きんゆう女子。

コラム

世界のきん女。から 〜メキシコ編〜

知子さんは、ボストンでMBA留学中。今回は、メキシコについてコラムが届きました♪

2019.4.22up!

こんにちは!

現在ボストンでMBA留学中の知子です。


留学前は、日系・外資系の資産運用会社で働いていたアラサー金融女子。*


*金融女子=金融ワカル女子

*きんゆう女子=金融ワカラナイ女子


今回は、インターンをしてきたメキシコがどんな所なのかを綴っていきますね♪



MBA夏の思い出

日本からみると中南米は距離があり、少し遠い存在。


でも、アメリカからだと、片道6時間程度のフライトで行ける場所もあり、日本からシンガポールや香港に行くような感じで旅行することができます。


「エマージングマーケットで何かをしてみたい」という思いを持っていた私は、その地の利を生かして、昨年の夏にメキシコシティでインターンをしてきました。

なぜエマージングマーケット?

私は大学卒業後から留学までずっと資産運用会社で勤務しており、

その間ほぼずっと関わっていたのがエマージングマーケットの債券投資。


数年前、日本の投資信託市場では新興国の債券や通貨に投資するファンドが流行った時期があったので、投信に投資されている方々の中には実際にご投資されていたり、聞き覚えがあったりする方もいらっしゃるかと思います。


そういったエマージングマーケットの債券に投資するファンドを運用する側・売る側として、商品企画や、ファンドのオペレーション、マーケティング等々を経験しました。


別に初めからエマージングマーケットが好きだったわけではなく、たまたまとあるエマージングマーケットの国債に投資をするファンドの担当になったことが、私とエマージングマーケットとの出会いでした。


簡単に言ってしまえば、私はエマージングマーケットへの投資は夢がある投資だと思っていて、まだまだこれから成長する国々のダイナミズムや多様性に惹かれています。


先進国では起きないようなことが起きたりと、仕事で苦労させられたこともしばしばありましたが、それも話のネタができてよかったなぁと思えるくらいです(笑)。


こうして、好きこそものの上手なれと、仕事を通じて色々と知識は蓄えられていったものの、

旅行でもあまりエマージングマーケットといわれる国々を訪れたことがなかった私は、「ずっとエマージング関連の仕事をしているのにリアルな経験がないってなんだかなぁ」というモヤモヤした感じを持っていました。


そこで、MBA留学中の夏休みに何をしようかと考えていた時に、思いついたのがエマージングマーケットでのインターンシップでした。


現在通っている学校が提供している学生と企業のマッチングプログラムを利用し、なかなか日本からでは行きづらい中南米の中から、仕事でよく調べものをしたりして馴染みがあったメキシコに行き先を定めました。

*きんゆう単語帳

エマージングマーケット:経済成長が著しい新興国、発展途上国・地域のこと

emerging(台頭する)の意味からきた言葉です。


メキシコシティでの日々


8月は雨期のメキシコシティで約1か月、政府系機関で経済調査のような仕事をしつつ、街中を巡り歩き異文化での暮らしを楽しんだ中から、印象に残っている点をいくつかご紹介します。

*人々
フレンドリーな人が多かった印象です。


宿泊先の警備員のおじいさん(セルジオさん)は毎朝笑顔で話しかけてくれ、近場のスーパーを案内してくれたりしました。インターン先の同僚は、みんな揃ってメキシコシティの見所や歴史的背景などを語ってくれたり、週末の観光に付き合ってくれたり、と優しい人たちに巡り合えた場所でした。


また、インターン先が政府機関だったので少し特殊な環境ではあったのですが、そういったところで働く人々の教育水準の高さには驚きました。ほとんどの人が大学や大学院はアメリカやイギリスなどのトップスクール出身です。



*食べ物

ストリートフードからおしゃれなレストランまで、選択肢が豊富。

そのため、基本的に約1カ月メキシコ料理ばかり食べていましたが、飽きることなく暮らせました。ただ、ストリートフードでの食あたりには要注意です。私はなんともなかったですが、友人はフルーツジュースで食あたりになりました。


そして、特筆すべきメキシコの食文化の一つは昆虫食。


これ、ほんとです。。。( ̄∀ ̄)


バッタのようなものから蟻の卵まで多種多様で、白い豆のように見えた蟻の卵は全く気付かずに食べていました。スープに入っていて全く疑わなかったんです。


また、8・9月にだけ食べられるChile en Nogadaという大きな唐辛子の中にひき肉などを詰めてクリームソースをかけた料理は、時期が合えば試す価値ありです!



*交通事情
地下鉄が街中を走っているのですが、安全性が今一つというのと、オフィスが集積する地区を通っているラインがないなど、使い勝手はあまりよくありません。


また、バスもたくさん街中で見かけるのですが、常にドアが開いていて、バス停でもないところで人が飛び乗ったり飛び降りたりと、観光客にはレベルが高すぎる感じがしました…(笑)ということで、メインの交通手段は徒歩とUberでした。


ただ、通勤ラッシュの渋滞は相当なものです。大雨などで道路状況が悪化した際には、15キロ移動するのに3時間かかったこともありました…。


*美術館・博物館
メキシコシティはまさに美術館・博物館だらけの街です。なんと130を超える美術館や博物館があるらしいです。


私のインターン先は国立宮殿近辺(街の中心部)にあったのですが、そこからも徒歩で行ける美術館がたくさんあり、長―いランチタイム(大体2時間強、しかも午後2-3時頃から…)の合間に美術館巡りをしていました。中でも国立人類学博物館(Museo National de Antropologia)は、とりあえず大きいです。


古代メキシコの遺跡から発掘された展示品が勢ぞろいやベジャス・アルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)は、

夜景がきれいです。中でメキシコの伝統の踊りなどのショーが見ることができます。


チャプルテペック城(Castillo de Chapultepec)は大きなお城で、中はヨーロッパ調の装飾がきれいで且つ街並みが見渡せるテラスがおすすめです。



「リアル」の価値

やはり自分で実際に見たり体験したりという「リアル」の価値は大きく自分の思考や意見に深みを持たせてくれると思っています。


わたしがなぜ仕事をしつつモヤモヤした感じを抱いていたかというと、エマージングマーケット関連の仕事をしている私には、その「リアル」感がなかったからです(最近よく使われる言い方だとフェイクでしょうか…(笑))。


たった1か月であれども、実際に交通インフラを利用して開発状況について考えたり、一緒に働いていた現地の人と、それまで知識として知っていた経済関連のことや政治の状況(ちょうど2018年7月の大統領選後で、政権交代が決まった後の移行時期でした)についてディスカッションしたり。


こうした「リアル」を感じられる体験は、自分の言葉で伝えられることの引き出しや、

今後その経験を踏まえて出来ることの選択肢が増えるという点で貴重だなと思っています。


とりあえずでもやってみるということ、可能性を広げるということ

日常生活とは異なる世界を持つ場所を訪れてみることや、語学や金融を勉強すること、友達やプロフェッショナルのネットワークを作ること、なんでもいいのですが、自分から色々なことにトライしてみることは自分の可能性を広げることにつながると思っています。


アイスクリーム屋さんのフレーバーのように選択肢がたくさんあって、どれを選ぶのか迷っちゃう!というのは楽しい悩みで、自分のキャリアや人生においても色々な可能性があったほうが充実するのではないでしょうか。


ただ、可能性があることとそれを自分がつかんだり、達成したりすることはまた別の話。


自分が選んだことを実現するためには、それに必要なエネルギーやツールを備えていなければなりません。


でもそういったものも色々なことに前向きに取り組んでいればきっとついてくるもので、ある時点で足りないものがあってもその後それを補うようにしていけば良いし、失敗しても軌道修正すればいいと思います。


何かに真剣に取り組むことは自分のパワーアップや楽しみが広がること、さらには自分の自信につながって、無駄になんてならないと思います。


私もチャレンジしたことが自信になっています

例えば、小さい話ですが、私は大学時代に第二外国語(スペイン語)を結構真面目に勉強したので、今でもスペイン語圏に旅行に行くときに便利だし(メキシコシティでも役立ちました!)。


言葉から伝わるそれぞれの地域の雰囲気を楽しめるので、ちゃんと勉強していてよかったなぁ、としみじみ思います。


アメリカの大実業家ビル・ゲイツの名言で、"Most people overestimate what they can do in one year and underestimate what they can do in ten years."(たいていの人は1年でできることを過大評価していて、10年後に達成できることを過小評価している)” というものがあります。


これと通じるものがあるのですが、私のアメリカに来ての学びの一つが、

「なにかにトライする前から自分で出来る・出来ないのボーダーラインをひくのはやめよう」ということです。


結果なんて最初から見えないのは当たり前なので「とりあえずやってみよう!」とポジティブに一歩踏み出せば、きっといつかどこかで良いことが起きるはず!


でもがんばりすぎると疲れてしまうので、たまには自分を少し甘やかしつつも、少しずつでも前進していく。


そんなしなやかな生き方ができたらなぁと思いつつ、また授業に追われる日々に戻ります...。


ここからは、いつも通りに写真で街をご紹介


さて、ここからは、いつも通り写真で街をご紹介していきます。

最初に美術館・博物館めぐりで出会ったものたちを紹介します。



↓こちらはソウマヤ美術館の外観。

メキシコの超大富豪が作った美術館で、見た目だけではなく、数々のモダンアートが楽しめます。




↓たくさんの石像が見られるのですが、その中でもモダンな雰囲気で展示されていたもの。

天を見上げて祈っているのか、何か訴えているのか…。




↓こちらは、メキシコ国立人類学博物館に展示されている「太陽の石」(別名アステカの歴石)。
古代アステカ時代に作られたもので、1790年にメキシコシティで発掘されたそう。本物は結構大きいです。





↓ソウマヤ美術館に展示されているロダンの「接吻」と「三つの影」


「接吻」


「三つの影」



↓メキシコシティの中心であるソカロにある国立宮殿の中には、ディエゴ・リベラの有名な壁画があります。

これは「La historia de Mexico」といって、メキシコの歴史をビビットかつ大胆に描いた作品です。




↓ヨーロッパ風のチャプルテペック宮殿の中には、きれいなステンドグラスがあったり、見晴らしがよくのんびりできるテラスがあったりします。






↓ベジャス・アルテス宮殿は、昼間に見ても夜に見てもきれいです。






メキシコは美味しい♪


次に食です!

メキシコシティはおいしい食べ物がたくさんありました。


写真の真ん中にあるのがチレ・ノガーダという季節限定の伝統料理です。


メキシコシティの食事情に関しては、色々な種類のタコスにトライ出来たり、お肉料理とお魚料理をバランスよく楽しめたりするのがいいところだと思います。


でもちょっとソースがヘビーだったり、チーズや砂糖を多量使いするので、メキシコが肥満大国になる理由もわかる気がします…。




次回もお楽しみに♪

このレポートを書いた人

編集部知子

現在ボストンでMBA留学中の知子です。留学前は日系・外資系の資産運用会社で働いていたアラサー金融女子。ネコとリスク・リターンのバランスがとれた(いわゆるコスパの良い)レストランが好きで、色々な場所をお散歩して回っています。なにか世の中に対して良いことをしたい!というアスピレーションを原動力に、しなやかに自分らしく生きるのが目標です。

〜 #きんゆう女子 〜

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