の女子会では、温泉とリートについて勉強しました。

2回目の女子会では、1泊2日で実際に投資先の施設見学へ。


温泉リートの投資先は、日本全国に14ヶ所あります。(2018年6月現在)


全ては一度には見ることができませんが、2回目ではそのうちの1つ「伊東ホテルニュー岡部」をバックヤード含めて見学に行きます。


見学は、ホテルの支配人と副支配人による案内付きです。


お客様として泊まった場合は見ることができない、オーナー目線の見学ポイントがたくさん。


とても楽しみです。


後編に続く・・・♪


勉強後は、質問&おしゃべりTime。



*関連情報


大江戸温泉アセットマネジメント株式会社


大江戸温泉リート投資法人[3472]

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