こちらの素敵なお方が…？？

アーロン・レヴィ Box Inc.共同創業者 CEO

　　　 　　　

1985年生まれ。大学在学中の2005年に、もう1人の共同創業者であるDylan Smith（ディラン・スミス）とBoxを創業。競合に大企業がひしめく「法人向けクラウドストレージサービス」事業で急成長を遂げ、2015年1月にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場。Boxは現在、最も早いスピードで成長している企業の1つ。 

参加したイベントにゲストでいらっしゃっていた起業家です。

スーツにスニーカーというスタイルは、どこにいっても変わらないようです。素敵ですね。

この時代に、どういう新しいビジネスが生み出されるのか？

「ビジネスに関して大きなトレンドが席巻している。ビジネスの変化はあらゆるところに現れている。」

アーロン氏は、そのように語っていました。

イベントでは、ここ10年で生まれてきた新しいビジネスについて成功した理由とともに分かりやすく説明してくれました。

OLでも、知っておくべき世界のIT会社6つ！

１）Airbnbは、6年前なのですが、現在大手ホテルチェーンの部屋数の合計より多くの部屋を提供するサービスに成長しました。

最も大きなホスピタリティ会社になっていますね。

２）23andMEでは、唾液を送ると疾病の傾向などがわかる遺伝子情報を分析する会社です。

多くの医療機関よりデータを持つ会社になりました。

３）2014年にNestという会社は、Googleに買収され話題になりました。

サーモスタットと火災報知機といった一見地味な製品ですが、携帯電話を通じてコントロールすることができる点が評価され、Googleが約32億ドルで買収されたそうです。デザインも評価されたとか・・・。

４）Teslaというのは、自動車メーカーで、小さな起業家が始めたので、前例・証明のない電気自動車だったので、流行らないと言っていました。

でも、ドアハンドルなど細部のデザインにもこだわり、フェラーリより早くポルシェより安いというくらい走りにもこだわりました。それがお客様に評価されて大きく成長しました。

５）決済システムを提供するStripeは、2名の兄弟が始めた会社で、paypalに対して足りない点を見つけシンプルにしたため伸びました。

５）Netflixは、会員制動画サイトで、放送局を持っていないのにたくさんの番組を提供しています。1998年にDVD宅配サービスとして始まりました。

これらビジネスの共通項は過去10年以内にスタートしているIT会社だということです。

スタートアップ企業はレガシーもなく、荷物もないので足を引っ張られることもないので、遅い企業に対して、スピードを持って展開をすることができるのが特徴だそうです。

IT会社のスタートアップが有利な点とは？

・インターネットのおかげで、インフラがなくても30億人へリーチすることができる

20年前は、配信が大きな課題でしたが、誰かがアプリを作ったら物理的には今は世界中に配信ができるという状況です。

・無限のシステム、クラウドをスタートアップでも安価に持つことができる

大企業はインフラ・テクノロジーに費やすお金を持っているので、メリットを持っていたが、今はスタートアップにとって安価または無料で活用できるツールが溢れています。

web作成、決済システムだって、個人でも無料で使えるサービスがあるほどです。

・インターネットのスピードを止めることはできない、どんどん広がっていく世の中

これは説明するまでもありません。Twitterを使えばリアルタイムで今の世の中を把握することができます。

・機械も、オンデマンドで作ることができる

昔は、自社でものづくり力をもっていたのでアドバンテージがあった会社も今は外注で解決することができます。

そしてその機械を作る資金も、クラウドファンディング（こちらの記事で詳しく！）で調達することも可能です。

⭐️IT用語をちょっと勉強⭐️

オンデマンドって？

”オンデマンドとは、ユーザの要求があった際に、その要求に応じてサービスを提供する事を言う。 ブラウザなどを通じてユーザのリクエストに応じて、テキストや画像などのコンテンツを配信しているインターネット上の多くのデータ配信は、オンデマンド方式といえる。”

時代に取り残されるな、ハザマ世代な女子たち！

いろんなことがインターネットで解決された時期を考えると、普通に生きていた私たち30代前後の女子は、ちょうどハザマの世代だと思います。

高校生からやっと携帯を使い始め、大学生からスマートフォンが普及し始めて…

いつのまにかいろんなものがインターネット化されてきますね。

だから、ちゃんとアンテナを張っていないと、ちょっとぼ〜っとしていると時代に取り残されてしまいそうです。

今回のイベントで、30歳のアーロン氏は、日本の多くのビジネスマンに今の時代の流れと、起業家精神を教えてくれました。

副業しようかな、どうやってお金を増やそう〜！？とふわふわ考えている、きんゆう女子。にとって大変刺激になるイベントでした。