ゆとりができたら見えてきた、
私なりの復興支援。
〜 岩手久慈市 北限海女の里 〜
8年前の震災時、私はまだ中学生だった。
そのときは何ができるかわからなかったけれど生活にゆとりができたら見えてきた!
member3:すみれさん
お仕事:オペレーターのお仕事をしています。就職を機に上京して2年がたちました。
金融について関心のあること:日本のことだけではなく、経済国家アメリカの金融にも興味があります。
好きなもの:47都道府県の美味しいものを食べること♪
この日の私のお財布の中身♪
前日:わくわくしながらの事前準備もキャッシュレス
初めての国内ひとり旅。
今回のテーマは、復興支援を考えること。
あとは、実はひとり旅が初めてなので自分の中でちょっと挑戦するということ。
旅行前日、わくわくしながら準備を進めます。
見知らぬ土地への一人旅に冒険心がくすぐられます。
遠足の前日に500円までと決めてお菓子を買ったこととか
小さい時のこと思い出しました。
普段、新幹線に乗る機会もあんまりない私。
久慈は初めて行く場所だしちょっと不安もある。
1人で乗り継ぎできるかなぁ〜
用意した現金で足りるかな〜・・・・
アクティブに過ごしたいと思って何かの時のために絆創膏を買ったり、
身軽に旅ができるようPayPayとかSuicaにチャージしたりして旅に備えます。
1日目:東北・北海道新幹線 はやぶさで岩手県 久慈へ出発♪
AUGUST 3th
Saturday 10:00 a.m.
いざ、出発です。
東京駅の駅弁屋さんではキャッシュレス専用レジを発見。
すごく混んでたけど、私はキャッシュレスコーナーでサクッと購入。
現金専用コーナーより並んでいる人が少なく、3分程度でお店を出れました。
サインレスだし荷物も多かったので本当にスムーズでした。
新幹線に乗り込んで、ウニのお弁当をいただきます。
乗り物の中のお弁当って最高!
ウニ、すきです♡
今回の目的地、久慈と”私”について。
岩手県の北東部・太平洋に面した町、
久慈はNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の舞台となったことから、
全国的にその名を知られるように。
ドラマの影響ではないけれど、私にとって久慈はちょっと身近。
親しい友達が久慈のことを教えてくれたからです。
久慈には、岩手県二戸駅を経由してバスで向かいます。
バスに乗り換え、揺られること70分。
昔ながらの運賃箱にほっこり懐かしい気持ちに。
途中の停車駅はないので、
全員がノンストップで久慈まで乗車します。
今日は翌日に備えてゆっくり過ごそう。
宿泊先は現地の知り合いのお家へ
お邪魔したお家は本当にのどかな場所で・・・!
お金を下ろすにも地方銀行はもってないし、
手元の現金が頼みの綱かも...!(苦笑)
2日目につづく・・・♪
2日目:二戸広域観光物産センター「カシオペアメッセ・なにゃーと」
AUGUST 4th
Sunday 9:00 a.m.
翌朝、コンビニで買った朝ごはんを食べて街に繰り出します。
街でいきなり面白いお土産屋さんを見つけてしまい入ってみました。
“カシオペアメッセ・なにゃーと”
お店の名前のインパクト、すごいです。
地元の二戸のほかにも、岩手・青森・秋田のたくさんの特産品がずらり。
会社へのお土産はここで買おうかな。
同じフロアの人に渡したいから大き目のお菓子をチョイス!
ここでは、スマホ決済で。
ドラマ「あまちゃん」の舞台、北限海女の里に到着♪
AUGUST 4th
Sunday about 11:00 a.m.
久慈駅から北限海女の里(小袖海岸)まではタクシーで移動です。
移動距離が長いので、スマホ決済で支払えると、
お財布の中身を気にしなくて良いのが安心。
タクシーのおじさんとの会話も弾みます!
現地の方との交流も、ひとり旅の醍醐味ですね。
「北限の海女の里」は、
朝の連続ドラマ「あまちゃん」で有名になった場所。
北限の海女さんは、
久慈市の小袖海岸で活躍している海女さんのことです。
ここで少し私のお話も。
8年前の東日本大震災の日、
わたしは神戸に住んでいて中学生でした。
正直、どこか知らない国で起きた出来事のように感じていました...。
上京してから偶然、岩手県出身の方と知り合い、
久慈のことを知りました。
震災の影響でシンボルだったウニが激減してしまい、
海女さんの衣装などを展示する小袖海女センターも
跡形もなく流されてしまったと聞きました。
当時は、年々観光客が増えていて、
まさに”これから”という時だったそう。
私に何ができるかな?
中学生の時には思いつかなかったけれど、
ぼんやりとですが、大人になってゆとりができて思うこと。
また、このエリアが元気になっていくことを応援していきたいな。
そんな思いで今、旅に来ています。
この日は北限の海女フェスティバルが開催されていました。
海女と地域が一体となった一大フェスティバルです。
海女のウニ素潜り実演のほか、ウニ採り名人戦、郷土芸能披露など、
いろいろな催しが行われていました。
また、ウニやホヤなど新鮮な魚介の即売も!
たくさんの方が集まっていました。
そしてみなさん、とても明るくて。
自分が考えている以上に前向きでした。
フェスティバル会場のオープニングステージでは、
地元の小学生によるよさこいソーランがお披露目されていました。
子供の元気にはとてもパワーがあります。
北限の海女フェスティバルでの支払いは現金のみ。
スマートなキャッシュレス旅を目指したいところですが、
食べたいものは食べる。(笑)
新鮮な海の幸を使用した甘~い雲丹や海鮮を堪能しました。
『うん、おいしいっ!!!!』
海女さんの素潜りを見学
AUGUST 4th
Sunday about 13:20 p.m.
海女のはじまりは明治時代の初頭くらいなんだそう。
遠くの漁業が発展してきて、海の男たちは何日も家を空けることが多かった時代です。
そんな時に女性たちは、海に出てアワビやウニ、
ワカメなどの自分で採った海産物を売っていたそうです。
誰かに教わったりするのではなく、
自ら潜水の技術を身につけていったそうです。
女性はいつの時代でも、自ら切り拓いていく生き物なのでしょうか✨
大津波でも無事だった夫婦岩。
AUGUST 4th
Sunday about 14:45 p.m.
夫婦岩は、小袖漁港にある海底火山が噴火してできた岩。
近くで見ると迫力がすごい...ゴツゴツしてる。
奥が男岩で、手前が女岩。
二つの岩を結ぶ綱は、震災の大津波でも切れなかったそうです。
50円、お賽銭をいれました。
久しぶりに小銭に触れたような気がします。
次に北限海女の里に来た時には、
もっともっと成長した自分になっていたいな、と願いを込めて。
旅の終わりはちょっとさみしい
AUGUST 4th
Sunday about 17:00 p.m.
帰りは久慈の景色を眺めながらのんびりバスで。
バスの広告にPayPay発見。
東京だとバスはSuicaな私。
都心に比べて現金率が高いことは想定していて、
キャッシュレスな場所が見つかったらラッキーくらいでいたのでこれには驚きました。
復興支援も兼ねて行った、はじめての一人国内旅行。
初めて会った人に助けてもらったり、優しくしてもらったりして
逆に私が元気をもらいました。
ひとり旅だけど、ひとりじゃないような・・・
思いやりに触れた時間でした。
完全なキャッシュレス旅、と言えるかどうかまではちょっと微妙だけど
キャッシュレスかどうか、街やお店を見ることで、
街にも社会の動きが届いていて、ちゃんとお金がまわっているんだと実感しました。
きっとそれって魅力溢れるこの街が、以前よりもっと前向きに戻ったり
新しく芽吹いたりして元気になってきているということだと思います。
感じた不安や挑戦するワクワク感も、一歩踏み出してみないとわからない。
たった1泊でしたが、ちょっと自信がつきました。
キャッシュレス旅、便利なお店リスト
旅行先でキャッシュレスなお店を探すときには、PayPayアプリの地図で♪
旅の準備に。
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*ウェルシア
https://stores.welcia.co.jp/ -
*東京駅の駅弁「駅弁屋」
https://www.tokyoinfo.com/shop/mall/ekibenyamatsuri/ 次回はこんなのを試してみたい♪
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* スマホで事前注文して受け取れるアプリ
https://ekibenya.oderapp.jp/#/ お土産もキャッシュレスで!
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*二戸広域観光物産センター「カシオペアメッセ・なにゃーと」
https://nanyato-bussan.jp/ 移動もキャッシュレスでお釣り知らず。
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*岩手県北バスグループ
http://www.michinori.co.jp/group/index.html -
*盛岡タクシー
https://morioka-taxi.com/news/paypay-start/
※掲載内容は2019年8月4日(日)時点の情報に基づきます。
情報は、変更になる場合がございますので、ご利用の際は事前にご確認ください。