金融ワカラナイ女子による、
ワカラナイ女子のための金融コミュニティ
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コラム
知子さんは、ボストンでMBA留学中。今回は、バルセロナについてコラムが届きました♪
2019.1.22up!
こんにちは!現在ボストンでMBA留学中の知子です。
留学前は、日系・外資系の資産運用会社で働いていたアラサー金融女子。*
*金融女子=金融ワカル女子
*きんゆう女子=金融ワカラナイ女子
今回は【バルセロナとサッカー】を写真で紹介しながら、バルセロナどんな所なのかを綴っていきますね♪
バルセロナのガウディの建築の数々や、フラメンコ、
闘牛など有名なものは多々あるかと思いますが、私の頭に一番に浮かんでくるものは「サッカー」です。
そして、サッカーを通じてスペイン好きとなり、
なんと今年はサンセバスティアンとバルセロナに行ってきました!
両親の影響で海外サッカー観戦オタクと化していた中学・高校時代。
特に好きだったのがスペインのサッカーリーグであるリーガ・エスパニョーラでした。
お気に入りのクラブはバレンシアとバルセロナで、試合やダイジェスト番組を見たり、
雑誌を読んだりすることを通じて、自然とそれぞれのチームやそのチームがある地域の歴史や
文化についても知るようになりました。
例えば、有名どころではバルセロナと首都のマドリードのクラブであるレアル・マドリードのライバル関係。
これには、カタルーニャ地方の独立問題
(2017年のカタルーニャ独立を争点とする住民投票のニュースが記憶に新しいと思います)が根本にあります。
また、サッカーはワールドワイドなスポーツであるため、スペインだけではなく他の欧州諸国やアフリカ、
南米各国に関しても少しずつ知識が増えていきました、
こうしてサッカーは私の海外に対する興味・好奇心のドアを開くことになりました。
MBA(経営学修士号)の存在を知ったのも、サッカーを通じてでした。
とあるセリエA(イタリアのサッカー一部リーグ)の名門クラブのジェネラルマネージャー
(GM、監督や選手のスカウト・契約締結からマーケティングまで、
チーム運営を取り仕切るクラブ経営の要となるポジション)のドキュメンタリーを見ていた時。
「このGMの人がやっているように、サッカークラブの経営がしたい!」と
横で一緒にテレビを見ていた父親に話したところ、「経営学を学ぶ大学院があるんだよ」と教えてくれたのが、
MBAとの出会いでした。その時からしばらく、将来はMBAに行くんだと言っていたのを覚えています。
そこから紆余曲折経て、結果的に高校生の時に立てたMBA留学をするという目標(?)を達成し、
今に至っています。
MBAの取得は、アメリカではキャリアパスの一つとして確立されている一方、
日本では認知度もそこまで高くないため、十代のころに海外MBAに行くことを意識して
実際に留学した人は少数派でしょう…。
私自身もしばらくMBAの価値、特に費用対効果に懐疑的だった時期もありました。
実際に留学してからは、自分にとってはそれだけの価値はあったかなと思っています
(卒業まであと半年とはなんともさみしいものです)。
どこにその価値を見出しているかというと、自分とは全く違う経験や文化的バックグラウンドを持つ人や
際立った才能を持つ人など、色々な人に出会うことによって、
自分はまだまだだなぁー頑張らなければ、と刺激を受けられる点でしょうか。
海外サッカーを通じてスペインから頭の中で広がっていった私の世界が、
少しリアルになった経験だと思っています。
海外留学に加えて、金融業界で働くというのも新しいモノ好きで
広い世界に憧れる私にとっては良い選択だったと思っています。
大学でたまたま入ったのが金融のゼミだったことからなんとなく金融の道に進み始めたので、
何か理路整然としたロジックがあったわけではありませんが…。
私は金融の中でも比較的ニッチな資産運用業界にずっといるので、
その観点からになるのですが、私にとっての金融の面白みは大きく分けて二つあります。
一つ目は、毎日マーケットは変わるので、新たな学びがたくさんあること。
とにかく飽きないです。
二つ目は、金融市場の動きを通じて、経済の色々な仕組みやグローバルな経済の連関を
理解できるようになること。金融市場というレンズを通して、
世の中で起きていることの原因やその影響について自分なりに考えられるようになります。
(これは自分の資産運用にも役立ちます!)
私にとってはサッカーと金融でしたが、食でもファッションでも何でも、
今の世の中何か自分の好きなことを通じてグローバルな視点を養うのは昔に比べて簡単になっています。
そして、より広い視野を持つことは、より多くの自分にとって
プラスになる機会に出会えることにつながります(と信じています)。
世の中にはまだまだ自分の知らない面白いことがあるはずで、
気づかないだけで終わってしまうのはもったいない。
これからも、好きな場所、好きなことから、自分の世界を少しずつ広げていきたいものです。
最後に、私が気に入っているバルセロナともうひとつ、バレンシアの写真をシェアします。
◆バルセロナ
バルセロナといえば、ガウディの建築の数々が有名。
◆カサ・ミラやカサ・バトリョ
曲線と光の取り入れ方が特徴的。
◆サグラダ・ファミリア
最も有名なのはいまだ完成していないサグラダ・ファミリアでしょう。
見る角度によって建物の表情が異なっていて興味深いです。
サグラダ・ファミリアの中はまるで森の中にいるかのようなデザインで、草木や花のモチーフが見て取れます。また、壁一面のステンドグラスも圧巻です!
◆グエル公園
写真のように動物をモチーフとしたものもちらほら見つかります。ガウディの自然への敬愛の表れでしょう。
ガウディの建築物以外では、カテドラル(正式にはサンタエウラリア大聖堂、左)やマーケット(中、右)も見どころです。
さて、バルセロナといえば、いよいよサッカーです!
クラシコというバルセロナ対レアルマドリードの伝統の一戦を見に行ってきました。
入り口で記念撮影している人を横目に中に入ると、試合前のスタジアムはこんな感じでした。
試合の間の熱気はものすごかったです。
◆バレンシア
マドリードとバルセロナに次いでスペイン第3の都市であるバレンシア。
この地のサッカークラブが私の中高生時代のお気に入りでした。そのクラブのスタジアムがこちら。
バルセロナのホームスタジアムである先ほどのカンプ・ノウに比べると規模は小さいものの、雰囲気のよいスタジアムでした。
そして、バレンシアはパエリア発祥の地とも言われています!
バレンシアで定番のタイプがこちらだそう。
次回は、メキシコについて書きたいと思います。
お楽しみに!
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