きんゆう女子。

毎日を豊かにするために、
ちゃんと"靴"を選んでる…?

今回のきんゆう女子。「わたしを知る」シリーズのテーマは「くつ編」です。編集部のゆりこがお話を聞きに行ったのは「自分の足に合う靴がない」という女性の悩みを解決するオーダーメイドシューズブランド「KiBERA」の福谷社長です。"靴"という細かい部分に気を配ることができているか、正しい靴を選んでいるか「きんゆう」の観点から考えてみました。

足にもお財布にもイタイ「靴の問題」

「女性は靴次第でセクシーにも、可愛らしくも、知的にも、シャイにもなれる」というクリスチャン・ルブタンの言葉通り、女子と靴は切っても切れない関係。つい可愛い靴を見かけると衝動買いしちゃう!なんて人もいるかもしれません。


反対に、ヒールが削れているのも気づかずに履いていたり、合う靴が少なくていつも同じものを履いているという無頓着女子もいたりして!?


「足元を見られる」という言葉通り、ボロボロ・くたくたの靴じゃ恋もお金も逃げてしまいそう…!そんな世界中の女子を悩ませる「靴問題」に、私も直面しておりました。


撮影:きんゆう女子。
取材先のKiBERAの店舗にて。たくさんのコサージュは、シンプルな靴に合わせてアレンジを楽しむことができます。


その靴、わたしの足に合ってる?

わたし、先日引越しをしたのですがそれを機にクローゼットを整理しました。すると出てきたのは、買ったもののイマイチ足に合わず、履かなくなってしまった靴たち。


無駄遣いしてしまった金額を計算すると、思わず目をつぶりたくなりました。(これは捨てるかフリマアプリで売るしかない…涙。)


きんゆう女子。としてはこれ以上無駄遣いしてはイケマセン…。


そんなもやもやしている時に、メンバーからある会社さんを教えていただきました。それは、女性の靴のサイズの悩みを解決する、オーダーメイドシューズブランド「KiBERA」さん。


「KiBERA」さんは、パンプスやスニーカー、レインブーツまで自分にぴったりのシューズがオーダー可能で且つ1万円位〜でリーズナブル。最初に自分の足のサイズを機械で測るので一回計測した後は、ネットからオーダーメイドが可能。買いに行く時間や手間も省けるという新しいブランドです。


自分に合ったサイズが分かるだけでなく、そのままオーダーができるなんて便利!お買い物は好きでも、働く女子にとっては時間を優先したいこともあります。素敵です♪


さらに、そんな靴のブランドを創業した、福谷社長は元野村證券でご活躍だったそう。

そう聞いて、きんゆう女子。としては是非お会いしたい!と思い、取材をオファーさせていただきました。


撮影:きんゆう女子。編集部
福谷社長と記念撮影♪

靴のホントの話!

きんゆう女子。(以下、きん女。):「この前、シューフィッターさんに計測してもらったら、全然思っていたサイズと違ったんです。」


福谷社長:「ある調査によると日本人の40%は自分の足のサイズを勘違いしているそうです。特に「幅広の甲高」だと思い込んでいる人が多いですね。」


きん女。:「なるほど…。私の結果は平均よりも幅狭の薄い足だと言われました。」


福谷社長:「そうでしょう。実際に幅広で甲高の足は日本人の2割しかいないのにね。40%の人は平均より細い足をしているんですよ。これは、靴屋さんが売るための宣伝文句です。」


きん女。:「え!そうなんですか!? なんでみんな勘違いしちゃってるんでしょうね?」


福谷社長:「それはね、靴は足が入らなければ”売れない”けど足さえ入れば”売れる”からなんです。これまでの靴屋さんはお客さんの本当のサイズよりも実はちょっと大き目を売ってきたんです。僕らの親も子供にすぐ成長するからって、大きい靴を履かせてきたよね。だから日本人は自分の足よりも大きな靴に慣れてしまったんです。でもそうすると前に滑って靴に指が当たって外反母趾になってしまうでしょ。」


きん女。:「周りでも外反母趾になやむ子は多いです。でもその原因を「窮屈な靴を履いたから」って言っていたりして」


福谷社長:「逆なのに。(笑)合っていない靴を履く、ということは足が変形するし、体全体に影響する。かといって裸足がいいというわけでもなくて。自分に合った靴を履くほうが健康にいいっていう研究結果もあるぐらいですよ。」


撮影:きんゆう女子。編集部
KiBERAさんのオフィスにも靴がいっぱい。


福谷社長:「それから、ハイヒール履いてたらダメ、と聞くけれどこれも嘘です。ちょっと傾斜があったほうが歩きやすいんです。人によってヒールのセンチも違います。KiBERAのお客様は、どんどん、高いヒールを履くようになります。2足目は7センチのヒールという方も多いです。」


きん女。:「なんだか、刷り込まれたイメージで今まで靴を選んでいた気がします。


金融男子的、靴と投資のルール

きん女。:「話が変わりますが、毎日履く靴はだいたい何足ぐらいを持っていれば良いのでしょうか?」


福谷社長:「僕は5足をローテーションしています。あと、これは意外と思われるかもしれないけれど、靴を修理しながら長く履き続けるのは反対!足に馴染みすぎると、もう変形している証拠。体を支えきれなくなっているんですよね。だから体を守ることを考えたら、靴は買い換えるほうが安上がりだと言えます。」


きん女。:「そうなんですね!わたしは、なかなか合う靴って見つけるのが大変だから気に入るとずーっとそればっかり履き潰しちゃいます!」


福谷社長:「そういう女性のために、お手軽な価格でぴったりの靴を提供したくて"KiBERA"を立ち上げました。買った人の半分近くが1年以内にリピーターとなって戻ってきてくれます。2年以内はさらに2割。自分の足をきちんと計って作った靴は既製品とは違った履き心地なんです。」


きん女。:「合わない靴を買って無駄遣いに後悔!ということもなくなりそうですね。他に自分に合った靴を履くお金のメリットはありますか?」


福谷社長:「確かに、間違ったサイズを買わないというのもありますが、まず女性なら綺麗に見えます。それってとても大事。自分に自信が持てるから仕事もできる。あとは、ちょっと質問から離れてしまうかもしれないけれど、商談の時に相手の方の靴、バッグなどをしっかり見るんです。別にブランド物かどうかじゃなく、ちゃんと綺麗なもの、その人に合っているものを身につけているか、をです。運が悪い人、悪くなっている人ってそういう部分がボロボロなんですよ。」


きん女。:「靴でチャンスを失っちゃう人もいるかもしれませんね。逆に運を味方にしたり。でも、馴染んでいると気に入ってなかなか捨てられなかったり。」


福谷社長:「そう。でも、結構厳しいことを言うけれど、運が向いている人や物を集めること。運を吸い取る人を勇気を持って斬ること。靴もそう。それから、これはPRになってしまうけれど履きながらシェイプアップできる靴を新商品として発売するのですが、履くだけで痩せるチャンスを得られる。(笑)間違いなく靴は"自己投資"して損はないアイテムだと思いますよ。」


撮影:きんゆう女子。編集部
ずらりと並んだ綺麗な靴。どれも合わせやすく、履きやすい。

撮影:きんゆう女子。編集部
今一番のおすすめは、このダイエットシューズ。何もしないで骨盤矯正になる。インナーマッスルを鍛えてくれる。


きん女。:「そんな、福谷社長、元野村證券でご活躍と伺いました。お金や投資についてどんな「軸」を持っていますか?ルールなどありましたら教えて下さい。


福谷社長:「仕事は一番のギャンブルです。(断言!)この事業の成功より良い投資はないと信じているので、株とか他は一切辞めました。昔は鬼のようにフル稼働して信用・先物取引してガンガン投資していたけれど。(笑)本業が片手間になってくるので、デイトレードやFXって何が残るんだろう?と思ったんです。仕事が片手間になるというだけでなく、運も同じ、勝った分だけ負けるんです。トレードで運を使ってしまうと他で勝てなくなる。だからルールとしては例えば、何か当たります!というような小さいことに運は使わないようにしています。大きな勝負で勝てるよう、運を大事に使っています。」


きん女。:「なんだか、心にぐさりときました。しっかりメモしておきます!!」


福谷社長のお話を伺って、靴について勉強になっただけなく、金融の哲学を垣間見ました。


自分に合った靴をオーダーしてみました♪

その後、KiBERAで実際に足のサイズを測って靴をオーダーしてみたくなりました。

いざ銀座へ。



撮影:きんゆう女子。
銀座コアにある、KiBERAさんに行ってまいりました。


お店に入ると、シューフィッターさんが、360度足のサイズを最先端の機械で測ってくれます。その後、足の形やサイズが正確に算出されました。


撮影:きんゆう女子。


両足で3mmの差がありました。

実は大人になってから自分の足のサイズって測ったことがありませんでした。


撮影:きんゆう女子。


いよいよ靴選び。いろんなデザインが合って悩む〜。

でもまずは持っていない色を選択。ピンクベージュです。



撮影:きんゆう女子。
私の足のサイズが登録された会員カードが発行されました。


この会員カードで、いつでも自宅からインターネットで靴のオーダーが可能になりました。


会員限定のSALEもあるのだとか!ちょっとリッチな靴も持っていたいけど、普段使いの靴はもう全部「KiBERA」にしちゃおうかな♪


撮影:きんゆう女子。
届いた靴。エナメルが綺麗。ヒール部分はスウェードのような素材。


実際に履いてみると、想像以上にぴったり!むしろきつい?と思うくらい。でも歩いてみると、靴が足から抜けることなく歩きやすいです。


靴は、毎日欠かさず使うアイテムだからこそきちんと”自己投資”したい部分だと思いました。


取材を終えて

今回は、靴をテーマに「わたしを知る」ことを考えてみました。そして、KiBERAの福谷社長に靴と金融について、伺いました。


印象的だったのは、この部分。


「みんな、人生かけて仕事をしているのにそれが自分に合っているのか考えていますか?将来その会社が成長するのかワカラナイのは、それが最大のギャンプルです。投資は、個人資産を大きくする可能性があるけれど、メインの仕事がうまくいってないのに投資に逃げ込んではいけないと思います。天才たちが金融工学を突き詰めて勝ち続けているので、それを仕事にしている人には勝てません。まずは、仕事を一生懸命やること。」


靴も、仕事も慣れ親しんでいるとなかなか捨てられないことも。

捨てるかどうかも含め「わたしをきちんと知る」ことで、どういう判断・決断をすればいいか、見えてくると思いました。



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