きんゆう女子。

コラム

新聞・ニュースを読もう② ~金融庁さんの報道資料~

こんにちは。きんゆう女子。編集部のケイティです。このコラムでは気になるニュースを取り上げます。 今回は、金融庁さんの報道発表資料から、「顧客本位の業務運営に関する原則」にまつわるニュースがリリースされていたのでシェアしますね。

2021.3.19up!

ケイティ

こんにちは。

きんゆう女子。編集部のケイティです。


今回は金融庁さんの令和3年2月26日の報道資料についてお届けします。


*今回取り上げるニュースはこちら*
安定的な資産形成に向けた金融事業者の取組み状況(令和2年12月末時点)の公表について


「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、取組方針・KPIを公表した金融事業者のリスト(令和2年12月末時点)の公表について


2017年、金融庁さんに、メンバーと一緒にお邪魔しました♪


お客様に寄り添うための7つの原則

金融庁さんでは、金融機関さん向けに「個人のお客様に寄り添って業務を行うための指針」、「顧客本位の業務運営に関する原則」を作成しています。


原則の7つの内容は次の通り


1.顧客本位の業務運営に関する方針の策定・公表等


2.顧客の最善の利益の追求


3.利益相反の適切な管理


4.手数料等の明確化 


5.重要な情報の分かりやすい提供


6.顧客にふさわしいサービスの提供


7.従業員に対する適切な動機づけの枠組み等


つまり、お客様のためになるサービスを提供しているか?しっかりと商品の説明を行っているか?

ということを原則にしているのですね。


詳細はこちらのリンクをご覧くださいね。

安定的な資産形成に向けた金融事業者の取組み状況(令和2年12月末時点)の公表について(金融庁WEBサイト)


実際にどれだけ寄り添えているのかも定期的に調査しています

さて、先ほどのリンク先には、その他に具体的に金融機関さんに決めてもらいたいKPI(重要業績評価指標)について記載されています。


例えば、金融庁さんは金融機関さんに次の指標を公開するようにと伝えているようです。


① 投資信託の運用損益別顧客比率

その金融機関さんで投資信託を保有しているお客様が、ある時点で損が出ている人がどのくらいいるのか、利益が出ている人がどのくらいいるのかがわかる指標。


② 投資信託の預り残高上位20銘柄のコスト・リターン

この指標を確認することで、お客様が購入している商品が全体的に割高か割安かがわかります。


③ 投資信託の預り残高上位20銘柄のリスク・リターン

この指標からは、お客様が購入している商品が、全体的にリスクが大きいか小さいかがわかります。


金融庁さんが、各金融機関さんが公表した情報を集計したところ、

19年3月と20年3月では、コストに大きな変動はみられなかったとのことです。(リンク先資料p6より)


各金融機関さんが自社の取り組みを公開!

ここまでは金融庁さんがまとめた情報を見てきましたが、「顧客本位の業務運営に関する原則」の「

1.顧客本位の業務運営に関する方針の策定・公表等」の取り組みとして、各金融機関さんのWEBサイトでも、取組方針を公開されています。


金融庁さんが、各金融機関さんの公表ページのリンク集を作成されているので、これから使いたい銀行、証券会社があったら、事前に調べてから利用してみてもいいかもしれませんね。


「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、取組方針・自主的なKPI・共通KPIの公表を行った金融事業者のリスト(2020年12月末時点)



おわりに

このように、お客様に寄り添った取り組みや方針を日本では「フィデューシャリー・デューティー(Fiduciary duty)」と呼ぶことがあります。(英語の直訳は「受託者の忠実義務」となります♪)


お金の勉強をしていると耳にするきんゆう単語なのでぜひ覚えておいてくださいね。



2019年の女子会の様子。金融庁さんからつみたてNISAについて学びました!



金融庁さんは、金融機関さんのために業務運営の指針を作るだけではなく、「NISA・つみたてNISA」などの仕組みも作られています。


金融ワカラナイ女子にとって、頼りになる存在ですね。


普段の生活ではなかなか目にすることのない、パブリックな情報に触れながらお金の勉強をしていきましょう♪


このレポートを書いた人

編集部/コミュニティマネージャーケイティ

2016年10月に「きんゆう女子。」の女子会に参加したことがきっかけに、2017年4月から参加者から運営側に転身。
女子会に参加するコミュニティメンバーが、いつでも安心して楽しく学べる環境を整えています。
ただいまCFP取得のため勉強中!目標はパラレルワーカーや新しい働き方を実現する女性によりそうファイナンシャルプランナーさん。

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