金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
身近な家計管理から世界経済まで、広い意味での「金融」をテーマに勉強する女子会を開催しています。女子会は、基本少人数制。同世代や同じ目線の方々が、安心して話せる場所になるよう工夫しています。「自分なりの判断基準」を見つけていくお手伝いをしています。
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女子会レポート
こんにちは! きんゆう女子。編集部のまりこ&ケイティです。 自粛要請があり、私たちも3月26日の“温泉ときんゆう”をテーマにした女子会を延期とさせていただきました。 20名のメンバーさんと集まって旅行ともつながりがある金融、楽しみにしていましたが残念です。 でも、切り替えが大事! Zoomというツールを活用して、オンライン女子会を開催しましたので当日の様子をレポートします!
2020.4.3up!
こんにちは!
きんゆう女子。編集部のまりこ&ケイティです。
自粛要請があり、私たちも3月26日の“温泉ときんゆう”をテーマにした女子会を延期とさせていただきました。
20名のメンバーさんと集まって旅行ともつながりのある金融についてお話できることを、楽しみにしていましたが残念です。
でも、切り替えが大事!
ということでZoomというツールを活用して、オンライン女子会を開催しました。
Zoomというオンライン会議ツールを使うと、みなさんがどこにいてもおしゃべり会に参加ができます。
今回は、編集部のわたしたちも自宅からおしゃべり会を開催しました。
Zoomは、オーナー(きんゆう女子。では編集部)から送られてくるリンクをクリックすると、アカウントを作らずに簡単に参加できます。
その時にちょっと難しいなと感じるポイントは「音声」について。
PCのボリュームがOFFになっていて、おしゃべり会の様子が聞こえなかったり、
Zoomでマイクの設定がオフ(ミュート)の状態になっていると、おしゃべり会で発言をしても声が届かなかったりということがあります。
この2点だけチェックすれば、スムーズにおしゃべり会に参加ができます♪
参加をすると、画面にカメラで自分の状況を共有もできますし、状況を共有するのは恥ずかしいなという人は自分で設定したイラストアイコンやニックネームを表示させることもできます。
自宅なので途中でコーヒーを飲んだり、配達が届いたら受け取ったり(笑)とゆるりとリラックスした状態で参加OKです♪
やってみて、オンラインも会ってるくらい楽しかったし資料が画面で見れるから便利でした!
でもたまにはやっぱり直接お会いしたいです♡
オンラインで参加してくださった皆さんは顔馴染みなかたもたくさんいました!
気心の知れたメンバーさんとゆるりと“不動産をみんなで分け合うスタイルの投資サービス”をお勉強しました。
当日使った女子会資料はこちらです♪
もともと勉強予定だったリート(不動産投資信託)について、編集部ケイティがいくつかピックアップ。
また、クラウドファンディングについても調べてメンバさんにシェアしました。
そもそもリートって?
リート(REIT)はReal Estate Investment Trustの略称で、日本語では「不動産投資信託」と呼ばれています。
名前の通り、「不動産」の「投資信託」です。
つみたてNISAで購入できる「投資信託」は基本的に国内・海外の株式や債券から成り立っている金融商品ですが、リートは複数の施設(不動産)から成り立つ金融商品です。
また、施設から運用会社に入ってくる家賃収入をもとに出てくる利益をリートを持っている投資家さんへ分配金として渡します。
リートにも投資先の不動産の種類によってさまざまなリートがあります。
ホテル系:大江戸温泉リート・星野リゾート・リート
倉庫系:三菱地所物流リート
オフィス系:平和不動産リート
商業施設系:イオンリート
地域型(地域の商業施設やオフィスビル、ホテルに投資):福岡リート
リートの投資家としてではなく、消費者として利用しているサービス名もあるのではないでしょうか?
私たちが利用しているサービスの裏側ではリートによって出資されている施設があるのですね。
リートについて知っておきたいこと
リートは上場されているため、運用状況の詳細公開されています。
「リート法人」のWEBサイトから、「IR情報」ページを見てみると、投資家さんに向けた情報があります。
女子会ではメンバーさんと一緒に画面を共有してIR情報の1つ「資産運用報告」を見てみました。
漢字と数字が多く・・・やっぱり難しい!
どこを見たら現状がわかるのか?など抑えるべきポイントをプロから教わりたいねという話でまとまりました。
日本のリート全体の値動きを表す「東証REIT指数」
リートを購入するだけで、複数の施設に分散して投資していることになりますが、
東京証券取引所に上場しているリート全銘柄をそれぞれのリートの時価総額に応じた割合で組入れている「東証REIT指数」というものがあります。
いろんなリートに分散して投資をしたい人は、この「東証REIT指数」に連動するETF(上場投資信託)もあるので、そちらを調べてみるのもいいかもしれません。
リートの次は、クラウドファンディングについてお勉強しました。
クラウドファンディングって?
単語の意味、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」からわかるように、インターネットを利用して不特定多数の人々から少額ずつ資金を募るサービスのことです。
いろいろな運営会社がありますが、大きく「寄付型」と「投資型」のクラウドファンディング運営会社があります。
不動産に寄付・出資をできるクラウドファンディング
「寄付型」のクラウドファンディング「READYFOR 」や「CAMPFIRE」では古民家で宿泊施設やシェアオフィスを作りたい!というプロジェクトなどが掲載されています。
リターンには宿泊券やオフィスの利用無料券などがありました。
投資型の中でも、「不動産」に特化したクラウドファンディング運営会社の「Crowd Realty」や「CREAL」では、リターンが「お金」で戻ってきます。
出資先は「マンション」だけでなく「学校」「保育園」「マンション」などもあります。
面白かったのは、色々な建物のオーナーになれる金融商品化されたリートに対して、
クラウドファンディングについては、実際の建物1つに対してみんなでお金を出し合うという違いです。
クラウドファンディングは保育園をつくるプロジェクトに直接、リートは複数の選ばれた建物たちに分散して、投資するイメージです。
1つの施設に直接出資できる代わりに、分散投資をするために複数の施設を自分で選ぶ必要もあるなと思いました。
忘れずに!高リターンの商品にはリスクがつきもの!
「不動産型」のクラウドファンディングについて、きんゆう女子。学院などでお世話になっている独立系FPの株式会社ウェルスペント 横田 健一さんに聞いてみると、
「不動産型のクラウドファンディング」はまだ金融商品としての歴史が浅く、中には行政指導を受けている運営会社もあるとのこと。
新しい仕組みにはリスクがつきものであることを念頭にスタートするか考えましょう。
(もちろんしっかりと運営している会社もあると思います。)
また、高リターンの商品は裏を返せばリスクが高いということになります。
例えばリターンが予定よりも遅れて戻ってきたり、減額して戻ってくることも。
出資額は、万が一のことがあっても生活に支障がない金額か?ということをしっかりと考えてきましょう。
よく不動産投資と聞くけれど、マンションを買って運営して家賃収入を得るスタイルをイメージしていましたがこういったスタイルで不動産のオーナーになれることがわかりました。
不動産と関わる距離が近いほど、たくさんお金も必要になり、うまくいかないとお金の減る量も多いしうまくいく場合もプラスの量は多いようです。
自分のお財布の身の丈にあうスタイルであることが重要だと思いました!
わたしだったら、今値下がりしているリートが未来に上がっていたらいいなと想像して、最悪なくなってもよい...?とも言い難いですが、5万円くらいで買えるものを考えるかなと思います。
ちょっと勉強すると、色々なきんゆうがある面白い不動産投資信託(リート)や不動産クラウドファンディング。
つみたてNISAなどをまだはじめてない方とかはじめてさんには内容が複雑なので最初は刺激が強めかなと思いました。
いきなり知識なく不動産投資をしようと意気込む人には、むしろ冷静に色々なスタイルを勉強すると、不動産との向き合い方に選択肢の幅が広がりそうですね。
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